2015年モデルチェンジされる新型911「991.2型」プロトタイプが南アフリカでテストされ、エクステリアとパワートレイン内容が一部公開されました。991型の「カレラ」は6気筒水平対向3.4リッターNAエンジン最高出力350ps、「カレラS」は6気筒水平対向3.8リッターNAエンジン最高出力400psだったものが、新型991.2型では新開発の6気筒水平対向3リッターターボエンジンが搭載される事は判明。出力はそれぞれ20psアップし「カレラ」の最高出力は370ps、「カレラS」は420ps、最大トルクは369ポンドフィート(51.0kg.m)を1700回転で発生させる事が出来るスペックを持ちます。最高速度はそれぞれ代わりはない。
ソース(英語サイト)
http://www.motorauthority.com/news/1098375_2016-porsche-911-carrera-first-official-details-leak-out
991.2型プロトタイプのエクステリア、フロントグリル周りは現行991型と大きな違いは無い様に見えますが、テールのマフラーエンドがかなり異なります。
現行991型です。ヘッドライトにデイライトグリル周りのエクステリアの大幅な変更は無く、ルーフトップとテールのデザインにマイナーチェンジが施される予定。
現行型はバンパー一体型フィニッシャーを採用した二本出しマフラーエンドですが、991.2型下の写真を見るとセンター二本出しのマフラーエンドとなっており、高級スポーツのイメージからスーパーカーのイメージを持つことが出来ます。
現行991型テールデザイン。テールライトユニットが991.2型の方が若干幅が広くロングタイプとなり、マフラーフィニッシャーは現行型は高級車の様なバンパー一体型フィニッシャーを採用します。
格納式リアスポイラーが起動した写真です。
新型カブリオレ、テールライトユニットが大きい事がよくわかります。
ブレーキユニットはドリルドディスクローターにフロント6ポッド対向ブレーキキャリパーを装備。キャリパーカラーはゴールドやレッドカラーリングが施されます。
こちらはレッドカラーリングに塗装されたフロント6ポッド対向キャリパー。
トランスミッションは7速PDKと7速MTが用意されます。
その他グレード別で4WSが設定される可能性があるとの事。昔のホンダプレリュードが4WSを採用していたのが有名ですよね。後輪側がステアリングの切れ角によってフロントと同じ角度もしくは逆の角度をに切れてコーナー速度を上げる事が出来るシステムです。