CR-Xにはとても深い思い入れがありグラストップというモデルを買おうと真剣に考えてた大好きな車です。発売当初は二人のバラードスポーツと言うとても印象的なCMを沢山放送してました。
https://youtu.be/aGSxyUjq5EE
CR-Xを初めて意識して見るようになったのはある日バイクで友達とタンデムで峠を走っているとコーナーの出口付近でバックミラー越しにチラチラ映り込む黒い影、後ろの友達が何が来ているのかに気がつくと「おい!左に寄せろ」と一言言ったと思ったら横からとんでもない勢いで走り去っていく光景に出会いました。友達曰く有名な走り屋さんだったそうで初めて見たCR-Xの思い出です。それいらい大ファンになりました。
歴代の各種スペックはHONDA公式サイトを参照しました
初代バラードスポーツスペック
このモデルは1983年6月発売で1.3L/1.5Lが用意されデザインは角ばった感じなのですがテールが当時とても印象的なスタイルでした。中古でもてにはいりますが今となってはレアカーの分類になるので逆に割高に思えます。
スポーツバラードグレード | 1.3(E-AE) | 1.5i(E-AF) | Si(E-AS) | |||
サイズ全長×全幅X全高 | 3675×1625×1290mm | |||||
ミッションタイプ | 5MT / ATホンダマチック | |||||
ホイールベース | 2200mm | |||||
フロント/リアトレッド幅 | 1400mm / 1415mm | |||||
ドア数 | 3ドア | |||||
駆動方式 | FF | |||||
重量 | 760kg | 800kg | 860kg | |||
定員 | 4名 | |||||
エンジン型式 | EV型 | EW型 | ZC型 | |||
エンジンタイプ | 水冷直列4気筒SOHC12バルブ | 水冷直列4気筒DOHC16バルブ | ||||
燃料供給装置 | キャブレター | 電子燃料噴射式(ホンダ・PGM-FI) | ||||
排気量 | 1342cc | 1488cc | 1590cc | |||
内径×行程(mm) | 74.0×78.0 | 74.0×86.5 | 75.0×90.0 | |||
圧縮比 | 10.0 | 8.7 | 9.3 | |||
最大出力 | 80馬力/6000回転 | 110馬力/5800回転 | 135馬力/6500回転 | |||
最大トルク | 11.3kg.m/3500回転 | 13.8kg.m/4500回転 | 15.5kg.m/5000回転 | |||
10モード燃費 | 20.0km/L | 15.0km/L | 14.8km/L | |||
ブレーキシステム フロント/リア | ベンチレーテッドディスク / リーディングトレーリング | |||||
サスペンション フロント/リア | トーションバー・ストラット方式 / 車軸式 | |||||
ホイール | 4.5J×13 | 4.5J×13(AT) / 5J×13 | 14インチアルミホイール | |||
タイヤサイズフロント/リヤ | 165/70SR13 | 165/70SR13(AT) / 175/70SR13 | 185/60R14 |
シビックの姉妹のいち付なのでフロントグリル周りだけ見るとワンダーシビック少しだけ似てます。
インパネ周りは至ってシンプルでmomoのハンドルは前のオーナーが交換したものです。中古だとほとんど何かしらカスタマイズされていますので当時の面影はインパネとエアコン回りのみ残す感じになると思います。
インパネはシンプルで左にタコメーター真ん中にスピードメーターと右側はガソリンの容量と水温のメーターが配置されます。今のホンダ車のデジタルを多用したインパネと比較するととっても寂しい感じですがスポーツならこんなものです。
運転席の写真です、シートはBRIDEのセミバケットが入ってますがもちろんあと付けのものになります。
助手席側の写真です。定員4名なのでキャビンは広い?と思われますがこれぞCR-Xと特徴がもう一つ次の写真を見てください。
これが後席の写真です。ほとんど物置です。人が座れたものではありません。私もグラストップの実車を見に行ったとき驚きました。なので歴代C-RXは殆ど二人乗りとして考えなければならないです。
2代目サイバースポーツスペック
このモデルにグラストップモデルが投入される形になります。グラストップはその名の通り天井がガラスになっているので外の景色が見えるのでドライブしていて楽しいのですが欠点が二つあります。1つは夏は暑い。直射日光が降り注ぐ中エアコンが効かなくて真夏はとても暑いと聞きました。2つ目は天井が重い。なのでコーナーリングの時ロールが大きくなってしまうと言うので余り攻めるドライブをする方には向いていないと言うのが通説になってしまいました。
2代目からはよりシャープなフォルムとなりさらにかっこよくなっております。不評だったのかどうかは不明なのですがグラストップモデルが一番リーズナブルな価格で予算150万円前後なら若い子でも買えてとても人気が高かったです。
スポーツバラードグレード | 1.5x(E-EF6) | Si(E-EF7)グラストップ | SiR(E-EF8) | |||
サイズ全長×全幅X全高 | 3755×1675×1270mm | 3800×1675×1270mm | ||||
ミッションタイプ | 5MT / 4AT | |||||
ホイールベース | 2300mm | |||||
フロント/リアトレッド幅 | 1450mm / 1455mm | 1440mm / 1445mm | ||||
ドア数 | 3ドア | |||||
駆動方式 | FF | |||||
重量 | 840kg-880kg | 890kg-930kg | 1000kg-1040kg | |||
定員 | 4名 | |||||
エンジン型式 | D15B型 | ZC型 | BA16型(VTEC) | |||
エンジンタイプ | 水冷直列4気筒SOHC16バルブ | 水冷直列4気筒DOHC16バルブ | ||||
燃料供給装置 | キャブレター | 電子燃料噴射式(ホンダ・PGM-FI) | ||||
排気量 | 1493cc | 1590cc | 1595cc | |||
内径×行程(mm) | 75.0×84.5 | 75.0×90.0 | 81.0×77.4 | |||
圧縮比 | 9.2 | 9.5 | 10.2 | |||
最大出力 | 105馬力/6500回転(MT) | 130馬力/6800回転 | 160馬力/7600回転 | |||
最大トルク | 13.2kg.m/4500回転(MT) | 14.7kg.m/5700回転 | 15.5kg.m/7000回転 | |||
10モード燃費 MT / AT | 16.4 / 13.8 | 15.2 / 13.2 | 13.4 / 12.4 | |||
ブレーキシステム フロント/リア | ベンチレーテッドディスク / リーディングトレーリング | ベンチレーテッドディスク / ディスク | ||||
サスペンション フロント/リア | ダブルウイッシュボーン式 | |||||
ホイール | 5J×13 | 5J×14 | 5.5J×14 | |||
タイヤサイズフロント/リヤ | 175/70R13 82S | 185/60R14 82H | 195/60R14 85H |
サイバースポーツモデルのフロントグリルは当時のシビック(1987)と殆ど変わらないです。
シビックと決定的に違うのはやはりテール周りに掛けてシャープなフォルムがCR-Xらしい感じを見せてくれます。
内装は初代と殆ど変わりありません。足回りは前後ダブルウィッシュボーン式へとアップグレードしているのですが。特に内装の後席がちょっと驚く内容です。これが4人乗りの後ろ側に座ってもらう座席です。座席とはちょっと言えません。軽量化を突き詰めればこうなるのは必然的ですものね。もし中古で購入を検討しているなら走りを優先させると言うことで割り切ると言うことで4人乗りは諦めて望む必要があります。
サイバースポーツモデルならまだまだド・ノーマルの中古が沢山あると思います。程度もなかなか良いものが多いと思います。
3代目delSolのスペック
このモデルは本当にCR-Xなのと言うくらい形が変わってしまってどちらかと言うとユーノス・ロードスターにも似ている形にとなってしまい、定員も2名のツーシータースポーツとなりました。どことなくS2000にも似ていると言えば似ているのですが。あの勇ましいテールフォルムが撤廃されてしまい電動又は手動によるオープンルーフが採用されルーフはトランクに収納することとなるので伝統のテールデザインができなくなったものと推測します。
delSolグレード | SiR(E-EG2) | XVi(E-EG1) | ||
サイズ全長×全幅X全高 | 3995×1695×1255mm | |||
ミッションタイプ | 5MT / 4AT | |||
ホイールベース | 2370mm | |||
フロント/リアトレッド幅 | 1475mm / 1465mm | |||
ドア数 | 2ドア | |||
駆動方式 | FF | |||
重量 | 840kg-880kg | 890kg-930kg | ||
定員 | 2名 | |||
エンジン型式 | B16A型 | D15B型 | ||
エンジンタイプ | 水冷直列4気筒DOHC16バルブ | |||
燃料供給装置 | 電子燃料噴射式(ホンダ・PGM-FI) | |||
排気量 | 1595cc | 1493cc | ||
内径×行程(mm) | 81.0×77.4 | 75.0×84.5 | ||
圧縮比 | 10.4 | 9.3 | ||
最大出力 | 170馬力/7800回転(MT) | 130馬力/6800回転 | ||
最大トルク | 16.0kg.m/7300回転(MT) | 14.1kg.m/5200回転 | ||
10モード燃費 MT / AT | 13.6 / 12.0 | 15.0 / 13.8 | ||
ブレーキシステム フロント/リア | ベンチレーテッドディスク / ディスク | ベンチレーテッドディスク / リーディングトレーリング | ||
サスペンション フロント/リア | ダブルウイッシュボーン式 | |||
ホイール | 15インチ | 14インチ | ||
タイヤサイズフロント/リヤ | 195/55R15 83V | 175/65R14 82H |
テール周りのデザインです。後ろから見るとかっこいいのですがやっぱり伝統のリアフォルムは残して欲しかった。
純正リヤスポイラーもよく似合いますが伝説の車とは思えない。
運転席は歴代のモデルよりも広いキャビンで運転しやすそうなデザインです。
delSolのインパネです。タコメーターにド派手に赤いアラートの表示が目立ちます。
CR-Xは未だ現役で行けるのか?
初代バラードスポーツモデルはちょっと古すぎるのでこれで走ろうと思うとかなりのメンテナンス費用が必要になると思います。狙うなら2代目のサイバースポーツのSiRグラストップでは無いタイプがお勧めです。VTECを採用したB16Aエンジン+超ライトウェイトなので望む以上のスポーツ走行こなすことが出来ると思います。もちろんこの手のモデルならかなりのカスタムアップされた中古が手に入ると思うのでメンテナンスを考える事も無いものをゲットできる可能性が高いです。3代目delSolはCR-Xとは言わないと思いますし皆さん知らないと思うので余り買う意味はないものと思います。
サイバースポーツCR-Xの動画