安いハイグリップタイヤの選び方

去年買ったばかりのダンロップ製ディレッツァDZ102が走行距離だいたい10,000kmで性能が極端に低下、中速域のコーナーで思いっきりオーバーステアが出るようになってしまいました。

買ったばかりの時は「よく泣くタイヤだけど良い感じだな」と気に入ってたのですが、一冬明けると極端に性能が悪くなってしまったので新しハイグリップタイヤに交換する事に。

ただDZ102の事例でもある通りタイヤ系を扱うサイトやダンロップ公式サイトはスポーツタイヤでなかなかのグリップ力もあると言う説明が。今回のDZ102の一件でその言葉は鵜呑みにできず、ほんとのハイグリップタイヤの見分け方ってどうすれば良いのか調べてみました。

アフィリエイトサイトやメーカーのサイトに記載されているグリップ力をグラフにした表なんてあてにならない。

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ヒントはナンカンのNS-2R 120や80と言う値に

最近仲良くしている自動車のドライビングテクニックに詳しい元FJドライバーのNさんに、どんなタイヤが良いのか相談させて頂いた所「ナンカンのNS-2Rの80」がお勧めだよと。しかもNさんもそのタイヤを履いて峠を走りまくっているのです。120とか80って一体なにかわからず80ならハイグリップで120なら普通一般的なグリップ力なのかと理解してたのですが違いました。

これは皆さんもよく利用されると思うのですが平野タイヤさんの価格表です。ナンカンのNS-2Rの価格表にTRAC(120)と(80)と言う値があります。私も同製品の255/35ZR18(80)を購入しようと考えていたのですが、AUTOWAYを見てみると255/35ZR18(120)が1本1万円で売っているでは無いですか!

そこでこの80と120の違いがどんなものか知りたくてネットを検索していると、ありましたハイグリップタイヤの指標の調べ方を。

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米国統一タイヤ品質格付け UTQG

U.T.Q.G.(Uniform Tyre Quality Grading)と言うアメリカの運輸省が規定した「タイヤのトレッド摩耗とトラクションと耐熱性」を示す基準値。

UTQG 指標は次の3つのテスト内容の評価を表します。以下はネオバAD08RのUTQGです「180 (トレッドウェア) / AA (トラクション) / A (テンパチャー)」の指標。

トレッドウェア 米国政府指定テストコースの一定の管理条件下で行ったテストの摩耗率に基づいた比較格付けで、タイヤの寿命をある程度数値化。

トラクション ウエット路面での制動能力でトラクションには「AA、A、B、C」の等級があります。アスファルト及びコンクリート路面の政府指定コースの一定の管理条件下で行ったテストで、路面が濡れた道路でのタイヤのストップ性能を格付け。

テンパチャー 耐発熱性及び熱発散性の指標です。等級にはA、B、Cがありタイヤがどれだけ発熱しにくいか、どれだけ熱を放出できるかなどを、実験室のテストホイールに装着して一定の条件下でテストしたものです。

国内ではハイグリップタイヤとしてはベタではありますがネオバが有名なので、この指標を参考にする事でハイグリップであるのかそうでないのかを判断できると思います。

YOKOHAMA ネオバ AD08R UTQG 指標

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UTQG値がナンカンのNS-2Rの「120」この値がトレッド摩耗耐性を表す数値。この値が小さい程タイヤの減りが速く値が大きいと長持ちすると言う目安で長持ちする=ハイグリップタイヤとは言い難いと判断できます。

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その証拠に私のDZ102と言うタイヤは磨耗耐性が460もあるのです。ブリジストンのエコピアでも440なのにエコタイヤよりも数値が大きいだなんて、そりゃグリップしないですよね。グリップしない代わりにタイヤも殆ど減りません。私の年間走行距離だと多分5年は持ちそうで怖いです。

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これはあるコーナーをDZ102を履いて曲がっているところです、前を走るのはナンカンNS-2R(80)を履いているNさんです。私はオーバーステアとアンダーステアと闘いながらコーナーリングしているのですが、ナンカンNS-2R(80)を履いているNさんはオンザレールで全然余裕でした。

UTQG 指標を参照できるサイト

TIRE RACK .COM 海外のタイヤ販売サイトです。下記リンクのタイヤブランド一覧から参照したいタイヤのUTQG指標とタイヤの重量を参照できます。重量を示す単位は「ポンド」lbsです。1ポンド=0.45kg目安で換算出来ます。

補足、フェデラル ナンカン 非掲載。

ONLINE TIRES .COM ここもタイヤ通販のサイトです。UTQG指標記載の無いタイヤもありますが、ナンカンとフェデラルの指標を参照できます。タイヤ重量は掲載無し。

アジアンタイヤはAUTOWAYか平野タイヤさんで入手可能です。

お勧め激安のハイグリップタイヤ

元FJドライバーさんがお勧めする激安ハイグリップタイヤ。寿命は短いけど安いのでタイヤコストを余り気にかけずにドライブを楽しめておすすめです。

ナンカンNS-2Rの80。岡山国際サーキット3周したら終わり(タイヤがツルツルになる)ですがタイムは出るとの事。一般公道でもセミスリックタイヤ「ダンロップ ディレッツァ 03G」に近いハイグリップ性能だと仰ってました。サイドウォールも比較的硬い。

80のトラクションとテンパチャー値は確認できていませんが、ウェット耐性も高いとの事。私は120を一度入れてみようと思ってます。

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クムホのECSTA V720。Nさん知り合いの現役ドライバーがこのタイヤでベストタイムを更新。可成りお勧めだがナンカンの2.5倍程値段が高額。

UTQG 200 AA A。

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知り合いが履いているフェデラルのSS595。一人DZ102からこのタイヤに交換した仲良くしているドライバーさんが居まして、感想を聞くとDZ102よりも数倍ましだと仰ってました。値段も17インチで確か225だったと思うのですが1本5000円と破格。

UTQG 260 または 240 AA A 又は A A。(サイズによって異なる)。お勧めは240。

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フェデラルの595 RS-R。SS595よりも3倍程金額はアップしますがネオバを履く車に対抗出来ます。これを履いた車に横乗りさせて頂いたのですがトラクションの掛かりが半端なかったです。

UTQG 140 AA A。

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余り安くは無いですがクムホのECSTA V700。V720が登場するまでNさんの知り合いがメインで使っていたハイグリップタイヤ。現在はV720メイン。

UTQG 50 AA A。

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トーヨータイヤPROXES R1R。いい意味でインチキタイヤとも酷される程のハイグリップタイヤ。国産にしては比較的安い。

UTQG 140 AA A 又は 200 AA A。サイズ別で二種類用意されています。140の方がインチキとまで言われる程のグリップ力を持つと思われます。

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PROXES R1R スペック表。

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コメント

  1. タイヤの性能を定量的に調べる手法がとても参考になりました!次回のタイヤ交換に参考にします!!