ある程度自動車が古くなると傷も気にならないですが新車の間は傷がつく(ボディ)とすごく落ち込みます。
例えば走っているだけで飛んでくる石がバンパーやボンネットに当って小さなキズがついてしまった。
強風で飛んできた大きな物(ゴミ箱や段ボール箱)が当たった傷、駐車場に止めていたら誰か見知らぬ人にこすり傷程度なら簡単に目立たなくする事ができる製品をピックアップ。
どの程度の傷なら簡単に治るのか?
ぶつけて凹んだり歪んだり割れたりした傷はディラーか自動車修理工場で修理する他無いですが次の様な傷なら手軽に消すことができる。
車を歩道側に寄せすぎて枯れ草に擦れてできてしまった傷。
写真ではわかり難いが白くなってとても目立つ状態。
フロントバンパーに石が当ってできた傷。
写真の傷の場所。
簡単には修理できない車のキズ
このような状態のキズは補修材では修理できない。板金塗装かバンパー類ならバンパー一式交換する必要があると思われる。
所々塗装が取れてしまっているのと傷が深い場合。
凹んでいる場合。
割れてしまっている場合。
車のキズ消しに必要な用品
車のボディについた傷を補修する作業に必要な用品をまとめておきます。
- マスキングテープ
- クロス(一部の補修用品に付属している事がある)
- 車のキズ消しアイテム
マスキングテープはお近くのホームセンターや100円ショップで販売しているものを使って大丈夫です。
お勧め車のキズ消しアイテム
一番お勧めのキズ消しアイテムは傷隠しシールです。これなら深い傷でも隠すことができるので良いのですがボディカラーに合うものがない場合が多いのが難点。
浅いキズなら「QUIXX クイックス スクラッチリムーバー」がお勧めです。作業はとても簡単ですし今回ダークメタリック系の自動車に実際に使ってみたのですが極めて目立たなくなりました。
プロスタッフ スリキズ消し・ポリマーは枯れ草で擦れた傷はかなり目立たなくする事ができますし、太陽の光で目立つ洗車キズならこの製品で綺麗に仕上げる事ができます。
次にお勧めなのはソフト99等で扱っている超ミクロコンパウンド。コンパウンドはボディの表面を削り取り傷を消してしまうアイテムなのでコーティングしている自動車には使わないほうが良いと思われます。
コンパウンドは慣れていないと拭き残しによって白く跡が残る場合があるので、慣れた人にキズ消しを手伝って頂いて使うようにして下さい。
自動車用品量販店などで扱っている自動車メーカー別カラーを取り揃えの有る塗料。これは慣れてない人は使わないほうが良いです。
液垂れしたり塗装した場所が乾いたら盛り上がっていたり色が微妙に違ったりして逆に目立つようになってしまいます。一度塗ってしまうと取り除く事も難しいので塗料系の補修は慣れてない人は使わないほうが良いと思われる。
QUIXX クイックス スクラッチリムーバー 使い方
この製品はクロスが2つ付属しているのでクロスを用意する必要は無いです。
傷を補修する前にまずボディの目立たない場所(リヤバンパーの下の回り込んでいる所など)で本の少量2本の補修材をそれぞれ塗ってみてテストしてからお使い下さい。
例えばマッド系カラー(例えばつや消しブラック)等は逆に艶が出てしまうのでこれを使うと違和感でる可能性もありますので必ずテストした方が良いです。
QUIXX クイックス スクラッチリムーバーには2本の補修材があり、1と2に別れています。
1の補修材は傷を馴染ませ、2の補修材はわっくすの様な艶を出すのに使うとの事。
手順はまずマスキングテープを傷周辺に貼ってしまいます。
補修材1をごく少量付属のクロスに付けます。クリームの様な素材なので液だれの心配は無いのですが少量ずつ付けて円を書くように塗り込んでいきます。
これだと多かった。
全体的に補修材を1-2分塗ったら濡れたクロス(固く絞った状態)で余分な補修材を拭き取る。この時点である程度傷が目立たなくなっていたら補修材2を使い光沢を出すのですが、まだ傷が目立つようならもう一度補修剤1を使って同じ作業を行い傷が目立たなくなるまで傷を埋めてしまう。
2の補修材もごく少量で良いです。塗り上げたら少し乾かしてクロスで拭き取ってしまいます。最後にマスキングテープを剥がして残っている補修材を拭き取って完成。
仕上がりです。フロントバンパーの石はねによる傷はほぼ見えなくなりました。写っているのは私の影です。
ルーフの傷も目立たなくなりましたがよく見るとまだ傷は残っている。
気にならない程度の傷跡が残っている。意外と納得行く仕上がりでした。作業も本当に簡単で短時間に済み大変便利だと思います。
一応入手をお考えのドライバー様は「QUIXX クイックス スクラッチリムーバー」の注意事項などをお読みいただいてからご検討下さい。
新車の傷を手軽に補修できればとお考えの方は価格も手頃なので試してみては如何でしょうか。目立たなくなるだけなので完全には補修できないのでその点ご理解の程お願い致します。
入手先はインターネット大手通販サイトで入手できます。
枯れ草のこすり傷ならプロスタッフ スリキズ消し・ポリマー
枯れ草の傷や洗車キズはこの製品でほぼ綺麗に仕上げられます。
うっすら付いた洗車しても残ってしまう筋状の傷はプロスタッグのキズ消し・ポリマー(ノーコンパウンド・コーティング車対応)で目立たなくする(ほぼ消えると思います)事ができます。
使い方はまず傷の部分をよく洗い水拭きし、キズ消し・ポリマーを付属のスポンジに軽く含ませて傷の部分に縦&横方向に塗ります。
塗ったら5~10分乾かしてから付属のクロスで拭き取りします。放置は駄目です必ず拭き取って下さい。
結構強く拭き取らないといけないのですが、付属のクロスなら傷にはならないのでポリマーが綺麗になるまで拭き取りします。拭き残すとムラになってしまうのでご注意ください。
拭き上げした後の傷は綺麗に消えました。よく見ると傷跡は残っている事もありますが大部分では綺麗になると思います。