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アルファロメオ 2016新型「ジュリア」クアドリフォリオの最高速度はなんと時速307km/h

アルファロメオの2016新型「ジュリア」4ドアセダン2015年9月15日開催のフランクフルトモーターショーにて初披露されました。

公開されたのはジュリアシリーズの最上位グレード「クアドフォリオ」。搭載されるパワーユニットはフェラーリーが開発した2.9リッターV型6気筒ターボエンジンで最高出力は517ps/6500回転、最大トルクは61.2kg.m/2500-5000回転、と言う巨大なパワーを持つエンジンを搭載し、車の重量はわずか1524kgと日本車の2.0リッターエンジン搭載車両と重量が殆ど変わらない位に軽量なのです。エンジンパフォーマンスは時速0km/h-100km/h加速に必要な時間はわずか3.9秒で到達、最高速度は307km/h。

クアドリフォリオには軽量素材が多用されており、カーボン素材をボディーのボンネットとフーフに採用する他、フロントシートフレーム及びプロペラシャフト及びリヤクロスメンバーにもカーボンファイバー素材が取り入れられており、その他アルミで素材も多用されており、ドアやウィングそれにサブフレームにブレーキャリパーとサスペンションにアルミ素材が取り入れられています。

ブレーキもカーボンセラミックディスクローターが使用され穴あきの軽量ドリルドタイプです。ブレーキユニットはブレンボですが赤く塗装されたキャリパーには「alfa Romeo」ロゴが入ります。

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ジュリアの駆動方式はFRとAWDが設定されており、トランスミッションはクアドリフォリオグレードは6MTとなります。

ヘッドライトはプロジェクター式でレンズだけ見ると86のヘッドライトに見えます。

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リアには大型デュフューザーが取り付けられていて、後ろから見るとスポーツセダンの風格がヒシヒシと伝わってきます。

しかしとても軽量そうなアルミホイールが入ってますよね、2015年人気のY字デザインです。

トランクスポイラーは非常に小さいのですが、これで1500kg少々の重量で時速300km/h走行時のダウンフォースを得ることが出来るのですね。

とても綺麗なブーメラン型に光るLEDコンビネーションランプを装着。

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マフラーはデュアルパイプ4本出し、デュフューザーはよく見るとリアバンパー一体型のようです。リフレクターの位置も違和感が無くとてもスポーティーです。

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インテリアはモダンな高級車なデザインを取り入れているのですがとても深いセミバケットシートが装着されていて、ステアリングもとても小さい。

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ステアリングにエンジンスタート/ストップボタンが取り付けられています。

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超ショートストロークの6MTですね。

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室内はモダンで広々、実用性も高い本格派スポーツセダンです。クアドリフォリオの予想価格は800-900万円程度とされているので、ロータス・エヴォーラ(3.5リッタースーパーチャージャー、最高出力406ps、車重1415kg)クラスの自動車を考えているならこのジュリアも候補に入りますよね。

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ジュリア クアドリフォリオ 予想諸元表

 

  • 全長x全幅x全高 4639×2024(ドアミラー含む)×1426(mm)
  • ホイールベース 2595mm
  • 車両重量 1524kg
  • フェラーリ開発2.9リッターV6ターボエンジン
  • 最高出力 375kW(517ps)/6500回転
  • 最大トルク 600Nm(61.2kg.m)/2500-5000回転
  • 駆動方式 FR / AWD
  • トランスミッション 6MT
  • 加速力時速0-100km/h 3.9秒
  • 最高速度 時速307km/h

「アルファロメオ 2016新型「ジュリア」クアドリフォリオの最高速度はなんと時速307km/h」への2件のフィードバック

  1. このような車の情報を見るにつれ、「世界は広い」と痛感します。

    4ドアスポーツセダンというと、やはりランエボやインプレッサがまず想起されます。
    現行エボ・インプと同格車体でありながら、動力性能は圧倒的な差がありますね。
    見た目はやや大人しめではありますが、並み居る2ドアのピュアスポーツカーでは太刀打ちできないでしょう。

    スポーツカーというとどうしても2ドアではないと受け入れられないフシはあり、それは恐らく日本だけの傾向ではないと思われます。

    しかし、このような「ハイスペックセダン」が登場すると痛快です。
    (同じ4ドアのインプに乗っているので、尚更そう思います)
    剛性面では4ドアは2ドアに劣ると言われますが、軽量でありながら高剛性の素材を採用しているので不足はないでしょうね。
    「今時」と言ったら何ですが、MT設定がなされ、走る楽しみも充分味わえそうです。
    (ショートストロークシフトは、操作性が良さそうですね)

    まさに、「羊の皮を被った狼」。

    日本では「エコカー」が台頭しておりますが、世界を見渡せば「愉しい車」は本当に多く存在するのですね。

    1. こんにちは、この車ほんと凄いですよね。しかも4ドアセダンのスポーツカーって。

      どちらかと言うとスポーツモデルはクーペタイプとなり、極端な言い方をすると4人乗りでもCR-Xや今の86の様にセカンドシートはおまけみたな感じになりますものね。

      5名乗車できて激速と言うと、マセラティくらいしか思いつかないのですが今度からこのアルファロメオも加わり、しかもエンジンはフェラーリーってほんとびっくりですよね。

      日本はほんと最近ダウンサイジングとかハイブリッドが流行ってますが、規制の影響の可能性もあるもののもうちょっとびっくりするような車を国産でも作って欲しいですよね。

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