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ベントレーの新型「ベンテイガ」6.0リッターV12ターボ搭載のSUV 2016年発売

イギリスの自動車メーカー「ベントレー」は2015年9月9日に大排気量の新型ラグジュアリーSUV「Bentayga(ベンテイガ)」を発表しました。最高出力608ps、最大トルクがなんと91.7kg.mもの巨大なパワーを発生する6.0リッターV12気筒DOHCツインスクロールターボエンジンを搭載し最高速度はなんと時速301km/hと言うスーパーカーです。発売は未定ですが2016年頃で車両価格は130,000ポンド、日本円に換算すると約2400万円。

ベントレー ベンテイガ

重厚なエクステリアで気になる車重は2422kgとものすごい重たい重量です。この車重で本当に時速301km/hも出せるのかと疑問に思う所なのですが、ベントレーに乗ったことがあるセレブなドライバーに聞くと車重によるダウンフォースを得られるので高速で走るのも超安定的だと仰っていました。車両サイズは(全長5141mm、全幅1998mm、全高1742mm)と、最高級車と比較するのはよくないかもしれませんがレクサスLX(全長5065mm、全幅1980mm、全高1910mm」よりも一回り大きい印象です。

 

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パワートレーンは6.0リッターV12気筒ツインターボエンジンで駆動方式はAWD、トランスミッションは8速ATのみの設定です。サスペンションはエアサス方式を採用し地上最低高を4つの設定で好きな高さに切り替える事が出来ます。燃費の目安は100kmの距離を走るのに平均12.8リッターの燃料を消費すると公式サイトには説明があるので、単純計算だと燃費は7.8km/Lです。低燃費システムとして、余りパワーが必要のない状態ではECUにより自動的に12気筒の半分6気筒を休止する気筒休止システムを採用するので、実質渋滞時や市内の走行だと3.0リッターエンジンとなるので燃費的にはもう少し期待出来るかもしれません。

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しかし重厚なエクステリアデザインをしています。ヘッドライトはLED方式で自動ロービームハイビーム切り替えシステムをもちます。ヘッドライトの横のイカリングデザインの場所はLEDデイライトイルミネーションランプの様です。フロントグリルとフロントフェンダーの手前に大きなエアーインテークが施されており豪快なメッシュのカバーが取り付けられています。ボンネットが盛り上がったパワードームが何とも言えない雰囲気を持ちますよね。大きなアルミホールは20インチ前後でしょうか?SUVにしてはタイヤの扁平率が小さくて恐らく扁平率は50か55位でしょうか。

 

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リアのデザインはごく一般的に見えるのですが写真で見るより実車を見たら恐らく重厚さが伝わってくるものと思われます。ルーフアンテナはドルフィンタイプですね。

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セレブが乗る車にふさわしいインテリアです。ウッド調パネルがよく似合います。それでいてステアリングは意外と小さくとてもスポーティーです。

 

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丁寧に作られている内装なのですが、シートは意外とスポーツシートタイプを採用していてしっかりと体をホールドしてくれる感じです。

 

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シフトノブとパネルがメッキされたパーツが装着されているのですがまったく違和感が無い。流石は最上級高級車と言う印象です。

 

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シフトレーバーのコンソールボックス近くにあるスイッチはトラクションコントローラー関係のスイッチが並びます。左から横滑り防止機能を切るスイッチと、その隣はオフロードで急な坂道を下る時にコントロールを失わないようにする事が出来るダウンヒルアシストコントローラーをONにするスイッチ。真ん中はエンジンスタート/ストップスイッチに、ダイヤル側は走行モードを切り替えるスイッチ、右側から二番目はデフロックスイッチに一番右は地上最低高を切り替えるエアサスコントローラースイッチが並んでいます。

 

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ラゲッジスペースも広く実用性も抜群です。各部全てが上質ですよね。

 

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ベンテイガ 主要諸元表

  • 全長x全幅x全高 5141×1998(ミラー含む場合2223)×1742(mm)
  • ホイールベース 2992mm
  • 車両重量 2422kg
  • 6.0リッターV型12気筒DOHCツインターボエンジン
  • 排気量 5950cc
  • 最大出力 447kW(608ps)/5250-6000回転
  • 最大トルク 900Nm(91.7kg.m)/1250-4500回転
  • トランスミッション 8速AT
  • 駆動方式 AWD
  • 最高速度 時速301km/h
  • 加速力 0km/h-100km/h加速時間わずか4.1秒
  • 燃費目安 都市部を100km走行に消費する燃料は19.2L / 郊外を100km走行に消費する燃料は9.1L
  • 価格 24.000.000円(英国価格130.000ポンド)

「ベントレーの新型「ベンテイガ」6.0リッターV12ターボ搭載のSUV 2016年発売」への5件のフィードバック

  1. こんばんは。

    デザインもう少し練り直した方がいいかもしれないですね。
    シャシー共通のポルシェカイエンやアウディQ7の匂いがしてベントレーらしさが皆無ですね。
    これはコンチネンタルGTやフライングスパーにも言えることですが・・・。同じVWグループの呪縛から逃れられないイメージを受けます。お買い得な車ではないんですけどね。

    この価格帯ならレンジローバー以外を選ぶ余地はありません。

    ちなみにですが、車が重いのと重厚さは紙一重で別問題だと思われます。コンチネンタルGTやフライングスパーが単に重いだけ、アルナージやブルックランズが重厚、という感じです。ミュルザンヌが中間くらいかな。このニュアンスわかりますかね?なので、成り立ちを考えると新型SUVはなるべく軽くすべきかと思います。

    あと木目調ではなく本木目ですよ。このクラスでフェイクは使いません。レザーも合皮ではなく本革ですし。本革でも最高級のコノリーです。メッキ部分もステンレスの一枚モノだと思われます。

    時折思うのですが、管理人様の守備範囲外だと
    思われる車も紹介されているようですがなぜなのでしょうか?明らかに記事に思い入れの差が出ていてご苦労されているので…。

    1. おはようございます。知り合いがコンチネンタルGTを運転した時の話をしてくれたので、ベントレーの記事を書いてみようと思いました。守備範囲外ですよね。m(__)m

      1. ベントレーだけでなく他記事の中古車などの件もそうなのですが…
        興味関心があるものと、ないものとではあまりにも差を感じるので。
        わざわざこのネタをなぜ引っ張ってきたのだろうと不思議に思ってました。

        よく個人ブログのフリをした商業宣伝目的のサイトがあるので(買取査定など)その手のサイトなのかなと少し愚考してました…

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