先日シビックタイプRを購入されたドライバーさんが、3Q自動車が販売しているマフラー「モリモリ管」を買いたいので一緒に3Q自動車の事務所に行かないかと誘って頂いたので行って来ました。最初行くつもりは無かったんですが(主にホンダ車専門パーツ取り扱いの様なので)社長がとてもおもしろい人なのでとりあえず話だけでもと言う流れでついていくことになりました。
ビデオカメラを持って行っていろんなパーツを撮影しようと思ったのですが・・・結局何も撮影する気力と言うか撮影してもしょうがないなと言うことで何も写真は撮ってきませんでした。ご了承願います。
まず期待はずれ
タイプRドライバーさんがチューニング屋さんなので見たことのないパーツがゴロゴロしているピットですよと話をふくらませて頂いたので楽しみにして行ってみたら?普通の建物でした。3Q自動車Googleストリートマップを見て頂ければわかると思うのですが。ホンダのアコードとその上に3Q自動車のタイプRが駐車されている建物です。
しかし夜遅い時間(20:00)にもかかわらず快く社長さんは迎え入れてくれたのですが、建物の中にはチューニングパーツは殆どなくってタイプRドライバーさんが欲しがっていた「モリモリ管」が何かの作業現場の上に置かれていたのであります。
で、チューニングパーツは何処?
よく話を聞くと、もともとデザイナー関係が本業でどうも自動車は副業的な感じなのでしょうか。3Q自動車のURLは相対パスになっているので一つ上の階層へ行くと「なるほど~」的な感じで納得出来ました。
これが玄人のみぞ知る「モリモリ管」です。
本業はデザインBOX様と言う会社で、自動車は副業か趣味の様です。また「モリモリ管」も自社で考案したものを別注で作ってもらっている様子。ただ社長も手作りでプロトタイプは作っていると言うお話も聞かせて頂きました。
モリモリ管はそっちのけでフューズを紹介されました
本題のマフラーはあまり社長自身力が入っていないと言うか、値段は高いけどもともとものも良いみたいですしサイレンサーレスで車検もパス出来る商品って市場には無いので結構口コミで沢山売れている様でした。なので要点だけ説明されてそれまで的な感じです。要点としては乾いたGTサウンドを楽しめてアイドル時はとても静か。また溶接部分にもこだわっているしテールエンドもユーザーニーズに答えてオーダーメイドも承っているとの事。この様にテールエンドだけストレートタイプではなくデュアルストレートにしたりドルフィンタイプにしたりしてオーダー出来るそうです。(ホンダ車限定です)
それで、本題の社長さんが紹介したかったのがこのSuper Qフューズ だったんです。一個900円税込み(2014年12月時点の価格です)。
なんかすごいらしい
このQフューズは兎に角すごいらしい。よくわからないので社長に何がすごいのか色々聞いてみたのだが。
社長曰く:「自動車メーカーって10円でも安くする様に作られているのでヒューズは軽視されているんだよ」と。
私:?まったく意味がわからない。ヒューズはエーモンの商品でいいのでは無いですか?等とまた訳の分からない質問を社長にしてみる。
社長曰く:「車って電気なんだよね、これつけるとタイプRエンストしなくなるよ!」、「それからトヨタのアルファードも燃費が大幅に伸びたって二名のドライバーから連絡があったよ、二台ともリッター9.4kmまで伸びたって!」
タイプRドライバーと私:?どの車種でも付けられるのですか?
社長曰く:「平成19年式以降の車で車両の形式の前の部分が"DBA"等の形式なら取り付けられるよ」(補足、この辺詳しく教えて頂いたのですがまったく頭に入らなかったです。)、「Qフューズ5個取り付ければ下手なECUチューニングより車のスペックは確実にあがるよ」。
私はド素人で何を言っているのかさっぱりわからず(タイプRドライバーさんも車にそこそこ詳しいのですが、余り理解出来ていなかった様子。)幾つかのやりとりをしていると、GGBに乗っている車に超詳しい電気が専門のNさんが途中から参加してくれました。Nさんに事情を説明するとしばらくしてみんカラのブログ上に掲載されているQフューズの口コミ情報をスマートフォンで調べしばらく社長の車と電気の説明が続く。しばらくしてからNさんが切り出す。
Nさん :「Qフューズの素材は何ですか?」
社長曰く:「レアアースとレアメタルで出来てるんだよ」
Nさん:「電気の通りが良くなるのならエーモンの金メッキヒューズの方が上なのでは?」
社長曰く:「またそれが違うんだよと、このヒューズを付けるとサウンドや良くなるんだよ」
一同?、何やら金メッキを使ったオーディオシステムよりも音の質が良くなるらしいのだが車となんの関係があるのか理解できず。この辺から専門的な内容の会話になってはっきり覚えて無いのですが。
Nさん:「要するにインバーターの電圧を安定化させるような効果があるのですね?それなら燃費が上がるのはある程度理解出来ますが・・・」
社長曰く:「それもそうなんだけど、またちょっと違う。」
その後、論理的な会話は無くQフューズを付けたらサウンドの音が良くなったとか、車の燃費が良くなったとか、アイドリングだけで車庫入れ出来るようになるとか・・・付けたらすごいのは分かったのだけれど理論的な根拠を得られず。皆疲れてきたのでタイプRドライバーさんがQフューズ一個ください。トルクが上がるのですよね?と念押しする。
社長曰く:「FD2のエンジンルームのヒューズボックスの19番と交換してみ!すごいことになるから」
一同、分かりました今日はお忙しい中色々楽しい話を聞かせてくれてとても嬉しかったです。では失礼しますと言う事で3Q自動車を後にしました。
車に詳しい電気専門の仕事をしているNさんが「じゃ~早速交換してちょっと試してみよう」と言うことで、某車の少ない商業道路でちょっとトルクアップ出来たかをテストしてみたのですが。三人がヒューズ交換前のトルクをそれぞれ確認した後に QフューズをFD2の19番ヒューズと交換して三人がそれぞれトルクがアップしたのかを確認。
Qフューズ交換三名の感想
タイプRドライバーさん:「微妙、ちょっとアップしたのかなわからない。900円だと文句も言えない。」
私:「う~、3000回転付近のトルクは上がったのかな?高回転域は正直わからない。」
Nさん:「いっしょやん!」
と言う結果と相成りました。正確にパワーを測れば微妙に違いが出るのかもしれないけれど正直良くわからない。とりあえず燃費が良くなるかもと言うことでタイプRドライバーさんは言い聞かせるように無理やり納得してお開きになった次第です。
Qフューズの種類
一応交換するとそれぞれの効果が異なる種類が販売されていると言うことです。電極に塗られている色でタイプが異なる。
- 赤は過激なセッティングになる
- 緑はオールマイティー
- 黒はトルクアップ
的な感じです、詳しくは3Q自動車の公式ブログ等を御覧ください。社長曰く5個Qフューズに交換するといいそうです。インプレッサも大丈夫パワーアップするよと言ってくれたのですがよくわからないので様子見します。
Qフューズ関連の公式ブログ
http://blog.livedoor.jp/osaka_3939/archives/cat_519061.html
http://blog.livedoor.jp/osaka_3939/archives/29059704.html
Qフューズの色分けのサンプル図。
これは赤です。カプラーの色は関係ありませんアンペア色分けと言うことです。
これが緑、これが一番お勧めだと言うことです。
3Q自動車のその他のパワーアップパーツ
馬力アップするボルト。ものは見ていないのですがボルトを交換するだけで馬力アップするらしい。
関連ブログ
http://minkara.carview.co.jp/userid/1597692/car/1186457/2313597/note.aspx
馬力アップするF16クーラント、5Lで12000円と仰ってました。各種レーシングチームがこぞって導入している実は内緒にしたいクーラントだそうです。
公式ブログ
http://blog.livedoor.jp/osaka_3939/archives/16849492.html
謎の機器morico。バッテリーに電気を回生させてパワーアップするらしい。何個もつけているドライバーさんも居るそうです。何処に付ければ絶大なパフォーマンスアップに繋がるかは社長は知っているけど教えないと言うことでした。
morico公式ページ
http://www.dezabow.com/39/shop/kyoutsuu/morico_setumei.html
モリモリ管は良いのだけれど、他のパワーアップパーツ的には。。。