カブトムシの愛称で有名なフォルクスワーゲンビートルのSUVモデル「ビートル デューン」の市販車モデルが2015年11月17日に開催されているロサンゼルスオートショーで発表、市販予定は2016年を予定。
ベースモデルのザ・ビートルの地上最低高を10mm引き上げられラフロードの走行を想定したフロントリヤにスキッドプレートにフェンダーアーチモールが装着され、塗装はとても目立つ少し明るい橙色のアリゾナカラーが採用され設定グレードはクーペにオープンカータイプのカブリオレが用意されるとの事。
ベースモデルのビートルもそうなのですがこのオーバーフェンダーが素晴らしい。少しキャンバー角度を付けてさらにワイドトレッドさせるととてもかっこよくなりそう。パワートレーンは1.8リッター4気筒DOHCターボエンジン、6速DSGトランスミッション、駆動方式はRWD。予想販売価格はクーペは23,625ユーロ、カブリオレは27,800ユーロ。
リヤ側からみるとそのオーバーフェンダーは圧巻。大きなトランクスポイラーはまるでスポーツカーそのもの。
ベース車両と比較。ベース車のビートルの地上最低高は130mmでそれよりも10mm高い地上最低高140mmとなるようなのですがそんなにルーフが高いようにも見えない。
専用バンパーが採用されるそうなのですが、ベースモデルよりもSUVのエクステリアの方が全然スマートでかっこよく見えます。
カブリオレモデルです。全体的はエクステリアデザインは変わらないもののルーフが無いのでボディー剛性強化される為、車重は若干オープンカーの方が重くなる。
ハードトップは左のデュアルマフラーだったのですが、カブリオレは左右二本だし。差別化されるのかもしくはこちらの左右二本出しとなるのか気になる所です。
大型トランクスポイラーが装着されているのですがルーフを開いておるとトランクスポイラーが目立たなくなる。
カブリオレはクーペの半年遅れでのリリースとなる模様。
インテリアはベースモデルと異なりブースト計等ダッシュボード中央に三連メーターが備え付けられている。油温と電圧とブースト計でしょうか?
その他、ベースモデルとじインフォメーションシステムApp-Connect対応6.33インチマルチタッチ液晶モニターを装備するナビが標準、スマートフォンと連動可能で三種類のサービス「MirrorLink CarPlayAndroid Auto」と連動させる事が出来ます。
ビートル デューン 予想諸元表
- 全長x全幅x全高 4270×1815×1505mm
- ホイールベース 2535mm
- 1.8リッター直列4気筒DOHCターボエンジン
- 最大出力 172ps/4800-6200回転
- 最大トルク 25.4kg.m/1500-4750回転
- トランスミッション 6速DSG