ウルトラシフターって何?
ドイツのCAEシフティングテクノロジー社が製造する製品でシフトレバーが異様に長くまるでシーケンシャルの様に見えるHパターンのショートストロークシフト。
製品は全てアルミ製でカラーはシルバーまたはブラックアルマイト(オプション)の二種類でシフトノブはオプションで「ガンメタ・シルバー・レッド・オレンジ・ブルー・パープル」(アルミ)と「ブラック・ホワイト」(ジュラコン)8種類用意されています。
ブラックアルマイト無しの状態。写真「https://cae-racing.de/」より
車検はシフトパターンのシールを貼り付ければ対応できると思います(用確認)。
取り付けは加工が必要な場合あり
一部車種に限り加工が必要になります。
WRX・GVBに取り付けた写真です。赤い印の所を加工しないと取り付けできないし純正シフトブーツは流用できなくなる。
取り付け総費用
ウルトラシフターは決して安いとは言えず、例えばWRX(2008年式~2018年式)用は、2020年4月時点で1,189ユーロ(約14万777円)+送料。
取り付け工賃は兵庫県三田のアクエリアススポーツ様で約2万円未満(取り付け及び調節含め3時間)。
送料が1万円(インボイス不明)だと仮定すると、WRXにウルトラシフター導入する場合の総費用は17万777円。
ウルトラシフターをCAEにて直接購入が心配だと言う場合はレースカーパーツの中納様に相談ください。
取り付け店舗は各都道府県のチューニングショップで行ってもらえると思いますが、先に見積もりを取るなど予め相談してください。
車種別価格表
CAE ウルトラシフター車種別価格表です(2020年4月時点です変動している場合があります)。
送料・インボイス別途必要、ユーロの相場は変動するので「ユーロ・円」相場を参考に計算してください。
車種 | 販売価格目安 |
86&BRZ 前期・後期対応 | 749ユーロ |
日産 350Z | 699ユーロ |
三菱 エボ5~9 | 819ユーロ |
三菱 エボ10 | 879ユーロ |
マツダ ND ロードスター | 759ユーロ |
マツダ NA&NB ロードスター | 829ユーロ |
マツダ NC ロードスター | 759ユーロ |
マツダ RX8 | 759ユーロ |
スバル GC8 インプレッサ | 1,099ユーロ |
スバル GDB インプレッサ | 1,139ユーロ |
スバル GRB・GVB・VAB | ストリート用/1,189ユーロ、レース用/1,149ユーロ |
スズキ MZ&NZ スイフトスポーツ | 739ユーロ |
対応車種
軽自動車以外且つ国産・輸入車問わずMT車種なら概ね対応製品出ています。
例えばBRZ/86用やマツダのロードスター(MX5) NA・NB・NC・ND用があります。
ウルトラシフターの操作性
操作性は抜群にいいです。シフトチェンジがクイックになりますし1/2と3/4と5/6の間も小さくなります。
何よりシーケンシャルシフトみたいで運転していて楽しくて仕方がないです。
こちらが本物のシーケンシャルシフト。ここまでサクサクとは行かないけど、ウルトラシフターなら近い操作性でとても楽しいです。
ロジャークラーク社長みずら運転するスーパーインプレッサ。 pic.twitter.com/VMBxeYsdR9
— kagemaru (@port_forward) November 7, 2016
デメリット
ウルトラシフターのデメリットですが、私が少し運転させて頂いて思ったのが結構異音が増えます。
シフトチェンジした時にガチッと音がしたりシフトブーツが無くてむき出しなのでヒュイーンと言う音が聞こえてきたりメカニカルな音が増える。
静音性を高めたい人には余りおすすめできないパーツですけど、MTの運転がたまらなく好きだと言う人には超おすすめのパーツです。