京都大学発のベンチャー企業GLM社が手がけたEVスポーツモデル「トミーカイラZZ」が2016年1月18日より東京のスーパーオートバックス東京ベイ東雲にて試乗及び販売されます。
EVカーにも関わらず車両重量がとても軽くバッテリー含めた重量はわずか850kg。サスペンションは前後ともダブルウィッシュボーン式で駆動方式はRWDのトランスミッションは1速固定。最高出力は305ps、最大トルクも同様に42.3kg.mを発生するモーターを搭載します。現行ホンダのシビックタイプR含めてランエボにWRXの2.0リッターターボエンジンを少し上回るスペックを持ちます。それでいて車重がわずか850kgとは恐ろしい程のパフォーマンスを持つことがわかると思います。指標となる時速0km/hから100km/hの加速時間はたったの3.9秒。アルファロメオのスポーツセダン「ジュリア」に匹敵。
パッケージオプション別の基本車両販売価格は税込みで8,640,000円より。CEV補助金85万円交付とエコカー減税対象となり自動車取得税と自動車重量税は免税及び自動車税は75%減税対象車となります。
パッケージオプションは三種類設定されます。
Aパッケージ 216,000円(税込み)
ブランドマスコットキー
スポーツステアリング
ステアリングマニュファクチャー
フロアマット
インドア ボディカバー
車載工具
Bパッケージ 648,000円(税込み)
Aパッケージに以下の装備が追加されます。
フットレスト
ドライバーズシートマニュファクチャー(PVC)
ナビゲーターズシートマニュファクチャー(PVC)
ダッシュボードマニュファクチャー(PVC)
サイドブレーキブーツ
Cパッケージ 1,296,000円(税込み)
A+Bパッケージに以下の装備が追加されます。
サイドブレーキブーツ
ハイマウントクリアレンズ
カーボンリップスポイラー
カーボンリヤディフューザー
ビキニトップ
その他、ワインメイクレース用牽引フックや4点シートベルトや3連メーター等のオプションも用意されています。詳しくはトミーカイラZZオーダーページを御覧ください。
http://tommykairazz.com/order/
エクステリアはロータスエリーゼやOPELのスピードスター少し似ているデザインです。大きなヘッドライトレンズは今流行ではありませんがイタリアンなデザインでこの手の車を好むドライバーには印象が良いと思われる。
シャシーの写真。モーターは一番後ろに搭載されているようで、エンジンで言うとRR駆動方式。バッテリーは座席すぐ後ろに装備されるようです。シャシーだけの写真を見るとスーパーロポジションですね。
リヤ側のデザインですがマフラーが無いのが違和感があります。その代わり巨大なデュフューザーが見える。コンビネーションランプデザインは若干コルベットに似ている。
ロールバーはあるもののもう少しカウリングを施しても良いのではと思いました。軽量化重視なので致し方が無いのかもです。
サイドからリヤのフェンダーに掛けて大きなエアーインテークが装備、モーターとバッテリーを冷却用でしょうか。
インテリアはやや寂しいイメージ。オプションの3連メーター必須かもしれないですよね。パーキングブレーキはレバー式で写真のmomo製ステアリングはオプションです。
GLM トミーカイラZZ 主要諸元表
- 全長x全幅x全高 3865×1735×1140mm
- ホイールベース 2370mm
- 定員 2名
- モーター最高出力 305ps
- モーター最大トルク 42.3kg.m
- 駆動方式 RWD
- トランスミッション 1速固定