最近ブラックカラーのプリウスを後ろから見てるとどうしてもCR-Xに見えて仕方がありません。プリウスはエコカーなので走り屋仕様のC-RXとは相反する性格を持つ車なのですが、もしCR-Zが気に入らなくて敬遠されているならテール周りがCR-XそっくりなスポーツモデルのG'sプリウスは如何でしょうか。ブラックカラーのモデルはしびれる程かっこいいと思います。
車の記事を見て頂く前にテール周りの比較です。これがG'sプリウスのテールです。リアのウィンドウからストンと落ちるデザインです。
これがCR-Xと言う昭和世代のスポーツカーです。テール部分がよく似ていると思うのですが。ブレーキランプ周りのデザインは割合してください。
これがCR-Xの最新型と位置づけされるCR-Zです。どちらかと言うとPEUGEOTやルノーなどのヨーロッパ車のデザインを取り入れた感じで余り先代のCR-Xと似ていない。
G'sプリウスのスペック
- ベース車両はプリウスS DAA-ZVW30-AHXEB
- 車両サイズ(全長×全幅×全高) 4515×1745×1475mm
- ホイールベース 2700mm
- フロントトレッド幅 1515mm
- リアトレッド幅 1510mm
- 地上最低高 120mm
- 車両重量 1390kg
- 4ドア
- 定員 5名
- エンジン型式 2ZR-FXE型
- 直列4気筒DOHC
- 燃料供給方式 電子制御式燃料噴射装置(EFI)
- 排気量 1797cc
- 内径x行程 80.5X88.3mm
- 圧縮比 13.0
- 最大出力 99馬力/5200回転
- 最大トルク 14.5kg.m/4000回転
- 無鉛レギュラーガソリン仕様
- タンク容量 45L
- モーター形式 3JM 交流同期電動機(永久磁石式同期型モーター)
- 最大出力 82馬力
- 最大トルク 21.1kg.m
- バッテリー ニッケル水素28個直列
- バッテリー容量 6.5Ah
- 駆動方式 FF
- フロントサウペンション ストラット式コイルスプリング(スタビライザー付)
- リアサスペンション トーションビーム式コイルスプリング
- フロントブレーキ ベンチレーテッド
- リアブレーキ ディスク
スペックを一通り見てみたのですがまず驚く部分としましては車高が120mmしか無くホイールのインチ数が大きので足元からすでにスポーティーと言うのがわかります。以下はノーマルプリウス(写真上)と比較した写真です。ノーマルモデルのグレードの地上最低高は140mmですのでG'sモデルはエアロ含む120mmと言うことなのでやっぱりとても低く見えてスポーティーです。
フロントグリルはG's専用フロントエアロでロアグリル(メッシュタイプ)が採用されます。ウインカーランプとフォグランプがむき出しタイプでとてもレーシーです。
テールデザインもオリジナルバンパーが装備されます。バンパー半分から少し下が真っ黒なむき出しとなっている感じでスタイリッシュで右下のマフラーは大きなマフラーを装着。70πはあるのでは無いでしょうか、非常に大きくて迫力あるマフラーを装着します。
その他の外観の違いは、ヘッドライトに超明るいディスチャージヘッドランプが採用されヘッドライトカバー部分がブラック加飾されます。右側ノーマル版のヘットライトです。
テールライトカバーもブラック加飾されます。右側がノーマル版のテールライトカバーです。
フォグランプの下には人気のLEDビームランプが装着。普通のポジションランプよりも存在感が高くおしゃれです。
サイドステップ付近にG'sの証でもあるワンポイントストライプは実は販売店オプションです。
足回り
プリウス専用にチューニングされた15mmローダウンダンパーが装着されます。高速走行時コーナーリング時の車の挙動を安定かつロールによるブレを低減するので中高速域でも車線変更やコーナーリングでもしっかりとした安定感を提供。
シャーシーの補強剛性パーツも万全。足だけ固めてもボディーが傷んでしまうので剛性度もバッチリ。上がフロントとなります。1番は前端ブレース、2番はスタビライザー、3番はフロアブレース、4番はロッカーフランジスポット溶接打点追加、5番はリヤバンパーリインフォース。3と4と5はフロントの剛性に負けないようにリア側の剛性アップだと思われます。5はリアエンドフレームバーに相当するのですが装着しているのとしていないのとではかなりドライビング時の挙動が異なる様子です。私もリアエンド的なCUSCOのリア側タワーバーを付けたのですが車が暴れなくなりましたのでこの補強は相当な安定度を生み出してくれるものと思います。
ホイールには軽量専用17インチ7Jのアルミホイールが装着されます。タイヤはダンロップのハイグリップタイヤDIREZZA DZ101サイズは215/40R18 85Wを履きます。
内装
ベース車両のプリウスの内装を黒くシックにした感じだけなのですが近未来のスポーツカー的な感じがします。本来あるべき場所のインパネが無くてドライバー目線のすぐ近くにデジタル液晶パネル統合型のインパネが配置されます。ハンドルとシートに赤いラインが入るレッドステッチデザインを採用。ハンドルは本革巻き4本スポークタイプです。
運転席助手席共ホールド感の高そうなシートとなるのですが、ノーマル版も類似のシートが採用されているので元のプリウスがドライビング重視と言うことになるのですね。
シフトノブ周りはカーボンシール風クリアスモークデザインを採用しよりスポーツ感を高めています。
車の始動ボタンも真っ赤なG'sプッシュスタートボタンが取り付けられます。
アクセルとブレーキペダルはアルミペダルが採用されます。
カラーバリエーション
スーパーホワイトⅡ
ホワイトパールクリスタルシャインはメーカーオプションカラーリングで有料です。
シルバーメタリック
ブラック
レッドマイカメタリック
ボルドーマイカメタリック
この中でやはり目を引くカラーリングはCR-Xを思い出させるブラックが一番かっこよく見えます。それから冒頭少し触れたのですが何故プリウスがCR-Xに似ているのかに付きまして、原因はHONDAが販売していたインサイトにあった様子です。この頃からインサイトがプリウスを模倣している等の質問がYAHOO知恵袋等に相当数投稿されてました。それでなる程と納得です。ホンダの『インサイト』とトヨタの『プリウス』なんですが、かたちが似ているんで(YAHOO知恵袋の投稿です)。
結果論ですがスタイルが良ければそれで全て良し。実際問題似ているのはテール周りだけですし。ホンダはインテグラやCR-Xそれにシビックを捨てたのでデザインを取られても致し方が無いのかもしれないです。