日産のフラッグシップスポーツ「GT-R」35型がこの秋にもインテリアが大幅に改良され2016年10月にビッグマイナーチェンジされる予定で、2016年3月23日開催のニューヨーク国際オートショーで初披露されました。
主な変更点はエクステリア側、LEDデイライト付きフロントバンパーにグリルのデザインとリアアンダーエクステンションの変更。マフラーの放熱性も改善している。
予想エキステリアと殆ど同じも期待していたインテリアが現行モデルと変わりなかった。
パワートレーンは最高出力が現行型の550psから570psへパワーアップと若干の燃費向上があるとの事。燃費向上はトランスミッション(ハイギア化?)も少し変更が加わっているものと推測します。
最大のポイントはインテリア。Dシェイプ型ステアリングにインパネがフルモデルチェンジ。センターコンソール周りも2016年現代風にアレンジされよりラグジュアリーに仕上がる予定。
ニューヨーク国際モーターショーで公開された35型の最終モデルのインテリア。モーターショーまでに間に合わなかったのかもしくはインテリアの見直しは無くなったのか、情報確認できしだい追記させて頂きます。
現行型R35のインテリアは2007年に設計されたデザインで既に9年経過しているのでやや古めかしい感じは否めない。
R-36型はハイブリッド
強力なモーターを搭載したハイブリッドパワートレーンを搭載し激速クラウンにも負けない加速力が備わります。
さらに四駆技術にモーターが入る事でより高次元のトラクションコントロールを実現できるものと思われるので、さらなる巨大パワーを持ったハイブリッドR35を幅広い年齢層のドライバーに気軽に乗って頂けるようにはなると思います。知り合いの年齢50歳の部長さんがR35買うときに可成りごねられたそうです(一度年齢的に売りたくないと販売拒否された経緯があります)。部長さんはR35を購入は出来たのですがシフト位置は絶対にマニュアルモードで走らないようにと言う注文付きで売ってもらったと言うエピソードがあります。
また三年後2018年に登場するとされる新型GT-Rにはパワートレインは「GT-R LM NISMO」ベースとなるかもしれないそうです。
ソースはTopGear。
http://www.topgear.com/uk/car-news/nissan-gt-r-new-engine-from-lmp1-racer-2015-05-29
ハイブリッドR36の予想諸元表
マイナーチェンジの内容ですがエンジンは現行3.8リッターV6ツインターボのままFFモーター駆動方式の四輪駆動トラクションコントロールを持つ様になる模様。R35のハイブリッド計画は販売直後から開発が進んでいたと言うことなので完成度は期待出来るそうです。
- 全長x全幅x全高 4690×1940×1360mm
- ホイールベース 2780mm
- V型6気筒DOHCツインターボ
- 排気量 3799cc
- トータル最大出力 550ps/6000回転
- トータル最大トルク 60.0kg.m/3000-5200回転
- モーター最大出力 150ps
- モーター最大トルク 40.0kg.m
- トランスミッション 6速DC
- JC08モード燃費 17.0km/L
- 予想価格 1500万円
デザインの方は未だ確定では無いものの洗礼されたスポーツクーペフォルムに仕上げるそうです。
これは2018年フルモデルチェンジの予想フォルム。
2014年にリークしていたR35ハイブリッドグレードのフォルム。実際バッテリーを積むとなるともう少しズングリムックリな形にはならないのでしょうか。またモーターとバッテリーを装備すると重量がさらに重たくなってしまいます。旋回性的には駆動をモーターで制御するので重量は問題ないのかも。
こちらは2012年に上がっていたフォルムです。
トランクルームにバッテリーを実装。これだと荷物が乗らない。
写真はかっこいいのだけれど、キャビンが小さすぎる。