平成バブル景気時代に登場した初代セルシオは当時の納期は注文してから2年待ちと言う大記録を持つ大人気の車種だったのですが、2015年に突入してもその人気はとても高いことに驚きます。ただ価格ドットコムだとIS(アルテッツア)グレードの方が上位にランクされていますが今日はLS460をピックアップ。
LEXUS LSシリーズ四代目
初代セルシオから数えて第四代目となるLS460(2015年4月時点、新車販売もされている現役グレードです)は型番USF4#はV8型4.6リッターNAエンジンを搭載し、FR駆動方式とフルタイムAWD(四輪駆動)駆動方式がありFRグレードは最大出力392馬力、AWDグレードは370馬力と車重は2トン程あるもののとんでもない高出力エンジンを持つ車です。
人気はやはりブラックカラーリングかホワイトパールクリスタルシャインカラー。中古で出回っているのはこの二種類が多いです。
フロントの太いフレームの様なデザインのバンパー部分だけがどこと無く初代の流れを組んでいるのかなと思うのですが、それ以外は全く別物のフォルムです。
LEXUSの「L」を象徴するようなLEDフォグ、4灯プロジェクタータイプヘッドライト。初代は若干角張っていたのですが現行モデルは滑らかな流線型とやや盛り上がったパワードーム型ボンネットを採用しています。高級セダンでアンダースポイラーは付けなくても良いのですが、このLSはリップスポイラー無い方がかっこいいですよね。
さりげないサイドステップが足元を際立たせ、テールまわりは存在感のある大きなバンパーとテールライトを装備。
ブレーキランプも「L」をアピールしていて凄いです。リアバンパーの形状にあわせたマフラーフィニッシャーもとてもオシャレ。ライセンスナンバーは最初からLEDですね。
ナチュラルにかっこいいので余計なリアスポイラー等も不要ですね。そのままで存在感あるしとても綺麗なテールフォルムをしています。
因みにLS共通なのですがスピンドルグリルを持つグレードは「F SPORT」です。
LS460主要諸元表
http://lexus.jp/models/ls/specifications/specifications/ls460/index.html
LS460LとFSPORTの情報は入っていません。
- 形式 USF4#
- 全長x全幅x全高 5090×1875×1465mm *1
- ホイールベース 2970mm
- トレッド幅 前/後 1615mm/1615mm
- 地上最低高 130mm
- 最小半径 5.4m *2
- 定員 5名
- 車両重量 2050kg *3
- エンジン型式 1UR-FSE
- V型8気筒DOHC
- 内径x工程 94.0mmx83.0mm
- 排気量 4608cc
- 圧縮比 11.8
- 燃料供給方式 筒内直接+ポート燃料噴射装置 (D-4S)
- 最大出力 288kW(392ps)/6400回転 *4
- 最大トルク 500Nm(51.0kg.m)/4100回転 *5
- 駆動方式 FF / AWD
- 燃料タンク容量 84L
- 燃料タイプ 無鉛プレミアムガソリン
- トランスミッション 8 Super ECT (スーパーインテリジェント8速オートマチック)
- JC08モード燃費 8.3km/L *6
- フロント/ リア サスペンション マルチリンク式
- ブレーキ フロント/リア ベンチレーテッドディスクブレーキ
- タイヤサイズ 235/50R18タイヤ&ノイズリダクション アルミホイール (超金属調塗装)
AWDモデル補足。*1、全高は1475mm。*2、最小半径は5.7m。*3、重量は2160kg。*4、最大出力は272kW(370馬力)/6400回転。*5、最大トルクは477Nm(48.6kg.m)/4100回転。*6、JC08モード燃費は7.7km/L。
スピンドルグリル風のLS460は中古でも高価
スピンドルグリルでは無いのですが2013年発売の大きなエアーインテークエアロバンパータイプのLS460は中古と言えどまだまだ高価で2015年4月現在相場的には700万円を超えてきます。
上記以前のマイナーチェンジ前2006年発売モデルは中古市場でも300万円前後で手に入れる事が出来ます。安いと言っても前モデルも4.6リッターV8型DOHCエンジンで385馬力もあります。中古価格300万円を下回る車両は走行距離が結構ありまして概ね10万キロに近い車両が多い。10万キロと言うとタイミングベルト交換もしなければならないのですがエンジン的には全然余裕で4600ccでV8なら10万キロだと2000ccクラスのエンジンで言うと未だ5万キロにも満たないバリバリの絶好調な状態だと思われます。YOUTUBEで知り合った車が好きな子がクラウンの7代目S12#型の20万キロの車両を買ったのですが全然エンジンは元気でした。(年数が経過しているので他の部分に傷みが生じてておりましたが)。現行モデルは若干若い世代には厳しい価格ですがこの2006年発売グレードで10万キロオーバーモデルなら手にする事が出来るのでお勧めだと思います。維持費は高いですが風格があるのでドライブしていて楽しいと思います。
内装は2013年発売後期モデルの内装です。ステアリングにウッドが使われてます。インパネ類も視認性が高くてとても運転しやすそう。
インパネは二眼レイアウト、左にタコメーター右にスピードメーター。V型エンジンなのでフラットに回るスムーズな走りを見せてくれます。滅茶苦茶速いでしょうね。
一般庶民の車には無いキャビンです。座れるだけでも感動ものです。私の車も仲間はスポーツシートなので乗り降りがとても辛いのでこうしたシートは憧れます。
セカンドシートも優雅です。ゲストを載せて送迎も喜ばれます。
トランクも開口部分が広いので大きな荷物特にゴルフバックを載せたりするのにとても便利です。