2016年初め頃にアルファードとヴェルファイア、それにノアとヴォクシーが一部改良されます。主な変更点は自動ブレーキアシストを含めるセーフティーセンス標準となるのですが、ノアとヴォクシーには「トヨタセーフティーセンスC」が標準装備、アルファードとヴェルファイアにはなんと「トヨタ セーフティーセンス P(ランドクルーザーのページですがご了承願います。)」が標準装備となる予定です。しかしながらその分の料金が上乗せされた価格での販売となるのでなるべく安くトヨタの人気のミニバンが欲しい方は年内に注文するのが望ましい。
またトヨタは大幅に販売車種を再編する事にも注目です。今年末までにRAV4、bB、iQ、イスト、ラクティス(半年延長される可能性もある)、カローラルミオン等の収益性の低いモデルの生産を中止するとの事。6車種に付きましては在庫処分で大幅な値引きが期待できるので安く新車を手にしたい方は今からでもトヨタのお店にGOです。
写真左がアルファードと写真右がヴェルファイア。それぞれ現行型エクステリアです。
写真左がどこでもノア、写真右がヴォクシー。それぞれ現行型のエクステリです。それぞれ一部改良と言う事なので大きなデザイン変更は無く、セーフティーセンスP標準で価格改定となります。
どれくらい値上げになるのか？
既に搭載車両が多いセーフティーセンスCはオプション価格で54000円なのですが、オプティトロンメーターを持たない車種はインパネ交換が必要となるので部品代金含めて91800円追加料金が必要となる。
オプティトロンメーター云々と言うよりも、スバルのアイサイトの様にインパネに安全運転液晶が取り付けられるので実質インパネの料金も上乗せされるので37800円は確実にアップ。
セーフティーセンスPのオプション価格は既に搭載している新型ランドクルーザーにはオプション設定が無く価格自体不明。4代目新型プリウスも同じ「P」を装備するのですが公式な値段の発表は無い。
CとPの違いは次の通りです。大きな違いとしては最高速度でも対自動車に対して衝突安全回避対応速度が実質上限なしまで引き上げられているのと、前方車両をの速度を検知しつつ追走減速を自動で行うレーダークルーズコントロールシステムを装備する点です。Pの方がカメラとミリ波レーダーの性能が高いと言うことを踏まえると、現行モデルに最低10万円は上乗せされた価格改定がされる可能性が高くなります。
| セーフティーセンス | C | P |
| 対自動車 自動ブレーキの作動速度域 | 時速約10km/h-80km/h | 時速約10km/h-最高速度まで対応 |
| 対歩行者 自動ブレーキの作動速度域 | - | 時速約10km/h-80km/h |
| 対自動車 自動ブレーキの速度減速量 | 30km/h | 40km/h |
| 対歩行者 自動ブレーキの速度減速量 | - | 30km/h |
| センサー | レーザーレーダー＋カメラ | ミリ波レーダー＋カメラ |
| PCS(衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ) | ○ | ○ |
| PCS(歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ) | - | ○ |
| LDA(レーンディパーチャーアラート) | ○ アラートのみ | ○ ステアリング制御機能付き |
| AHB(オートマチックハイビーム) | ○ | ○ |
| レーダークルーズコントロール | - | ○ |
予想される価格
現行アルファードとヴェルファイアは2.5Lガソリンエンジン搭載の最安モデルが3.197.782円→一部改良後の価格は3.297.782円。セカンドシートが飛行機のビジネスクラスの様なインテリアを持つ最高級グレードであるエグゼクティブラウンジ、2.5Lエンジンハイブリッド搭載モデルは7.036.691円→一部改良後の価格は7.136.691円
価格変動は予想ではインパネ交換とレーダーセンサーの追加とECUの改造が必要ですので最低10万円とさせて頂いたのですが、この四車種のミニバンは日本国内でトップを争う程の人気車種なのでもしかしたら(景気動向も良いので)さらなる付加価値を加えて20万円程アップする可能性も否めないです。新しい情報が入り次第追記させて頂きたいと思います。何れにしても安く車を買うなら生産終了モデル、もしくは一部改良前のグレードを狙うのが望ましいと思います。
ノアとヴォクシーの予想価格は、一番価格の安い2.0リッターガソリンエンジンモデルのX"C Package"現行価格は2.273.143円→一部改良後は2.327.143円。最上級グレードである1.8リッターエンジンハイブリッドシステムを搭載する「ノア HYBRID G」と「ヴォクシー HYBRID V」グレードが現行価格3.054.857円→一部改良後は3.0598.857円。
