スズキのスペーシアとスペーシアカスタムがマイナーチェンジされました。まず全グレードにSエネチャージハイブリッドシステムが搭載され、JC08モード燃費が前モデルの29.0km/Lから32.0km/Lまで大幅アップ(FF駆動比)。加えて安全装備も充実、軽四初のステレオカメラ式の誤発進抑制及び自動ブレーキシステムを搭載。時速5km/hから100km/hでの走行時、歩行者や障害物それに車に衝突しそうになると自動的にブレーキをかけて減速させ衝突の回避又は衝撃の低減を行ってくれるシステムです。ステレオカメラ自動ブレーキシステムは搭載車両と非搭載車両グレードがあります。
8月にSエネチャージターボスペーシアも発売
Sエネチャージエンジン+ターボはスペーシアが初となるのでスペックや燃費の情報は公式発表ありしだい追記させて頂きたいと思います。
基本的にはR06A型水冷3気筒ターボエンジン最大出力64ps(自主規制値)、燃費はFF駆動方式で26.8km/L前後。これにハイブリッドシステムSエネチャージを組み合わせる形となればやはりターボ車でもJC08モード燃費は30.0km/Lを超えてくるものと推測されます。
こちらはスペーシアのSエネチャージターボです。メッキフロントグリルにLEDイルミネーションライトが施されNAエンジンモデルのスペーシアとは少しスポーティーなフォルムを持ち、14インチアルミホイールに内装にはパドルシフトとクルーズコントロールがステアリングに装着される装備を持ちます。
こちらはスペーシアカスタムのSエネチャージターボ仕様です。フォルムには大きな変更はなくパドルシフトにクルーズコントロールがステアリングに配置されます。
2015年マイナーチェンジスペーシア
若い子や女性が好みそうなかわいいフロントフォルムとテールフォルムを持つのですが、フロントバンパーのロアグリルに大きなエアーインテークデザインを取り入れています。これにより可愛いデザインだけれども車が引き締まって見えます。
テールフォルムですがルーフスポイラーとか取り入れて無くてとてもオシャレに仕上がっています。リアウィンドーも大きくて後方確認がしやすそうです。トランクレバーが低い位置にあるのはやはり女性を意識した作りなのでしょうね。
これが今回注目のステレオカメラ式の自動レーダーブレーキシステムです。今までのレーダー波による検知では無くて、2つのカメラが映像及び距離を計算して衝突を回避する仕組みとなるので自動ブレーキ信頼度がアップすると言うわけです。
運転席の視界も十二分に確保、ピラーが死角を余り作らないので安全運転しやすいと思います。ドアミラーも大きくて後方確認しやすいです。
運転席と助手席はウォークスルーですね。子供さんのお迎えにお買い物にとても便利だと思います。
インパネは三眼レイアウトでスピードメーターが大きく真ん中に配置。左側にタコメーターと右側には燃料計や水温等の車両情報が表示されます。
キャビンもとても広いし綺麗でオシャレです。これならゲストを自身を持って送迎する事も可能ですよね。
ラゲッジスペース広いのですがセカンドシートを倒すことが出来るので更にラゲッジスペースの容量を確保する事も可能です。
2015スペーシア主要諸元表
- 全長x全幅x全高 3395×1475×1735mm *1
- ホイールベース 2425mm
- トレッド幅 フロント/リア 1295mm/1290mm
- 最小半径 4.4m
- 定員 4名
- エンジン R06A
- 直列3気筒DOHC12バルブVVT
- 総排気量 658cc
- 圧縮比 11.5
- 内径x行程 64.0x68.2mm
- 最高出力 38kW(52ps)/6500回転
- 最大トルク 63.0Nm(6.4kg.m)/4000回転
- 燃料供給装置 電子燃料噴射式
- 2WD JC08モード燃費 32.0km/L
- 4WD JC08モード燃費 29.0km/L
- 駆動方式 FF / 4WD
- 燃料 無鉛レギュラーガソリン
- タンク容量 27L
- モーター形式 WA04A
- モーター種類 直流同期電動機
- モーター最大出力 16kW(2.2ps)/1000回転
- モーター最大トルク 40Nm(4.1kg.m)/100回転
- バッテリー リチウムイオンバッテリー
- トランスミッション インパネシフトCVT
- ブレーキ フロント/リア ディスク/ドラム
- サスペンションフロント/リア ストラット式/I.T.L式コイルスプリング
- 純正タイヤサイズ 155/65R14 75S
補足、*1の全高は4WDモデルが1740mmとなります。