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マークX(GRX13#シリーズ)はカタログで見るより実物の方が断然かっこよく見える

昭和の大人気モデルマークⅡの後継車種マークX。先日Google+のコミュニティーのYさんがレンタカーで乗って来られて見せて頂いたのですがWEBカタログを見るよりも抜群にかっこよかったです。実は最近町中でもよく見かけるのでスペックを改めて確認してみるとなかなか良いパワーパフォーマンスをしていました。4ドアセダンでスポーツ寄りの車を探しているならマークXの3.5L辺りはどうでしょうか。すごく走りそうです。駆動方式は2WD(後輪駆動)方式と4WDの二種類が用意され全車6ECTと言うオートマチックトランスミッションの設定となりAT免許で運転する事が出来ます。

マークX GRX13#

 

マークXは初代GRX12#シリーズ(2004年-2009年まで製造販売)から数えてGRX13#シリーズは2代目となります。初代のGRX12#は確か佐藤浩市さんがCMに起用されていたと記憶していたのですが二代目のGRX13#も佐藤浩市さんがイメージモデルとしてCMに出てました。

初代GRX12#の動画

このモデルもかっこよかったのですが今のGRX13#の方が圧倒的に多いです。初代はヘッドライト周りのデザインが独特でフォグランプ含めた三連ヘッドライトデザインを採用し、ボンネットの角張ったデザインがちょうどXを型どった感じで独特の風格を持つ車でした。

2代目GRX13#の動画

これも佐藤浩市さんCM出演しています。デザインはフロントグリル周りので残がXラインを思わせるような感じでヘッドライトを含めて細くつり目になりボンネット上から見てもややXフォルムで前から見てもXフォルムでとてもかっこいいです。写真で見るとなんとなくヘッドライト離れすぎ?的なイメージですが実物見るとイメージは全く違います。なんというのでしょう2D的に見るとグリル周りがのっぺりしているのですが、自分の目で見ると凹凸感が加わり写真とは比べ物にならない質感を味わう事が出来ます。

これは先日町中で信号待ちで停車していたGRX13#です。動画はGoogle+の方へアップしてますのでよければ見て下さい。

https://plus.google.com/106150744555699374168/posts/X4xeVqQzELt

動画を見ていただくとわかると思うのですが結構足が硬そうで路面に吸い付くように安定的に加速していきます。

マークX GRX13#テール

 

左折時横のフォルムを見ることが出来たのですが、レクサスには無いマークX独特の空気を持ちます。テールライト類がマークⅡ/チェイサー/クレスタ三兄弟時代を思い出させるデザインだからでしょうか。とても後ろから見ていてもかっこよく見えました。

マークX GRX13#コーナーリング

 

 

マークX13#のエンジンスペック

マークXには2.5Lエンジンと3.5Lエンジンの二種類から選ぶことが出来ます。また駆動系も2WDと4WDがそれぞれ用意されております。

エンジン 3.5L 2.5L
型式 2GR-FSE 4GR-FSE
エンジンタイプ V型6気筒DOHC
排気量 3.456cc 2.499cc
内径×行程 94.0×83.0mm 83.0×77.0mm
圧縮比 11.8 12.0
最大出力 318馬力/6400回転 203馬力/6400回転
最大トルク 38.7kg.m/4800回転 24.8kg.m/4800回転
燃料供給装置 筒内直接+ポート燃料噴射装置<D-4S> 筒内直接燃料噴射装置<D-4>
燃料 タンク容量 無縁プレミアムガソリン 71Lタンク レギュラーガソリン仕様 71Lタンク

GRX13#シリーズの車両サイズ

  • 車両サイズ(全長×全幅×全高) 4750×1795×1435mm
  • ホイールベース 2850mm
  • トレッド幅フロント/リア 1535mm(3.5L)備考
  • 地上最低高 155mm
  • 定員 5名


備考、2.5Lモデルのトレッド幅(フロント/リア)1545mmですが、ワイドタイヤ+ホイール装着時は235/45R18 94W(18×8Jアルミホイール)1535mmとなります。

GRX13#シリーズの足回り

サスペンションは全グレード共通でフロントはダブルウィッシュボーン式コイルスプリング、リヤはマルチリンク式コイルスプリングを採用しダンパーはスポーツチューニングも路面のショックを緩和した突き上げ感の低い乗り心地に仕上げていると言うことです。

また、350S、250G“Sパッケージ”にはAVS(Adaptive Variable Suspension System)電子制御ダンパーシステムを採用し路面状況に応じた減衰制御コントロールが標準装備されます。HDDナビゲーション装着車はNAVI・AI-AVSが装備されます。ナビゲーションと連携してダンパーシステムをコントロール及び学習させる事が出来るとの事。この辺りの詳細な説明はみんからのこちらのページの資料が参考になると思います。NAVI・AI-AVS機能って

更に、3.5LプレミアムグレードにはFADショックアブソーバーを採用しサスペンションが路面状況と運転状況に応じて減衰力を調節し乗り心地を損なわない足を装備します。
マークX GRX13#サスペンション

 

ホイールとタイヤサイスは3.5Lプレミアムと350Sグレードが235/45R18 94W(18×8Jアルミホイール)を装着します。

 

マークX18×8Jアルミホイール
2.5Lプレミアムとプレミアムフォー、250G”Sパッケージ”と250Gフォーグレードは215/60R16 95H(16×7Jアルミホイール)を装着します。
マークX18×8Jアルミホイール
250G“Fパッケージ”/250G Four“Fパッケージ”グレードは215/60R16 95H(16×7Jスチールホイール+樹脂フルキャップ)となります。スチール製は少しバネした重たくなります。
マークX16×7Jスチールホイール

 

ブレーキは、3.5Lのプレミアムグレードと350Sグレード(フォー、四駆含む)が前後両輪ベンチレーテッドディスク+4ポッド対向キャリーパーを採用し、それ以外のグレードはフロントのみベンチレーテッドディスクでリア側はディスクブレーキの採用となります。

マークXブレーキディスク

 

ドライバーアシスト

3.5Lプレミアムグレードのみ次の高性能ドライバーアシスト機能を持ちます。

VDIM、トラクションコントロール含めたブレーキシステムをコンピュータが管理し、タイヤの空転やスリップ万が一のアンダーステアやオーバーステアを自動的に姿勢制御しつつ、ドライバーが理想的な走りを出来るようにアシストする機能が搭載されます。350SグレードにもVDIM(アクティブステアリング統合制御付)アイシスと機能が搭載されますが下のレーダーブレーキサポートシステムは搭載されません。

プリクラッシュセーフティシステムとレーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)を搭載。追突事故を防止するための安全システムを搭載します。先行車をレーダーで自動的に検出し、車間距離が近くなりすぎると3段階でドライバーの安全を確保します。まず初めて警告アラート出力、それでもブレーキング操作が少ない場合は第二段階としてブレーキングを補助し、さらに衝突の懸念が高くなると自動ブレーキ及びプリクラッシュシートベルトシステムが作動し衝突回避または衝突の衝撃の低減を試みます。(3.5Lのプレミアムグレードのみ標準)

プリクラッシュセーフティシステム

 

その他のグレードにはVSC&TRC&EBD付ABSが装備され、アンチブレーキロック機能とスリップ防止機能が標準装備されます。VDIMの方がなめらかな感じでアンダーステアとオーバーステアを制御するのに対し、通常のアシスト機能はフェルカットとブレーキ操作で少しギクシャクした感じの車制御されるイメージです。

VDIM動作イメージ

その他3.5Lプレミアムグレードのみの装備となるのですがインテリジェントAFSが標準装備となります。これは夜カーブを曲がる時にヘッドライトの照射がコーナーの曲がる方向を照らしてくれるようにするサーポートしすてむで、夜見通しの悪いカーブの出口方向をヘッドライトが照らしてくれます。

インテリジェントAFS

内装

全グレード運転席と助手席にホールド性の高いシートを採用します。コーナーが連続するワインディングでもドライブポジションがズレにくく楽しくワインディングをドライブする事が出来ます。写真は2.5L 250G/250G Fourの外観と内装です。

マークX2.5L 250G/250G Fourグレード

 

運転席。全グレードスーパーインテリジェント6速オートマチック”6 Super ECT”を採用します。

マークX GRX13#運転席

インパネ類は4眼アナログメーターを装備、左右にある小さなメーターは左側が水温計で右側は燃料計、左右にある大きなメーターは左側がタコメーターで右側はスピードメーターとなります。

マークX GRX13#インパネ

 

マークX GRX13#助手席側

 

マークX GRX13#の後部座席

2WDグレードは車中泊も出来るフルフラットにする事が出来ます。4WDグレードは運転席側だけフルフラットとする事が出来ます。

マークX GRX13#車内フルフラット

 

トランクルームもとても広くて旅行用スーツケースなら3つは載せられる事が出来ます。

 

マークX GRX13#トランク

後部座席は6:4分割シートを採用します。

マークX GRX13#後部座席6:4分割

後部座席を倒すとゴルフバックも2個らくらく乗せられます。

 

マークX GRX13#後部座席を倒したトランク

外観の違い

まずグリルが大幅に異なります。3.5Lプレミアムモデルモデルはフロント下部のエアーインテークはメッキフィンタイプを採用しサイドステップもシルバーラインが入ります。テールデザインは全車種余り変わりはないのですが350Sと250Gグレードのみ若干変わります。

マークX GRX13#プレミアムのフォルム

 

こちらが350Sと250G-Sパッケージグレード以外のテールデザインです。リアバンパー下部までボディーカラーと同じ塗装がされます。

 

マークX GRX13#のテールデザイン

 

こちらが350Sと250G-Sパッケージグレードのテールデザインです。リアバンパーの下がつや消しブラック塗装となります。引き締まったテールフォルムを採用。またフロントグリルも下の写真の通りフロントバンパー下のエアーインテークがメッシュカバーを採用します。

350Sと250Gグレードのテールデザイン

350Sと250Gのフロントグリルデザイン

250シリーズの(Sパッケージ除く)フロントグリルデザインです。バンパー下のエアーインテークにはフィンタイプのカバーが施されます。

マークX GRX13#の250シリーズフロントグリル

 

 

 

車両重量と燃費

燃費はJC08モードです。

  • 3.5Lプレミアム 1550kg / 10.0km/L
  • 350S 1550kg / 10.0km/L
  • 2.5Lプレミアム 1520kg / 11.8km/L
  • 250G Sパッケージ 1510kg / 11.8km/L
  • 250G 1510kg / 11.8km/L
  • 2.5L PREMIUM Four 1570kg / 10.6km/L
  • 250G Four 1560kg / 10.6km/L

アイドリングストップはありません、燃費向上対策として電動パワーステアリングと可変バルブタイミングと筒内直接噴射としています。

マークX(GRX13#シリーズ)レビュー動画

 

「マークX(GRX13#シリーズ)はカタログで見るより実物の方が断然かっこよく見える」への2件のフィードバック

  1. マークシリーズは、「紳士が操る車」という印象があります。
    佐藤浩市さんのような格好良い大人も、この車はお似合いだと思います。

    ドライバーズアシストの機能が搭載されているのが、昨今の自動車業界の潮流ですね。
    高級車はもちろん、インプレッサやランエボのようなスポーツカーにもアシスト機能の標準装備が当たり前のようになっています。

    私は、アシスト機能が搭載されている車の運転は、会社の高所作業車(ヒルアシスト機能)くらいなので、コーナリングやブレーキングの制御に関してはいまいち想像がつきません。
    どのように制御されるのか、実体験してみたいものです。

    ・・・長期間本当にありがとうございます。
    今、オンボードで文章を書いています。
    (750Tiが有効化されていないグラボ接続よりは、画面表示がまだマシなので)

    今日は、午後からGC8のエンジン&ミッションオイル交換に行って参ります。
    午前中はもう少し頑張ってみます。

    「24時間テレビ」のマラソンでTOKIOのリーダーも頑張っていましたね。
    それに比べれば、私など肉体的苦痛は何もないので、リーダーに見習って頑張ります。
    (精神的には、かなり折れそうですが・・・)。

    1. こんにちは(^^)
      このXシリーズになってからは大人が乗る車的な印象を受けますよね。ぱっと見普通のトヨタの車なのかと思いきや足回りには結構こだわった感じでスポーツダンパーが入っていてプレミアムグレードには学習する足回りを装備してたりとなかなかすごい印象を受けました。
      エンジンパワーばかり重視されがちですが、曲がらない止まらない車だとドライブしていても楽しくないですものね。私もこんな電子制御してくれるサスペンションを持つ車に一度乗ってみたいです。

      PCの方は映像が出る様子なのでドライバーの相性だけですみそうなのでメールのリンク先からあうドライバーを適用してみてください。

      GC8はミッションとエンジンオイル交換なのですね。大切にしてあげてくださいね(^^)

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