丸くて可愛らしいビートルのスポーツ版ビートルレーサーが日本国内100台限定販売、全世界で3500台のみ限定販売されます。2L直噴ターボエンジン最大出力は211馬力を搭載しレカロのスポーツシートにレカロのステアリングとスポーツサスペンションなどが装着され、販売価格は4052571円(8%消費税込み)。ボディーカラーは目立つこと間違いなしイエロー・ブラックストライプカラーリングとなります。
ビートルレーサーのスペック
エンジンスペックについて一言。乗ったことはありませんが馬力は211馬力と見栄えしないのですがすっごい広いパワーバンドを持ち比較的ライトウェイトなので馬力数値よりも加速力はかなりのものを持つと推測しますしフラットによく回る良いエンジンだと思います。
- 形式 ABA‐16CPL
- ハンドル 右
- 車両サイズ(全長×全幅×全高) 4285mmX1815X1495mm
- ホイールベース 2535mm
- トレッド幅フロント 1570mm
- トレッド幅リア 1535mm
- 地上最低高 130mm
- 最小回転半径 5m
- 重量 1380kg
- エンジン型式 CPL
- 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ(4バルブ)
- 排気量 1984cc
- 内径X行程 82.5X92.8mm
- 圧縮比 9.6
- 最大出力 211馬力/5300-6200回転
- 最大トルク 28.6kg.m/1700-5200回転
- 燃料供給方式 電子制御式
- 無鉛プレミアムガソリン仕様
- タンク容量 55L
- トランスミッション 6速DSG
- 駆動方式 FF
- 3ドア
- 定員 4名
- JC08モード燃費 13.4km/L
- ブレーキフロント ベンチレーテッド
- ブレーキリア ディスク
- サスペンションフロント ストラット
- サスペンションリア 4リンクスタビライザー付き
- タイヤサイズ 235/40R19
限定車特典、外観
Racer専用デザインフロントバンパーとヘッドライトはバイキセノンヘッドライト(ハイトコントロール機能付)とフォグランプが標準装備。
個性的なヘッドライトはバイキセノンヘッドライト+スモール点灯時イカリングではないのですが周りをイルミネーション的な感じにしてくれるLEDライトが点灯します。
空力を考えたリアスポイラーを標準装備。高速走行時テールでの気流が乱れないようにする為のパーツで見た目だけのアクセサリー的なものではありません。
マフラーは二本出しでマフラーエンドはクロームメッキされたデザインを採用するので後ろから見るととてもレーシーに見栄えします。
Racerグレード専用19インチアルミホイールにシルバーにカラーリングされたブレーキキャリパーを装備。タイヤハウスとのすき間が殆ど無いフォルムで車を横から見るとより引き締まって見えます。
内装
黒を基調にステアリングとシートの左右にイエローステッチデザインが採用したRacerグレード専用デザインとなります。ステアリングは小さめD型形状しているので膝がハンドルに当たらずスポーツ走行出来そうです。
ナビゲーションはフォルクスワーゲン純正が標準装着されます。ワンセグフルセグ地デジ対応で、DSRC(ITSスポット対応システム)車載器をはじめ、FM-VICSやBluetooth経由でオンライン交通情報探索機能を搭載します。地図情報は二年間更新無料でアップデート対応します。
キャビンの写真です。流石に2ドアなので4人乗車は少し窮屈感があるもののスポーツクーペに比べると未だ4人乗車は可能なキャビンの大きさに見えます。運転席と助手席のシートはホールド性の高いスポーツシートを採用。
後部座席です。RX-8に少しにているシートデザイン。
インパネは三眼レイアウトで真ん中はスピードメーターで左側はタコメーター、右側は燃料タンク計。
ダッシュボード真ん中の三連メーターです。左から油温計と真ん中は時計一番右はブースト計です。
トランクルームはハッチバックなのでかなり広々です。後部座席も倒せるので大きな荷物を載せる事も出来ます。
ビートルレーサーの感想
パット見価格がネックになりそうなものの、ノーマルグレードを買って派手なドレスアップをしたり足回りを強化するつもりなら400万円するこちらのモデルはお買い得感は逆に高いものと思います。国内の2Lターボスポーツ仕様なら相場的に350万円から380万円前後です。これに高機能なナビゲーションを取り付ければ+20万円前後。他三連メーター類を付けると10万円、アルミホイール類インチアップなら25万円前後します。ビートルレーサーの400万円の車両価格的には総合判断で妥当な車両価格となるものと思います。
ドライブフィーリングに付きましては乗ったことが無いので何とも言えませんが、最大トルクが1700回転から発生し5200回転まで持続します。次に最大馬力が5300回転から6200回転まで持続するので全領域フラットでどこからでもどのギアからでも加速するイメージと言う所でしょうか。なので街乗りも高速巡航も違和感なく楽しくドライブできるエンジンフィーリングを持つものと思います。とのかくパワーバンドが広いのが魅力的です。その他トラクションコントロール系ではESPとDSRを搭載しオーバーステアアンダーステアを抑止すると共に急なブレーキ操作でもロックしないABSとEBD電子制御式ブレーキ圧分配システムを実装し車をより安定的にドライブをサポート。