余り一般道でEVカーを見ることは無いのですが先日三菱が販売しているi-MiEVと言う今のモデルでは無く前のモデルとちょうど信号待ちで並ぶ機会がありました。発進とか加速力と走っている状態を見てみたくて真横に付けて先に信号が青に切り替わったら前に出てもらったのですが、何とも静かで加速もスムーズでやっぱりEVはトルクがあるんだなととても関心しました。走りも少ししか見ていないのですが安定的で特にギクシャクする場面もなくとても安定的に走ってました。もしEVが中古で結構お安い値段ならわざわざハイブリッドの高いクルマを買わなくてもEVにするのも一つの手段かもしれません。
Google+の方に少し画質は荒いですが動画をアップしましたのでよければ見て下さい。i-MiEVを見た。
中古ものすごい安いです
i-MiEVの記事を書こうと旧車情報を調べていたらi-MiEVのGoo中古情報を見たら結構お買い得なお値段でびっくりしました。発売開始時期は2006年からと言うことで、初代HA3W型はバッテリー容量16kWhで満タンの充電で時速40km-60km法定内速度エアコン無しで約100kmの航続距離を持つと言います。私が見かけたのも恐らく初代モデルだと思われますが走行状況を見てもなかなかのものを持つので、お買い物や子供さんのお迎えに頻繁に車を使うならi-MiEV中古でも有りでは無いでしょうか、なんといってもお財布にやさしいですし。
HA3Wベースグレードのスペック
- 車両サイズ(全長×全幅×全高) 3395×1475×1610mm
- ホイールベース 2550mm
- トレッド幅フロント 1310mm
- トレッド幅リア 1270mm
- 車両重量 1100kg
- 定員 4名
- 最小半径 4.5m
- 駆動方式 ミッドシップ
- モーター 永久磁石式同期型
- 定格出力 25W
- リチウムイオンバッテリー容量 16kWh
- 電池総電圧 330V
- サスペンションフロント ストラット式
- サスペンションリア 3リンク ド・ディオン式
- ブレーキフロント ベンチレーテッド
- ブレーキリア ドラム
- タイヤサイズフロント 145/65R15
- タイヤサイズリア 175/55R15
HA3Wベースグレードの外観と内装
何処の車メーカーにも無いインパクトのあるフロントデザインで超オーバーフェンダーが嫌味なく似合ってます。フロントの窓ガラスは空力を考えて非常に大きなタイプとなりますが運転席の視界はかなり良好にとれていると思います。
テールデザインはどことなくどことなく昔三菱が販売していたミニカを思わせるデザインです。排気マフラーが無いのが特徴的です。
キャビンは広々大人4名余裕で乗れます。運転席助手席はしっかりホールドしてくれそうなシートを採用しています。
運転席とインパネ。結構大きめのハンドルで取り回しは楽そうです。インパネは真ん中にスピードメーターと後はモーターや電圧類の情報を表示する小さなメーターが左右にレイアウトされています。
充電ソケットです。専用充電ソケットを使い100V充電なら14時間、200V順電なら7時間でバッテリーを満タン充電する事が出来ます。但し充電設備は別途パナソニック等で設備してもらう必要があります。i-MiEVの充電設備(パナソニック公式)
ラゲッジスペースは5ドアハッチバックと言うこともありそこそこのトランクスペースを持ちます。
後部座席を倒すとかなりのトランクスペースを持たせる事が出来ます。高さもあるので非常に大きな荷物も載せられそうです。
2014年現行モデルHA4W
2013年11月にマイナーチェンジされ、ブレーキング減速動作で充電させる事が出来る連動回生充電システムの高効率化とアンダーステアオーバーステア等で車のコントロールを失うことなく自動で車の姿勢を制御安定を保ってくれるASCを標準装備。
新車は少々お値段がはるのですが、国からの補助金があるので新車で買ったほうが良いのかもしれません。グレード別に車両価格と補助金を記載しておきますね。
i-MiEV Xグレード、バッテリー容量16.0kWh、2WD駆動方式、車両価格2.984.040円(8%消費税込み)、リサイクル料金10.590円別途必要。国からの補助金上限 850,000円。写真のカラーリングはオプションのクールシルバーメタリック/ホワイトパール塗装です。
i-MiEV Mグレード 、バッテリー容量10.5kWh、2WD駆動方式、車両価格2.529.360円(8%消費税込み)、リサイクル料金10.590円別途必要。国からの補助金上限 740,000円。
補助金に付きましては経済産業省クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金を参照願います。
HA4Wのスペック
- 車両サイズ(全長×全幅×全高) 3395×1475×1610mm
- ホイールベース 2550mm
- トレッド幅フロント 1310mm
- トレッド幅リア 1270mm
- 地上最低高 150mm
- 車両重量 Mグレード1070kg / Xグレード1090kg
- 定員 4名
- 最小半径 4.5m
- 駆動方式 後輪駆動
- サスペンションフロント ストラット式
- サスペンションリア 3リンク ド・ディオン式
- ブレーキフロント ベンチレーテッド
- ブレーキリア ドラム
- タイヤサイズフロント 145/65R15
- タイヤサイズリア 175/55R15
モーターの性能と航続距離がグレードによって異なりますのでグレード別表で掲載させて頂きます。
グレード | M | X |
モーター形式 | Y51 | |
定格出力 | 30kW | |
モーター最高出力 | 41馬力 | 64馬力 |
モーター最大トルク | 16.3kg.m | |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー | |
総電圧 | 270V | 330V |
総電力量(バッテリー容量) | 10.5kWh | 16.0kWh |
JC08モード一回充電の航続距離 | 120km | 180km |
外観
HA4Wのサイドフォルムです。4ドアで乗り降りがとても楽そうです。三菱の公式ページにも一日40km走行距離を目安にお買い物やお迎え等のちょっとした用事に車を多用される方にとてもおすすめとありました。運転席位置も高くドライバーの視界も良さそうです。
HA3Wと車両サイズは同じなのですが見た目は非常にコンパクトです。細くてやや背が高いイメージのフォルムです。
トランクルームのドアはハッチバックなので荷物を乗せたり下ろしたりするのにとても便利です。
車内はスリムボディーですがとても広々して視界良好です。安全運転に向いたキャビンです。
後部座席、少し狭いですがクーペの様におまけの様な座席では無く4名十二分に乗れます。
運転席とインパネです。少しピラーで右側の視界が悪いかもしれません。インパネはシンプルで速度情報やバッテリー状況を一目で把握できるシンプルデザインです。
i-MiEVのお得情報
i-MiEV車両は軽四輪に分類されます。また黄色ナンバー自家用車登録なら新車購入時国からの補助金を受ける事が出来るので車両価格は軽四にしては高いですが補助金があれば然程高コストイメージ無く購入できます。後は諸費用ですがこれも大きく免税されます。環境対応車普及促進税制に基づき、ご購入時の自動車取得税と自動車重量税が免税と言うことです。i-MiEV免税説明ページ。(三菱公式)
新車で購入せずとも5年落ち前後の中古なら更にお安く購入できてバッテリ寿命は10年目安と言うことなのですが然程距離走っていなければ年数関係なく10万キロ目安に安心して運用できると思います。三菱愛着力サイト
また軽自動車税ですが今保有している車両に付きましては7200円年間の税金が必要なのですが、2015年からは法改正により10800円と引き上げられてます。が、私が乗る2000ccのインプレッサ39500円年間必要な自動車税に比べれば大幅に税金関係の維持費は安いと思います。
充電時間
自宅で充電するには専用EV充電設備が必要になるのですが、充電時間の目安は200V充電設備でグレードMなら4.5時間、グレードXなら7時間でフル充電が可能と言うことです。家庭用充電コストに付きましては、BMW i3 EVカーのページしたの方にコストを東京電力と関西電力別で計算説明させて頂いているのですが、基本料金除く1kWh電気料金は概ね20円前後ですのでXグレード/16kWh満タン充電でコストの目安は312円となります。(基本料金は計算に含めていないです。)。Xグレードなら航続距離一回充電で(312円)約180km走るので、ガソリン車比較した場合通常の軽四輪がリッター30km走るとしても、レギュラーガソリン価格165円とした場合6リッター必要になるので通常の軽四輪で180km走ると990円必要となりi-MiEVの方が同じ180kmを走るとガソリン車よりも678円もお得になると言うわけです。(単純計算比較ですご了承願います。)
また中距離走行時も各種充電スタンドで急速充電に対応しています。急なバッテリー容量不足の時は充電スタンドで急速充電で対応する事が可能です。Mグレードなら15分、Xグレードなら30分でバッテリー容量の約80%を充電させる事が出来ます。充電スタンドは三菱公式ページ充電ポイントを探すページより参照頂けます。