アルファロメオの5ドアコンパクトハッチバックモデルジュリエッタです。1.4リッターターボエンジンを搭載するのですがアルファロメオ独自の低燃費技術マルチエアテクノロジーを採用します。マルチエアテクノロジーはホンダのVTECに似ている感じなのですがVTECの様に2バルブから4バルブに切り替わるのでは無く、吸気バルブタイミングをアイドリング時と低速走行時と巡航走行時と高速走行時に微妙に変化させてより効率の良い燃費走行が出来るシステムだそうです。
ヘッドライトやテールライト周りは今人気のジュエルLEDが施されています。
前から見たらぱっと見アロファロメオの車だと分かるのですがテールフォルムは若干今までのデザインよりも洗礼された感じでしょうか。アルファロメオレッドではないからそう見えるのでしょうか。しかし車高が低いのかタイヤハウスの隙間が殆ど無い。サイドステップもよく似あってます。
こちらのカラーリングでエンブレムが真正面で見えるのならバッチリアルファロメオだとわかりますよね。
主要諸元表
- 車両型式 ABA-940141
- 全長x全幅x全高 4350×1800×1460mm
- ホイールベース 2635mm
- トレッド幅 フロント/リア 1555mm
- 車両重量 1400kg
- 乗車定員 5名
- ハンドルは右
- ラゲッジルーム 350リットル(最大1045L)
- 最小半径 5.5m
- エンジン型式 940A2
- 直列4気筒 マルチエア 16バルブ インタークーラー付ターボ
- 燃料供給装置 マルチポイント式 電子制御燃料噴射
- 総排気量 1368cc
- 圧縮比 9.8
- 最高出力 125kW(170ps)/5500回転
- 最大トルク 250Nm(25.5kg.m)/2500回転
- ガソリン仕様 ハイオク(無鉛プレミアムガソリン)
- タンク容量 60L
- JC08モード燃費 15.6km/L
- 駆動方式 FF
- トランスミッション Alfa TCT(6速乾式デュアルクラッチオートマチック)
- サスペンションフロント ストラット式
- サスペンションリア マルチ・リンク式
- フロント/リア共スタビライザー付き
- ブレーキ フロント ベンチレーテッドディスク
- ブレーキリア ディスク
- フロントタイヤ 225/45R17
- リアタイヤ 225/40R18
運転席は至ってシンプルで視界が広く運転しやすそうです。
ステアリングとシフトノブにレッドステッチが入りアクセルとブレーキペダルはアルミ調です。ペダルは3つあるように見えますがATです。一番左は左の足を踏ん張るステップです。インパネは4眼レイアウトで左右大きなタコメーターとスピードメーターと真ん中に小さな水温計と燃料計が配置されます。
シートはスポーツシートを採用し後部座席もホールドしてくれる形状のシートを採用。ハッチバックなのでとてもキャビンは広々です。
本格的なスポーツカーに採用されている様なフロントとリアに異なるインチ数のホイールを装着しています。フロント扁平率45に対してリアは18インチの扁平率40ですのでこれによりFF特有のオーバーステアを抑える効果がありそうです。エンジンパフォーマンスにしても1.4Lターボで170馬力で低回転タイプのパワーバンドを持ちます。なので車重1400kgも然程気にはならないパフォーマンスの高い走りが見込まれると思います。パワーウウェイトレシオ的にも8.2kg/PSですのでこれが低回転から最大トルクが出るのでなかなかするどいエンジンパフォーマンスだと想像できます。後は価格ですよね。
ジュリエッタ(ジュリエッタ主要装備をご覧下さい。)には2グレード用意されていて「Sprint」グレードが3110400円。「Sportiva」グレードが3520800円。主な値段の違いはSportivaグレードにブレンボブレーキユニットが装着されるので若干値段が高い。値段的には相応の価格です。それぞれ8%消費税込みです。どちらがいいのでしょうね。個人的にはブレンボブレーキを装着している方がお勧めだと思いますが車両価格40万円の差は大きいです。