車を買ったら次に気になるのがタイヤの寿命。新車からだいたい何年持つのかが気になる所。
タイヤ寿命概要
基本的に新車に装着されている純正タイヤは意外と性能がよくてグリップ力も高く(スリップし難い)タイヤコンパウンドも長持ち。
寿命の目安は自動車の扱い方と空気圧に後はこまめにローテーション(前後のタイヤを入れ替える、1年点検時にお願いすれば無料で行って頂ける場合もあるのでご参考までに。)を行っているかどうかにもよりますがだいたい「5~6年が限度」(同じタイヤで車検2回通るだろう)だと言われてます。
ダンロップ(タイヤメーカー)公式説明には使用開始から5年経過している場合タイヤ専門店で要点検と説明されている。
ダンロップ タイヤの点検について
http://tyre.dunlop.co.jp/tyre/products/tyrecheck/check.html
タイヤローテーションを手抜きするとフロント側の外側だけ摩耗してしまって結果的にフロント2本だけ早く交換しなければならなくなる場合もあります。
ローテーションしないとフロント側の外側だけこのように外側だけ溝が無くなる。
タイヤ交換の時期
目安は一般的にスリップサインが出てきたら交換時期ですが、ひび割れや傷それに変形が見られるなら即時交換しなくてはならない。
タイヤの溝にブロックの様な形をしたものがあるのですがそれが路面と接地する状態だと交換しなければならない。
別のタイヤのスリップサイン。このタイヤは外側の溝が無いので基本的に交換しなければならない。
ひび割れ。経年劣化や保管状態が悪いとひび割れします。危ないので即時交換。
ピンチカット。タイヤに強い衝撃が加わり(車止めに強く当てたり、破損した道路の段差、落下物を踏んでしまった等)タイヤを構築しているワイヤーが破損し一部変形している状態。走行中に破裂する恐れがあるので即時交換。
パンク。釘やネジ、その他金属類が刺さってしまっている場合は交換する必要は無く最寄りのタイヤ取扱店やガソリンスタンドもしくは車両用品取扱いショップ等で修理の上継続利用可能です。
タイヤ寿命走行距離の目安
タイヤの寿命目安となる走行距離に付きましては色々あります。車両重量、運用状態(何時も定員の人数を乗せて走る)等など。
例えば雨の日ばかり自動車に乗るのなら殆どタイヤはほぼ磨耗しないので走行距離的には乾いた道路を走るタイヤの倍以上の走行距離まで寿命は長くなると思われる。
1.3トン前後のある自動車で急加速急停車を繰り返す様な乗り方なら10,000kmで交換。
しかしながら800kg前後の軽量な自動車なら同じように走っても30,000km乗っても全くタイヤは減らないと言う現象もあります。
走行条件によっては走行距離の目安は異なります。
私が体験したタイヤ交換しなければならない走行距離目安
10数年乗っていたトヨタエスティマのタイヤは新車時から走行距離約30,000kmで5年(純正タイヤで二度車検を通した)持ちました。
二度装着したことの有るポテンツァRE11は10,000km持たなかった。
ポテンツァRE050Aは約15,000km前後で交換目安となるスリップサインが出た。
タイヤの交換は何処へ依頼するのか
基本的にディーラへ交換する事になるのですがディーラでのタイヤ交換は料金がとても高いです。理由はタイヤ交換設備を持っているディーラが少なく、タイヤ交換やメンテナンス(ホイールアライメント等)は他の自動車向上へ委託する事が殆ど。
一般的には皆さん自動車用品量販店でタイヤ交換する事が多いと思われますので、例えばオートバックスで店員様にてタイヤの種類を相談されてから見積もりを出してもらってタイヤの交換と言う流れ。
ディーラもしくは自動車用品量販店で交換した方がもしも万が一タイヤに不具合が発生したらクレームも言い易いし安心だと思われます。
もっと安くタイヤ交換するならネット通販で比較的安いタイヤを購入の上、持ち込み交換をして頂くのが一番コストを安くできます。
ネット通販ならフェデラル、ナンカン、トライアングル等のアジアンタイヤが安くてお勧めです。
写真はトライアングル製のTR968です。245/40R18タイヤサイズ1本の値段は約5,000円。
タイヤの持ち込み交換の店舗を調べるにはGoogle検索で「タイヤ持ち込み交換」で調べて頂く事で検索地域で最寄りの店舗を調べる事ができる。
タイヤサイズの調べ方
ネット通販でタイヤを購入する際に、純正タイヤサイズを元に自己責任で購入しなければならないが恐らく以下の事を自分の車でお調べ頂くとサイズ間違え無く購入する事ができます。
タイヤサイズを調べるにはタイヤのサイドウォールを調べるのともうひとつ。
運転席横のBピラー下辺りにタイヤの規定空気圧とサイズが書かれた表が貼り付けしてありますのでご確認頂けます。
タイヤサイズの右横に記載されているのはタイヤの規定空気圧です。