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長時間ドラレコに駐車監視録画をさせる事ができる「Carpuride Dash Cam Hardware Kit」を取り付けてみた

取付簡単バッテリーから常時電源供給できるハーネス

車のいたずら防止や当て逃げ対策にドライブレコーダーで長時間録画できる方法は無いかと相談を受けたので、車のバッテリー電源から常時電源を供給する事ができるハーネス「Carpuride Dash Cam Hardware Kit」を買って、希望の対策が可能かどうかを検証してみました。

取り付けは非常に簡単で、車のヒューズの割り込みさせるだけで常時電源を取り出すことができる。ちなみにスバル車WRX-VAB型はシートヒーターヒューズから電源を取ることができました。

Carpuride Dash Cam Hardware Kit

ドラレコの電源差し込みがミニUSBなら対応可能

まず「Carpuride Dash Cam Hardware Kit」の電源ソケット形状はミニUSBです。通常のドライブレコーダーは概ねミニUSBだと思いますが、もしこの記事をお読みいただいて取り付けしてみようと思われる人は念の為、手持ちのドライブレコーダーの電源ソケット形状をご確認下さい。

因みにユピテルのドライブレコーダーは「Carpuride Dash Cam Hardware Kit」で動作しました

ミニUSB電源ソケット形状。

ミニUSB電源差し込み形状。

Carpuride Dash Cam Hardware Kitを繋いでバッテリーは上がらないの?

エンジンが停止していてもバッテリーからドライブレコーダーの電源を常時供給を行うので、バッテリーは下手をすると上がります。

Carpuride Dash Cam Hardware Kitには低電圧保護機能があり12V電源(普通車)の場合であれば11.6Vよりも電圧が低下したら自動的に電源供給OFFになる機能があります(24Vの場合は23.2V以下で電源供給カット)。

バッテリーあがり的な目安としては私がこの「Carpuride Dash Cam Hardware Kit」を使ってドラレコに約4時間駐車監視録画をさせていたら12.0Vまで低下していました詳しくは「ドラレコ・駐車監視させる方法 レヴォーグ・WRX(VM・VA共通) 常時電源供給ハーネス取り付けレビュー」。

バッテリーが健康な状態なら夏場は一晩程度は問題ないが冬場等は一晩録画させているとバッテリーあがりに繋がる恐れもあります

バッテリーあがりが心配であれば、ドライブレコーダーメーカーが販売している駐車監視モード用のハーネスをご用意頂くのが良いかもしれない。メーカー製品は少し高いですが、電圧監視をきめ細かく設定できる製品もあります。

スバル車に取り付け

今回Carpuride Dash Cam Hardware Kitをスバル車に取り付けてみました。

取り付ける車種はWRX-VAB型ですがVM系レヴォーグやVAG型のS4も同じ手順で取り付け可能です。

但し、同じ位置(シートヒーター)に取り付ける方でシートヒーターを使っている方はCarpuride Dash Cam Hardware Kitのヒューズが5Aなので切れてしまう恐れがあるので念の為(もともとの15Aへ交換しても良いのかは不明、メーカーへ問い合わせお願い致します)。

スバルマニュアルより。17がシートヒーターなのですが、1番のリアフォグ(ほとんど使わないし切れても支障は無い)も常時電源供給ヒューズのはずなのでそちらを選んでも良いかもしれない。今回は17番ヒューズ(シートヒーター)を差し替えました。

ヒューズはラジオペンチなので引っこ抜く事ができますし、エンジンルームのヒューズボックスにヒューズ外しクリップのようなものがあるのでそれを使って引っこ抜いて「Carpuride Dash Cam Hardware Kit」の合うハーネスを差し込みます。

ハーネスを差し込んだら、電圧監視ユニットとつなぎ合わせ、アースを繋ぎます。

ヒューズボックスに差し込んだハーネスとつなぎ合わせるソケットは、短い結束バンド(インシュロック)で固定してしまうと良いでしょう(配線工具ユニットのペンチみたいなので挟んで固定してもOK)。

肝心のアースは写真の位置に固定しました。他の金属の場所にアースを繋いでも良いです。アースを配線したら「Carpuride Dash Cam Hardware Kit」側のミニUSBをドライブレコーダーに繋いで電源供給できるのかをテストしてください

ドライブレコーダーが動作したら、後は「Carpuride Dash Cam Hardware Kit」配線がじゃまにならないように結束バンドなどで収納して作業完了です。

私はAピラーカバーをめくって配線を収納して、バイザーにミニUSBを挟んでいます。

取り付けた常時接続電源はドライブレコーダーには繋がず、必要だと思ったらドライブレコーダーに繋いで駐車監視録画させると言う具合に運用している次第です。

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