ホンダのWEBサイトを見ていたら何やらスポーツ・カーでは無い車でレースイベントを行っている情報を見かけてなんだか変わっているなと思ったので気になったホンダの軽四輪N-ONE。この車はもちろん普段の足としても利用できますし中長距離のドライブにも最適ですし、スポーツ・カー的な要素も楽しめるオールマイティー的な楽しみ方をする事が出来る車と言えます。
N-ONEのレース情報に付きましては別途専用WEBサイトN-ONE OWNER'S CUPが用意されております。レースに参加するにはJAFが発行するライセンスが必要なのとN-ONEターボFF駆動とレース用パーツを購入(必ず)して取り付ければ参加できるそうです。
N-ONEにはNAモデルとターボ搭載モデルとそれに無限モデルが用意されていて、先日もマーチのNISMOチューニングモデルの記事にも書いたのですが今の車ってそれなりにドレスアップすると本当にかっこよくなります。
N-ONE無限Premiumモデルで大型リヤスポイラー装着モデル。
こちらが通常のN-ONE無限モデルです。
無限N-ONEシリーズはじめからカスタマイズした車両も購入できますし、ディーラーか通販でエアロと内装それから排気系のライトチューンと足回りのチューニングパーツを買って後付も可能です。取り付けはディーラでもやってくれると思いますし大手カーショップでピットを持っているところなら持ち込み取り付けもやってくれると思います。
N-ONEのグレードと車両情報
FF(前輪駆動方式)モデルのベースモデルの車両価格です。4WD(四輪駆動方式)とパッケージの内容により基準価格から少し高くなります。(2014年6月時点の情報です、詳しくはディーラにて確認おねがい致します。)
- スタンダード G/G.Aパッケージ 1.185.000円より
- スタンダード Tourer.Aパッケージ(ターボ車) 1.445.000円より
- Premium 1.49.000円より
- Premium Tourer 1.610.000円より
スタンダードの車両情報です。(表がはみ出てしまうので2つに分けましたご了承願います。)参照資料N-ONE主要諸元PDFファイルです。
グレード | G/G・Aパッケージ(NAエンジン) | Tourer・Aパッケージ(ターボ) | ||
サイズ全長×全幅X全高 | 3395×1475×1610mm/FF 3395×1475×1630mm/4WD | |||
室内サイズ全長×全幅X全高 | 2020×1300×1240mm | |||
ホイールベース | 2.520mm | |||
フロントトレッド幅 | 1305mm/FF 1300mm/4WD | |||
リアトレッド幅 | 1305mm | |||
地上最低高 | 150mm/FF 155mm/4WD | 150mm | ||
重量 | 840kg/FF 890kg/4WD | 850kg/FF 900kg/4WD | ||
定員 | 4名 | |||
燃費JC08モード | 28.4km/L(FF) 25.8km/L(4WD) | 25.4km/L(FF) 24.0km/L(4WD) | ||
タイヤサイズ | 155/65R14 75S | |||
フロントブレーキ | ディスク | ベンチレーテッドディスク | ||
リアブレーキ | リーディング・トレーリング(ドラムブレーキ) | |||
フロントサスペンション | ストラット式 | |||
リアサスペンション | 車軸式 | ド・ディオン式 |
Premiumの車両情報です
グレード | Premium(NAエンジン) | Premium Tourer(ターボ) | ||
サイズ全長×全幅X全高 | 3395×1475×1610mm/FF 3395×1475×1630mm/4WD | |||
室内サイズ全長×全幅X全高 | 2020×1300×1240mm | |||
ホイールベース | 2.520mm | |||
フロントトレッド幅 | 1305mm/FF 1300mm/4WD | 1295mm/FF 1290mm/4WD | ||
リアトレッド幅 | 1305mm | 1295mm | ||
地上最低高 | 150mm/FF 155mm/4WD | 150mm | ||
重量 | 850kg/FF 900kg/4WD | 870kg/FF 920kg/4WD | ||
定員 | 4名 | |||
燃費JC08モード | 28.4km/L(FF) 25.8km/L(4WD) | 23.4km/L(FF) 23.0km/L(4WD) | ||
タイヤサイズ | 155/65R14 75S | 165/55R15 75V | ||
フロントブレーキ | ディスク | ベンチレーテッドディスク | ||
リアブレーキ | リーディング・トレーリング(ドラムブレーキ) | |||
フロントサスペンション | ストラット式 | |||
リアサスペンション | 車軸式 | ド・ディオン式 |
エンジンスペック
NAエンジンとターボ搭載車両があります。グレードにTourerと付加するものがターボ車になります。
タイプ | NAエンジン | ターボ装着 | ||
エンジン型式 | S07A | |||
エンジンタイプ | 水冷直列3気筒横置 DOHC チェーン駆動 吸気2 排気2 | |||
燃料供給装置 | 電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI) | |||
排気量 | 658cc | |||
最大馬力 | 58馬力/7300回転 | 64馬力/6000回転 | ||
最大トルク | 6.6kg.m/4700回転 | 10.6kg.m/2600回転 | ||
内径×行程 | 64.0×68.2mm | |||
圧縮比 | 11.8 | 9.2 | ||
ガソリンタイプ | 無鉛レギュラーガソリン仕様 | |||
燃料タンク容量 | 35L/FF 30L/4WD | |||
燃費向上対策 | アイドリングストップ装置/可変バルブタイミング/自動無段変速機(CVT)/電動パワーステアリング |
特筆点
全車アイドリングストップ機能付きでエコドライブを楽しむように作られていますが。とりあえずエコドライブに重点を置くインパネです。このインパネがエコドライブするほどスピードメータの真ん中の色が艶やかに切り替わります。スタンダードモデルは周りがグリーン色に光ります。Premiumモデルは真ん中がグリー色に点灯します。ただ、左側にエコカーには搭載されないタコメーターがしっかりと装備されしかも7500回転レッドゾーンとかなり回るエンジンと言うことが判断できます。エコカーでぶん回すタイプですねすごいです。
G/G・Aパッケージ以外の全車フロントスタビライザーを装備。安定したハンドリングを提供します。
ターボ車には熱に強いベンチレーテッドディスクブレーキを装着。
ターボ車に標準装備なのですが、マニュアルモードも楽しめるパドルシフトが装着されます。
おしゃれなヘッドライトを搭載。プロジェクタータイプのヘッドライトでスモール点灯時周りのリングが光るLEDポジションライトを採用します。注意、スタンダードのGグレードだけ装着されません。
トライバーサポートも万全横滑りした時に自動的に姿勢制御してくれるVSAを全車装着。iSightの様なサービスではなく急なハンドル操作や無理な運転したときに車のバランスを自動的に抑制してくれるシステムです。
突然のキューブレーキも後続車に対して危険を知らせるエマージェンシーストップシグナル(ハザードランプが素早く点滅して後方に危険を知らせるサービス)を全車標準。
内装
内装はシンプルかつおしゃれで視界が広々していて運転がしやすそうな感じです。ホンダの車ってピラーが余りじゃまにならない配慮になっているのでしょうか。
運転席と助手席の丁度真ん中にあるのはGグレード以外全車標準装備のスマートフォンを接続すると「カーナビ」になるオーディオモニターです。
室内空間は広々していて大人四人らくらく乗ることが出来ます。シートはちょっとスポーツ走行には向いていないです。もしN-ONEレースに出るならバケットシートに交換がベストです。
ラゲッジスペースもなかなか大容量なのですが後席を倒してさらに大きな荷物を載せる事が出来ます。
後席を倒すとらくらくゴルフバッグがすっぽり2つ乗ります。助手席も倒せば背の低い自転車等も載せることが出来そうですよね。
N-ONEのお勧めパッケージは?
Gグレードは少し愛想のない装備品になってしまうのでこれのワンランク上のTourer・Aパッケージターボモデルが良いのでは無いでしょうか?馬力数で見るとちょっと弱いような感じもするのですが(最大64馬力)、実は実は自主規制で64馬力で止めてたりしますのでECU書き換えれば軽く80馬力位は行くのではないでしょうか?なにせN-ONEターボモデルは1.3リッターカー並みの加速力を持つとホンダ公式サイト(N-ONE性能)にも記載ありますので。ちなみに1.2Lスイフトでは91馬力あります。ライトウェイトで1.3リッター並みの加速力って想像するだけで恐ろしい物がありますが。
N-ONE動画