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ポルシェのSUVカイエン 4.8Lターボは520馬力ですが値段はなんと1千720万円

ポルシェカイエンターボ、SUVなのに最上位ターボグレードは520馬力を発揮する4.8Lターボエンジンを搭載する驚きのスペックなのですが、車両価格も1千7百20万円(消費税8%時点の価格です。)と値段にもびっくりする車です。到底私達一般庶民には乗る機会が無いのでせめてWEBカタログだけでも読んで楽しんでみようと思います。

カイエンターボ

カイエンシリーズにはグレードSとハイブリッドS-Eグレードとターボグレードの三種類が用意されますので序と言ってはなんですが三種類スペックをピックアップします。

車両サイズとエンジンスペック

グレード ターボ S E ハイブリッド S
車両価格(8%消費税込み) 17,200,000 円 11,550,000 円 11,280,000 円
重量 2260kg 2350kg 2160kg
車両サイズ(全長×全幅×全高) 4855×1939×1702mm 4855×1939×1705mm
定員 5名
ドア数 5ドア
ハンドル
シフトタイプ(全てAT免許で運転可能) 8速オートマチック(AT免許で運転できます)
駆動方式 4WD
時速0-100km加速時間 4.5秒 5.9秒 5.5秒
最高速度 279km 243km 259km
エンジン型式 4.8リッターのV8 BITURBOエンジン スーパーチャージャー3.0リッターV6エンジン 3.6リッターV6ツインターボエンジン
排気量 4806cc 2995cc 3604cc
燃料供給方式 DFI(Direct Fuel Injection)直噴
圧縮比 10.5
最大出力 520馬力/6000回転 416馬力/5500回転(ハイブリッド合計値) 420馬力/6000回転
最大トルク 750Nm/2250-4000回転 590Nm/1250-4000回転(ハイブリッド合計値) 550Nm/1350-4500回転
モーター定格出力 24kW
モーター駆動方式 FF
モーター最大出力 95馬力/2200-2600回転
モーター最大トルク 310Nm/1700回転
燃料タンク容量 100L 80L 85L

標準装備品ですがポルシェドイツのサイトを参考にピックアップしているので日本仕様とは異なる可能性があります。このクラスの車を買う方は細かいことは気にされないと思うのですが何かの指標になれば幸いです。各種グレードのリンク掲載しておきます。ドイツ語ですがGoogleChromeブラウザ(パソコン用ですが)で開いて、右上の青いAと言うアイコンをクリックすると簡単に翻訳してカイエンの情報を閲覧する事が出来ます。

ポルシェサイトを翻訳する場所

以下リンクはドイツ語サイトです。Chromeブラウザで翻訳して閲覧下さい。

共通の標準装備

まず内装です。インテリアパッケージブラック(高光沢)、7インチタッチパネル液晶、オート·スタート·ストップ機能付き8速ティプトロニックS、パドルシフト付きマルチファンクションスポーツステアリングホイール、2ゾーンフルオートエアコン、フロント電動8ウェイ調整コンフォートシート、その他全シートは角度調節機能つき、超音波インテリア監視とイモビライザー付き盗難防止警報システム。

カイエンSとEハイブリッドの内装

 

ターボグレードのみ標準装備のPCMナビゲーションシステム+BOSE合計585Wのサラウンドシステム。

ターボグレードPCM

 

足回り外観など

まずホイールは18インチ専用アルミホイールが装着されます。サスペンションには軽量スチールスプリングサスペンションが導入され、オンロードオフロード両立させる走りを可能とするチューニングが施されます。またダイナミックシャーシーコントロールPDCCも装備され車のロールを抑えたオンロード走行や起伏のあるオフロード走行時の車の安定制御を行うシステムが装備。高機能4輪コントロールシステムトルクベクトリングプラスPTVも導入されています、これはランエボのS-AWCに似たコーナーリング時のGとヨーと車速を検出してカーブ内側と外側のタイヤの駆動力を最適に分配しコーナーリング速度を上げても安全に曲がる事が出来ます。云わいるものすごい曲がると言う事を実現できるシステムです。

このポルシェと書かれたブレーキキャリパーはE-HYBRIDグレードに装着(WEBカタログ上)。

カイエンSホイールとキャリパー

 

18インチアルミでもグレードSのホイールは少し太いスポークデザインとなります。キャリパーカラーはシルバーの様子。

 

Sグレードホイール

 

ターボグレードは19インチカイエン専用ホイールが装着され、サスペンションは3つのモードを選んで走りを楽しめるエアサスアクティブサスペンションマネージメント(PASM)が装着されます。ブレーキキャリパーはレッドカラーリングされているのでしょうか、2013年モデルチェンジの試乗車を見るとゴールドキャリパーを装着したタイプもありました。

ターボグレードホイール

こちらが2013年モデルチェンジ当時のホイールとキャリパーのデザインです。

カイエンターボグレード「2013年当初のフォルム

グレードSのみの機能ですが3つのオフロードモードを持ちます。オフロードモード1はすべての地形に自動的に対応出来るように設定されていて、モート2は泥濘や雪道等タイヤのコントロールが難しい場面で最適な4輪トルク分配を行う事が出来、モード3は前後両輪ロックする事が出来るモードだと思います。その他PCMによるエンジン特性の変更とタイヤの空気圧を監視するTPMSを標準装備。走りとは関係ないのですがリアのドアは自動テールゲートシステムを導入なので自動的に開けたり閉じたりする事が出来る様子です。

カイエンSテールデザイン

 

運転席

マニュアルモードを持つ8速ティプトロニックSユニットが中央に眩しくレイアウトされます。ハンドルのπ数は小さめです。もしかしたら33π位のステアリングかもしれません。

カイエン運転席

インパネは5眼レイアウトと言うのでしょうか5つのメーター類が並べられています。しかもど真ん中にタコメーターとはさすがはポルシェです。左から油温、速度計、タコメーター/シフトインジケーター、ECU情報を表示するマルチメーター、一番右が水温/燃料計となります。

カイエンインパネ

トランクルーム。自動開閉と説明がありました。シートは6:4分割で倒せる様子。ハッジバックなので広い容量を持ちゴルフバックなら2つは余裕で載せられると思います。

カイエントランクルーム

フロントデザインですがターボグレードのみLEDフォルライト標準です。ポジションランプ4LEDは全グレード標準。ヘッドライト本体はHID標準です。

カイエンフロントデザイン

 

カイエン動画

https://youtu.be/MbVZmMUmJXY

カイエンターボの520馬力は有り無し?

SUVでそんなに馬力は必要ないのでは?とふと思ったりしますが、(比較にならないですがすみません)実際問題フォレスターでもSTIと同じEJ20エンジンを積んできた経緯がありますし、新型に至ってはFA20ターボを搭載し280馬力もあるので、それを考えるとSUVで巨大パワーを違和感に感じるのは特に無いと思います。またニスモが手がけたジュークRの様な車が好きならカイエンターボがそれに近いスペックを持ちランエボの様な四輪コントロール能力を持つのでとてもお勧めだと思います。

カイエンターボ2

「ポルシェのSUVカイエン 4.8Lターボは520馬力ですが値段はなんと1千720万円」への2件のフィードバック

  1. ポルシェは「クーペのスポーツカー」という印象が強いので、「SUV」というのは少し意外だと思いました。
    520馬力を発する強力エンジンも凄いのですが、SUVでそれだけのパワーが必要か、というと余剰性能である気もします。
    車重が2トン越えなので、強大出力も勘案するとブレーキが余程強くないと少々不安を覚えますよね。
    (先日もお話しましたが、軽車重のGC8でも出力に対しての制動能力は「あまい」と感じるくらいです)
    ただ、そのあたりは確かな技術を持ち合わせるポルシェなので、充分な対策は施されているかとは思います。

    1. こんにちは。SUVでレーシングカー並みの巨大なパワーは必要なのかなと私も思ったのですが、遊び心を引きつけるにはうってつけなのかなと思ったりもします。

      ただ止まるのか?に付きましては私も疑問に思ったりするのですが三菱の様に4輪をコントロールする技術を搭載する様なので殆どコンピュータが制動局面など重要なコントロールを自動で行ってくれる様子なのでこの点は心配ないのかもしれません。

      GC8でもブレーキが心配な面はわかります。ドカンとブーストかかった時はGVも冷やっとする事ありますし。

      6ピストン対応キャリパーが良いらしいのですが60万円程すると言ってたのでちょっと無理ですものね(^^ゞ

      しかし何時かこんな車買えるようになるのでしょうか?宝くじでも当たらないと無理ですよね。記事を書いていてつらい気持ちになります(^^ゞ

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