先日エクストレイルハイブリッドを投入した日産ですが今後続々とハイブリッドモデルが登場する予定です。次なる日産のハイブリッドモデルは人気のコンパクトカーであるノートがハイブリッド化となります。低燃費高出力を売りに現行の1.2リッター3気筒スーパーチャージャーエンジン+モーターと言う組み合わせ。スーパーチャージャー+モータのハイブリッド技術は既に北米向けSUVパスファインダーに用いられているので技術面での問題はなさそう。
現行ノートスーパーチャージャーモデルのDIG-S(エコスーパーチャージャー)エンジンは低回転域ではスーパーチャージャーOFFの状態で走行し燃費を稼ぎ高速域では高いトルクが必要な場面ではスーパーチャージャーONで必要時過給させて満足行くトルクを提供する仕組みなので、スーパーチャージャーがOFFの低回転時にモーターでアシストする事で低燃費を実現すると共に高トルクのモーターによる加速ストレスも無くなると言うエコだけれども低中高速域でのフラットな高レスポンスを得られるとの事。
ノートハイブリッド登場次期としては何時もマイナーチェンジが行われる11月か12月頃で予想販売価格は190万円から210万円。もちろん日産の自動ブレーキシステム「エマージェンシーブレーキ」等の安全アシストパッケージも用意されると思われます。
ノートハイブリッド予想諸元表
- 全長x全幅x全高 4100×1695×1525mm
- ホイールベース 2600mm
- 直列3気筒DOHCスーパーチャージャーエンジン
- 排気量 1198cc
- 最大出力 98ps/5600回転
- 最大トルク 14.5kg.m/4400回転
- モーター最大出力 30ps
- モーター最大トルク 12.0kg.m
- トランスミッション CVT
- JC08モード燃費 37.0km/L
- 予想価格 190万円-210万円
日産FF専用ハイブリッド
ノートハイブリッドシステムはセレナで既にハイブリッドシステムとして用いられるS-HYBRIDシステムとは異なり、こちらの新開発FF車専用ハイブリッドシステムになるものと思われます。
1モーター2クラッチシステムを用いてECUによって状況に応じてモーター側のクラッチを繋いだりエンジン側のクラッチを繋いだりする仕組みを用いて最適なトルクパフォーマンスを発揮しつつ燃費も稼ぐ仕組み。減速時のエネルギーをモーター側に回しリチウムイオン側とアクセサリー用のバッテリーに電力を回生を行い充電、アイドリングストップ時のアクセリー電源(ナビ、エアコン、オーディオ)用にも用いられます。