2015年4月にフルモデルチェンジした新型「ステップワゴン」が一部改良され2016年5月13日マイナーチェンジ。
主な改良内容は「ステップワゴン スパーダ アドバンスパッケージ」に設定していた安全パッケージの「Honda SENSINGとナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC車載器」を「Bグレード」を除く全車に標準装備。パワートレーンはダウンサイジング1.5リッターターボのみの設定でハイブリッドモデルは先送りとなる。
現行PR型ステップワゴンは当初販売台数が伸び悩んでいると言う情報が伝わってきましたが2016年3月度の累計販売台数は17,449台(スパーダ含む)と人気のミニバンになりつつあります。因みにライバル車のミニバン「トヨタ ノア」ガソリンモデルは2016年3月度累計販売台数7,670台、ハイブリッドモデルは6050台とトヨタ主力ミニバンを上回っている。
通常モデルとエアロを組んだSPADA(写真右)が用意されます。
某カー雑誌情報によると2015年3月にホンダから新型ステップワゴンが発売されるそうなのですが予想ではハイブリッドは採用せず1.5リッターターボで開発されているそうです。
1.5リッターターボ搭載の2015年新型ステップワゴン。新開発の1.5リッター直列4気筒直噴ターボを搭載、出力は最大180馬力/26.5kg.m。
ホンダは公式に1.5リッターターボエンジンを開発済を発表していますのでステップワゴン1.5リッターターボの信憑性は高い。
ホンダ「クラストップレベルの出力性能と環境性能を両立した直噴ガソリンターボエンジン「VTEC TURBO」を新開発」
2015年新型ステップワゴン予想主要諸元
- 全長x全幅x全高 4695×1695×1820mm
- ホイールベース 2855mm
- 車両重量 1600kg
- 乗車定員 7名
- 1.5リッター直列4気筒直噴ターボ
- 総排気量 1496cc
- 最高出力 180馬力/6000回転
- 最大トルク 26.5kg.m/2500回転
- ガソリン仕様 ハイオク(無鉛プレミアムガソリン)
- JC08モード燃費 18.0km/L
- 駆動方式 FF
- トランスミッション CVT
1.5BOXの車にターボってどうなの?
昔エスティマディーゼルターボや仕事でマツダのボンゴディーゼルとボンゴガソリンを乗ったことはあるのですが、実際問題ワンボックスって出足がものすごくもっさりしています。その点個人的には出足鋭いハイブリッド(出足トルクの強いモーターで補助されるので)の方がワンボックスには合うと思うのですがNAエンジンだと高速巡航が結構辛い場面があります。
例えば名神や東名それに中国自動車道で時速100km前後で車やトラックがバンバン走っている場面で、追い越しをかけようと思ってもNAエンジンのワンボックスは加速に時間がかかってしまいなかなか追い越し車線に入るタイミングが難しい場面があったりします。その点エスティマのディーゼルターボは時速80kmから100kmはターボが強力に効いて欲しいだけのトルクを得ることが出来長距離ドライブはとても楽だったことを思い出します。
なのでこのホンダの1.5Lターボも出足鋭い感じではなくて、中高速域でフラットなトルクを提供出来るイメージでは無いかと推測します。またホンダの直四エンジンはよく回るので高速道路では普通の同クラスの車には負けない伸びを見せてくれるのでは無いでしょうか。
加速した時に後ろから押されるようなトルクフルな加速はターボエンジンでしか味わえません。燃費に付きましてもこれからはガソリン価格も安くなりますし、ハイブリッドはバッテリーが高価ですのでこれを交換するとなると中長期のコストは同等に収まると思われます。