自動車の知識

路上教習で怒られないようにするには

教習所へ免許(MT又は限定解除)を取得するために、シフトアップのコツや交差点を曲がるタイミング等の問い合わせを多数頂くのですが、最近私のアドバイスを見て実際に路上教習で早めのシフトアップを行ったら教官に怒られたとご連絡を頂きました。

そこで路上教習で教官になるべく怒られないようにする運転テクニックをピックアップするので参考にしてみて下さい。

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怒られた原因

怒られた原因は時速40km/hで4速にシフトアップした為。

これは致し方がありません、路上教習で走る道路の大半は法定速度が40km/hの設定なので基本的に4速へのシフトアップはそれ以上の速度を得るための操作なので、法定速度が時速40km/hの場合は3速が妥当と言う判断だと思われる。

しかしながらMTの3速ギアの走行だと意外にアクセルワークの反応が良くなるので、もしも自動車の走りがギクシャクするので運転がし難いと思ったら教官に4速使ってもいいですか?と路上教習に出る前に確認して置くと良いでしょう。

それから当サイトに掲載しているMT運転方法で私のアドバイスを取り入れるとしたら免許を取得してからの方がベストの可能性もあります。早め早めのシフトアップの説明もさせて頂いているのですが、これは免許を取得してから採り入れてみて下さい。

MT運転でギクシャクするなら早め早めのシフトアップで対応すると良いでしょうと言うアドバイス。これをするともしかしたら道路事情によっては教官に怒られる可能性がある。

路上教習で怒られないようにするには

教官にも色々いらっしゃいますので、すぐ怒る人もいれば放置する人もいますし話が好きな人もいます。人それぞれですし教官の気分次第では怒られ易くなる事もあります。

しかしながら怒ってくれると言う事は自動車の取扱について真剣に取り組んでいると言うこともお忘れなく。自動車は一歩間違えると人の命に関わる代物です、それ故取扱は慎重にしなければならず決して軽く考えてはいけないと言う事も心に留めておいて下さい。

ここでは教習所で路上に出た時に教官に怒られないようにする方法をアドバイスさせて頂きます。

1-確認は声を出して

【乗車前】自動車に乗り込む前には必ず右良し左良し(後方良しでだったかも?)と教官に聞こえる程度に声に出してから素早く乗車する。

乗車してからは素早くシートポジションの調節&シートベルトを素早く装着。ここでもたついていると教官がイラッとするかもしれないです。

これは運転に集中するよと言う姿勢を見せる事も大切です。

2-自動車を発進させる時

自動車を発進させる時も必ず声に出して「右良し・左良し・右後方良し」と教官に聞こえる程度で良いので声に出して発進させます。

集中して周りを確認している事をPRする。

3-走行中は後方良しと速度良しの声出し

走行中はルームミラーを頻繁に確認します。本当に道路を運転する時はだいたい30秒に一度は後方確認しています。声掛けは「後方良し」と声に出します。次に速度が道路指定の法定速度以下であるのかスピードメーターを見て「速度良し」と声掛けします。

免許を取得したら実際に速度は余り見ないです。理由は周りの自動車の流れに併せないと事故に繋がるので、免許を取得して実際に自動車を運転する時は流れに乗る事を心がけると安全です。

余談-頻繁な後方確認は重要です。常に動的な自動車とバイクの状況は常に頭に入れてイメージトレーニングを常にしながら運転するようにしてください。

4-車線変更

手順

  1. 変更した方向へウインカーを3秒出す
  2. 変更したい方の後方確認を声出しして「右又は左後方良し」
  3. 変更したい方向へ目視確認して「良し」と声を出して
  4. ゆっくり車線変更を実行します
  5. ウインカーを手動で戻し完了

方向指示器(ウインカー)は勝手に戻らない自動車もあるのでウインカーの出しっぱなしは気をつけて下さい。怒られるポイントです。

5-交差点を右左折

手順

  1. 交差点を右左折する時は30メートル手前から曲がりたい方向にウインカーを出す
  2. 交差点を曲がる方向に左右にゆっくり寄る(キープレフト又はキープライト)
  3. 交差点を曲がる少し手前で右よし左良し&左折の場合は目視確認して後方良しと声出してから右左折を完了する。

因みに交差点を右左折する時に横断歩道がある場合は横断歩道は歩行者がいなくても念のため一時停止してください。実際の走行時その方が安全ですし教官の心証が良くなる事間違い無しです。

30メートル手前の目安は、停止線から伸びている白い実線が30mの指標です。この区間は追い抜き禁止なので念の為。

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6-車を停車し降車する手順

手順

  1. ブレーキペダルは踏んだまま
  2. 必ずニュートラルギアである事を確認(AT車はPレンジ)
  3. サイドブレーキを二度引き(電動パーキングはPボタンオン)
  4. エンジン停止
  5. シートベルトを解除
  6. ここでブレーキを離すと良いと思います(油圧式なのでエンジン停止したと同時にブレーキペダル離しても大丈夫なのですが念のため)
  7. 右後方を確認して「後方良し」と声出ししてドアをゆっくり開いて降車
  8. 最後にありがとうございましたと教官に声を掛けて下さい

サイドブレーキ二度引きとは

怒られる事は事故に繋がる可能性もあった

怒られるのはご本人の為を持って怒ってくれているとお考え下さい。そしてどうして怒られたのかイメージトレーングして復習する事が大切です。もしかしたらあの場面で事故に繋がったシーンがあった可能性を見いだせたらその知識が貴方のこれからの運転テクニック財産になります。

それから免許取得はそんなに難しく考える必要はありません、路上教習を楽しんで下さい。

説明は以上です。何か不明な点があればコメント欄にでも書いて頂ければお答え致します。

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