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ゼロスポーツ・クールエアインテーク レヴォーグ・WRX共通パーツの取り付け方法と吸気温度が下がるのか効果を検証

ゼロスポーツ・クールエアインテーク レヴォーグ・WRX共通パーツ(VM・VA系)

インプレッサ・GVB世代からずっと吸気温度が高くてそれをネタにいくつか記事をピックアップさせて頂いてましたが、先日外気温35度の真夏にアウディS3・2.0Lターボ4WD車(WRX・VAB型とほぼ同じスペック)に直線で思いっきり追いつかれた事がものすごくショックで、この度吸気温度上昇低減に力を入れるために以前から評価の高かった「ゼロスポーツのクールエアインテーク」を装着しましたので、取り付け方法吸気温度の変化についてレビューさせて頂きます。

ゼロスポーツ・クールエアインテーク レヴォーグ・WRX共通

VM系レヴォーグも同じ品番のクールエアインテークを同じ手順で取付可能なのでなにか参考にしてもらえると嬉しいです。

WRX&レヴォーグ エンジンルーム熱対策 発進が遅くなる・ブレーキオイルがにじみ出てくる

クールエアインテーク取り付けに必要な道具

これと言って必要な道具は10mmかにレンチ(スパナ)・ハサミクリップ外し(マイナスドライバーでも良い)ウエス。できればパーツクリーナーも、スポンジ貼り付ける部分を脱脂する為。

 

クリップとナットを外す場所と取付説明

クリップ及びナットを外す場所は写真の通りです。

  • 赤い丸印はナットまたは大きなクリップで完全に外します。
  • 紫色の丸し印はクリップは外しますがパッキンにくっついた状態でOK(なくさないように気をつけて下さい)
  • 緑色の丸い印はラジエター部に固定しているステーのナットは四角いワッシャの隙間ができる程度に緩めるだけです。

その他取り付ける前に、必ずクールエアインテークとラジエター部分の干渉する場所にスポンジ類を説明書通りに貼り付けしてから取り付けして下さい。尚、クールエアインテークとラジエター回りの干渉する場所に取り付けるスポンジや平らなゴムの貼り付け方は「みんから記事」(どっかんTURBO様)を参照下さい(私は無くしてしまったので干渉する場所にしか貼り付けしていません)。

ラジエター部分の差し込み説明

緑の丸い印の箇所をズームした写真です。ラジエターステーを固定するナットを緩めてナットの相手先のワッシャの間にクールエアインテークの二本の足の様な部分を差し込んで装着します。

ノーズのところの取付説明

赤と紫の丸い印のクリップを外すとこの様にコブパッキンがめくれるので、この下にクールエアインテークを差し込んで装着します。

この様にゴムパッキンの下にクールエアインテークを挟むようにしてクリップとナットで固定していきます。一個小さなクリップを飛ばして行方不明になった為インシュロックで固定しています。

これが正解だそうですが、ゴムパッキン挟まなくても吸気温度上昇は低減できると思いますが、水温上昇の低減を図るにはこの様に取り付けしたほうが望ましい。

因みにゼロスポーツの説明書にはボンネット側に装着されているゴムパッキンは干渉するので取り外すとありますが、私は無くすと嫌なので取り付けたまま運用しています。特に問題はなさそうです

効果について 吸気温度はフレッシュエアに近い感じ

外気温30度を超えるような夏場はクールエアインテークの効果を得るには難しいのですが(フレッシュエアを吸気するダクトを別途設ける必要があります)、外気温25度以下ならクールエアインテークの吸気温・水温の上昇を抑える効果はかなり大きいと思います。

効果を計測した天候状態は曇り・外気温25度前後・日時は2021年9月26日です

まず暖気が十分できた状態、水温は84度吸気温度54度。この状態から国道43号線を神戸方面まで巡航して吸気温度や水温の上昇が低減できるのかを調べてみました。

バイパスに乗ってから約5分程度走行してみた状態です。

水温は84度吸気温度35度。水温は外気温+10度程度となかなか優秀です。クールエアインテークが無ければ概ね外気温+15度~20度程度(冬季計測、夏季は普通に70度超える事が多いので計測したことが無いです。)。

最初の写真を撮影してから約17分経過。そこそこ車が増えてきてややノロノロ運転からの信号待ちしている状態です。

水温は91度吸気温度44度。ここから走り出してどれくらいまで吸気温・水温が下がるのか。

更に1分経過してから信号が青に変わって進み始めました。

水温は92度吸気温度50度。ノロノロ運転+信号待ちにしては水温が98度か97度付近(ファンが回りだして水温を下げるはずです)に到達しないのには少し効果があるのでは無いかなと思った次第です。

上記から約3分間43号線を概ね40km/h少々でノロノロ巡航状態です。

水温は87度吸気温度39度。効果のほどはなかなかわかり辛いですけど、水温の上昇はなかなか低減できているのでは無いかなと思いました。また10月18日に神戸に赴いた時、外気温が15度前後と急に寒くなった日ですが国道43号線を普通に走っていたら吸気温度が17度前後とびっくりする様な数値が表示されていました。外気温が高いとクールエアインテークの効果は薄れますが寒くなればなる程吸気温度の上昇は驚くほど抑えられるのでは無いかと思います。もう少しデータ取りしたら追記させて頂きます。

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