エンジンチェックランプ(警告灯)って何?
写真の様な黄色いエンジンの絵がエンジンチェックランプ(警告灯)で、簡単に言うとエンジンに問題が生じている事を示すもので最悪エンジンブローに繋がる事もあります。
走行中エンジンチェックランプが点灯したときは、慌てず安全な場所に車を停車させて
新しい車なのにエンジンチェックランプが点灯するはOBD2
エンジンチェックランプが点灯する原因は様々ありますが、比較的新しい自動車でエンジンチェックランプが点灯する多くの原因としてOBD2に何かを繋いでいる時の接触不良が原因で点灯する事が多いようです。
例えばレーダー探知機をOBD2に繋いでいる場合等。
OBD2ソケットは車のコンピューターを診断したりプログラムを更新するのに使うのだが電源も通っているのでここで接触不良すると高い電圧がコンピューターチップに飛びバグを生じさせてしまうという事に。
みんカラにOBD2絡みのエンジンチェックランプ点灯報告が多く上がっているので参照してみると良いと思います。
エンジンチェックランプが点灯する原因
エンジンチェックランプが点灯する原因は次のセンサーから異常を受け取ると点灯します。
- エアフロセンサー(吸気系)
- OS2センサー(触媒)
- イグニッションセンサー(点火系)
- カム・クランク角度センサー(エンジン内部)
- アクセル開度センサー(電スロ系)
- ブーストセンサー *ターボ車限定
- メーターセンサー(回転数・速度・水温・燃料)
- バッテリーセンサー
- トランスミッションセンサー(AT・CVT)
エンジンチェックランプが点灯すると何れかからのセンサーから異常を受け取っている事になるのだが、自分では判断できないのでディーラーか自動車整備工場で点検してもらう必要があります。
次の事も点灯する原因の一つ
- OBD2に何か接続している(接触不良)
- フラッシュエディタを使用している(バグによる問題)
- 二次エア・エアインテーク以外からの吸気(エアフロセンサー)
- マフラー・キャタライザーを装着している(O2センサー)
- スロコンを装着している(アクセル開度センサー)
- 後付クルーズコントロールを装着(アクセル開度センサーか接触不良)
- エンスト時
エンジン始動せずイグニッションをONにしたときまたはエンストすると警告灯全点灯します。
自分でエンジンチェックランプが点灯する原因を調べる事もできる
OBD2ソケットを持つ現代の車なら「ELM327」と言うスマートフォンと車を接続するアダプターが1500円程度で販売されていて「Torque Pro」と言うアプリを使ってエンジンチェックランプが点灯する原因を自分で調べる事ができます。
https://minkara.carview.co.jp/userid/507493/blog/29103715/
エンジンチェックランプを消す方法
基本的にディーラーまたは整備工場へ車を持っていき、コンピューター診断しエラーを調べてもらい消去する流れですが
明らかにバグの可能性が高くエンジンが故障する心当たりのある改造等は行っていないが点灯してしまった場合は、エンジンを切って1時間程放置してみると消えている事があります。
フラッシュエディタを使っているならECUの上書きか一旦ノーマル戻し。
バッテリーのマイナス側を10分外してECUの初期化。
またはELM327をOBD2に繋いでTorque Proアプリを使ってエラーを消去しチェックランプを消す事ができる。
https://minkara.carview.co.jp/userid/977805/blog/29467315/
エンジンチェックランプ点灯 運転していても大丈夫?
エンジンチェックランプが点灯するとセーフモードに入り運転継続は可能ですがO2センサー異常だと火災に繋がる恐れがあるのでなるべく早めに自動車を安全な場所に停車させて
何か焦げ臭くないか等を確認してください。
セーフモードは自動車のECU(コンピューター)が自動的に大きなマージンを取る様に切り替わるので、走ることは走るがアクセルを踏んでももっさりとした感じにしか走らない。
しかし、こんな事例も
スバル車の場合センター液晶に「S」が点滅しセーフモードに切り替わった事をお知らせしてくれます。