プジョー傘下にあるフランスの自動車メーカーシトロエンが2016年3月1日開催のジュネーブモーターショーでC4カクタス以上にインパクトのあるミニバンタイプのSUV「スペースツアラー ハイフン コンセプト」を初披露する予定です。
このモデルはプジョーとトヨタが共同開発した新型の1.5BOXタイプの商用ミニバン「スペースツアラー」の派生車。因みにプジョーからトヨタへOEM供給され新型「トヨタ プロエース」として国内販売される予定です。
商用モデルのスペースツアラー。
スペースツアラー ハイフン コンセプトの車両サイズは未だ公表されていませんが、ベースグレードのスペースツアラーに設定される車両サイズは3種類あり、全長「4600mm 4950mm、5300mm」、全高1900mmのモデルが用意されるのですが恐らくロングボディーやスーパーロングボディーの設定は無く標準ボディサイズの4600mm前後となると思われ、SUVモデルは地上最低高+30mm前後高くなるとするな全高2200mm前後の設定となるかもしれません。
パワートレーンは最高出力150psを発生する2.0リッター BlueHDi 150 S&S ディーゼルエンジンが搭載され、駆動方式は4WD、6速MTトランスミッションの設定との事。
BlueHDiシステムはメルセデスやトヨタのディーゼルエンジンの排ガス触媒にも用いられているアドブルーを使いシステムですので市販となれば日本での発売も期待できそうですよね。
発表されたコンセプトモデルのカラーリングはダークムーンダストをイメージしたオレンジ色のアクセントが施されています。一部ガーニッシュもオレンジ色にカラーリングされアクセント付けされている。三菱のデリカD:5を意識しているのでしょうか。
インテリアは完全にショー向けのデザインが採用されています。基本的にこの状態で市販は無いがインパクトはとても高いですよね。シフト位置はややフロアシフトの様ですがウォークスルー出来る足元がフリーとなる設計が用いられています。
スペースギア市販モデルのインテリアに近いデザインとなると思われます。
3列シート最大9名乗車可能モデルの設定はあるもののSUVモデルは7名となる可能性が高そうです。
ドライバー・アシスト機能ももちろん装備、時速30km/h以上で機能する自動ブレーキ(対車両&歩行者)を初め、車線変更をアシストするブラインドゾーンシステム、車線逸脱警告機能、オートハイ/ロー切り替え、バックビューモニター及び障害物検知アラート機能、先行車追随型アダプティブクルーズコントロール、カメラによる道路標識認識機能が用意されています。トヨタ共同開発なので信頼性の高いドライバー・アシスト機能を期待出来そうです。
スペースツアラー関連リンク
シトロエン ロシア スペースツアラー(日本語翻訳ページ)