車庫証明取得方法と注意点
自宅で車庫証明(普通自動車)を取得してきたので、書き方と注意点等を説明させて頂きます。
必要な書類
車庫証明を申請する際に必要な書類は「自動車保管場所証明申請書(正・副)・保管場所標章交付申請書 (正・副)」4枚、「保管場所の所在図・配置図」1枚、「保管場所(駐車場)として使用する権原があることを疎明する書面(いずれか1通)」1枚の計6枚必要になります。(補足、所在図記載欄にGoogleMAPのコピーを提出する場合は合計7枚になります)
何れの申請用紙に捺印不要。
必要な書類は管轄の警察署で配布もしくは大阪府警のホームページからダウンロードできます。プリントアウトはローソンやセブンイレブンのコピー機からプリントする事が出来ます。
https://www.police.pref.osaka.lg.jp/tetsuduki/shako/13629.html
自動車保管場所証明申請書・保管場所標章交付申請書の書き方
まず申請する車の車検書を用意します。4枚同じことを記載するので、カーボン紙があれば楽です。わざわざ買うのももったいないので、なければ4回同じことを記入します。
・車名(車検書に記載のある自動車メーカー名)を記入します。例えばプリウスなら「トヨタ」・セレナなら「日産」・レヴォーグなら「スバル」等。
・形式(車検書に記載のある車両形式)
車検書の左上の方に記載されています。例えば2023年発売されたアルファードであれば「3BA-AGH40W」(2WD駆動方式)になります。
・車台番号(車検書記載のもの)
英文字の下に「レ」チェックを入れます。下サンプル写真。
その他、提出する警察署の担当の方に指摘されると思いますが、英文字「Z」と数字の「0」は横棒を入れて記載する必要がある様です。
・自動車の大きさ(車検書記載のまま書きます)
・自動車の使用者の本拠の位置(自動車を所有する人が所在する住所)
・自動車の保管位置(車庫にする住所です。自宅なら自己・賃貸なら他人。)
・保管場所標章番号(一度車庫証明を取得したことがある場合は、発行された車庫証明番号を記載)。初めて車庫証を取得する場合は空欄。または大昔に一度取得したが不明の場合で既に廃車の場合は空欄でいいはずです。
・自動車の保管場所の位置欄記載の場所は、申請に係る自動車の保管場所として確保されていることを証明願います。
- ◯◯◯◯警察署長殿(車庫とする地域の警察署)
・申請日時は和暦で記載ください。例、6年(令和6年の場合)8月1日
・申請者の住所氏名と電話番号の連絡先は車の所有者。
・申請者以外の連絡先・氏名は空欄。(司法書士等に依頼した場合は司法書士の情報を記載する様です)
以上の情報を4枚同様に記載します。
保管場所使用承諾証明書 警察署に提出する日付に注意
保管場所使用承諾証明書の使用期限は車庫証明手続きするその日から使用期限の~からにします。そうしないと受付してもらえません。
例えば、令和6年8月10日に警察署に書類を提出する場合は使用期限の書き方は次の通り「令和6年8月10日から 令和~任意の日付」とします(令和6年9月1日からとした場合は受け付けてもらえませんのでご注意ください)。
その他の記入欄は「自動車保管場所証明申請書・保管場所標章交付申請書」と同じ。
最後の「上記のとおり自動車の保管場所としての使用を承諾したことを証明する。」は、駐車場所有者に記入。捺印は不要です。
保管場所の所在図・配置図
所在図はGoogleMAPのコピーで大丈夫です。尚、車庫と住まいが離れている場合はGoogleMAPコピーに直線で繋いで概ねの距離を記載します(2km未満)。
配置図は自宅周りの道路事情と車庫と道路のいち関係を簡単に書きます。難しい場合はGoogleMAPの拡大図をコピー出力して複写すると良いでしょう。
書類に記載できたら最寄りの警察署へ提出
車庫証明の書類が出来上がったら最寄りの警察署に提出します(免許更新のすぐ近くに「車庫証明」と言う窓口があるのでそこで提出します)。申請料金は令和6年時点で2200円でした。
料金を支払うと、何時以降と言う用紙をもらって期日以降に車庫証明書を再度警察署へ受取に行きます。
申請した翌日位に調査員が車庫を実際に視察&調査に来ます。
指定期日以降警察署の受付カウンターにて受付票を提出し、車庫証明発行代金500円を支払うと受け取る事が出来ますのでご参考までに。