アルファロメオが2015年6月24日発表したスポーツセダン「ジュリア クアドリフォリオ」 。クラス最強の3.0リッターV6ツインターボエンジンを搭載、新開発のエンジンは電子制御気筒休止システムを採用し最高の熱力学効率を提供でき最高出力はなんと510psを発揮。車重はカーボン素材をボンネットとルーフ及びフロントシートフレームとドライブシャフトに採用しその他主要パーツであるエンジンやサスペンションなどにアルミニウム素材を使っているのでわずか1500kgで重量配分はフロントタイヤ50:リアタイア50と言う完全な重量配分を達成。駆動方式はRWD/後輪駆動方式を採用します。
高性能スポーツセダンも伝統である「盾」をイメージしたグリルデザインを採用するので一目見ただけでアルファロメオの車と分かります。ロアグリルには大きなエアーインテークとカーボン製リップスポイラーを格納し車速によって自動的にリップスポイラーが開閉するシステムを持ちます。
リアフォルムです、切れ長のテールライトに控えめなスポイラーとデュアルマフラーを二本出しと迫力あるデュフェーザーがとても良く走る車と言う印象を受けます。
スポーツセダンに相応しい最新の技術が採用されフロント側のサスペンションには専用に設計されたダブルウィッシュボーン式で、セミバーチャルステアリングシステムと言う機構を備えます。入念にセットアップされたシャーシーとサスペンションに加えトルクペダリングシステムと言うヨーモーメントを検知し左右の駆動輪のトルクを制御し適切なコーナーリングを行える優れたトラクションコントロール機能を備えます。また0-100km/hの加速力はわずか3.9秒と最高速度はもちろん自主規制値280km/hと強烈な加速時や高速からのブレーキんに十二分な制動能力を発揮するカーボンセラミックディスクローターを採用します。キャリパーはレッド塗装で「Alfa Romeo」ロゴ入りでホイールはイタリアカー専用とも言える「テレフォンダイヤル」デザインのホイールを装着します。
販売時期に付きましては、2016年初頭にヨーロッパで数カ月後に北米向けに販売される予定。日本国内でも入荷の予定はあるそうなのですが、搭載される3.0リッターV6ツインターボがフェラーリーチューンドエンジンなので生産に時間が掛かるものと思われます。
ジュリア クアドリフォリオ動画
動画25秒付近にフロントバンパーに格納されているリップスポイラーが開くシーンを見る事が出来ます。