2014年8月25日いよいよスズキからハイブリッドを採用したニューワゴンRが発表されるとの事。軽四輪初のハイブリッドを採用し燃費はJC08モードで32.4km/L。ワゴンRの購入をお考えの方はとりあえず新型がどんな感じなのか発表を待ってからにされた方が良さそうですよね。動画で一瞬見られるフロントグリルはLEDポジションライトを装備出来る様子です。もしかしたらオプションかも。
ここからは現行のMH34Sグレードの記事です。先日非常に大きなボディーを持つ軽四輪に目が行ってしまってどうしようもないのですが、このMH34SワゴンRも非常に大きなボディーを持ちます。
昔のワゴンR(MC11S前後)は少し若者を意識しすぎたデザインだったのですが今のグレードはすごく大人を意識したデザインのフォルムで、フロントにはエレガントさをアピールするメッキグリルに大型アンダーエアフローと大きなヘッドライトデザインを採用し車を非常に大きくみせるフォルムとなっています。もちろん見た目だけでなく車内もかなり広いです。
FXリミテッドの方にはルーフスポイラーが標準装備されテール周りが引き締まったデザインとなります。
オプションのレーダーブレーキ
オプション総部品となるのですが、5MT(マニュアの運転免許必要)以外のAT免許で運転できるCVT車両には前方の障害物をレーダーで監視してもしも衝突の可能性がある場合は自動的にブレーキして停車もしくは衝撃を低減してくれる安全ブレーキサポートシステムを有料オプション装備できます。ブレーキサポートシステムを搭載する車両はお年寄りにも安心アクセルとブレーキを踏み間違える事故を防止する誤発進抑制機能も合わせて装備されます。子供さんの送り迎えや小さなお子さんを後部座席のチャイルドシートに載せて車を運転する時、ちょっとした事で後ろのお子さんが気になる等の場合無意識に後ろに目をやってしまうシーンがあると思います。そんな時このレーダーブレーキがあればとても安心だと思います。
時速5kmから30km走行中前方の車両の状態を把握し車間距離が短くなるとドライバーに警告アラートを鳴らしそれでも衝突の危険性がある場合は自動ブレーキ停車又は減速による衝撃低減を試みることが出来ます。その他レーダーブレーキサポートをオプション装着すると次の安全装置が装備されます。スズキESP、車の姿勢を自動的にコントロールするシステムです。例えばオーバースピードでカーブに進入した時にフロントタイヤがグリップしないアンダーステアやリアタイヤがグリップせずに滑ってしまう現象オーバーステアを検出し車を常に安定姿勢を保つようにしてくれる安全装置です。運転免許取り立ての方にもとても安心できるサービスです。その他急ブレーキ時後ろに危険を知らせるエマージェンシーストップシグナルランプユニットをも搭載されます。
MH34SワゴンRのスペック
- 車両サイズ(全長×全幅×全高) 3395×1475×1640mm
- 室内(全長×全幅×全高) 2165×1295×1265mm
- ホイールベース 2425mm
- トレッド幅フロント 1295mm
- トレッド幅リア 1290mm
- 地上最低高 150mm
- 重量 750kgから840kg
- 駆動方式はFFと4WD二種類あります
- エンジン R06A型
- 水冷直列3気筒エンジン DOHC12バルブ吸排気VVT
- 内径X行程 64.0X68.2mm
- 排気量 658cc
- 圧縮比 11.0
- 最大出力 52馬力/6000回転
- 最大トルク 6.4kg.m/4000回転
- 無鉛レギュラーガソリン仕様
- タンク容量 27L
- トランスミッション 5MT又はCVT
- 5ドア
- 定員 4名
- ブレーキフロント ディスク
- ブレーキリア ドラム式
- ABSアンチロックブレーキシステム標準
- サスペンションフロント ストラット式
- サスペンションリア I.T.L式コイルスプリング
- タイヤサイズ 155/65R14 75S
FXリミテッドには次のエアロ等が標準装備となります。
エアロ形状フロントバンパー、比較写真です。下がFXリミテッドです。アンダースポイラー気味に少しフロントバンパーの下が突き出したデザインを採用します。その他サイドステップ周りもリミテッドはスポイラーが装着されエアロ形状リアバンパーにルーフスポイラーが標準装備でドアミラーにはLEDコンビネーションランプ付きドアミラー標準となります。その他ホイールも通常のFXグレードはスチールホイールでリミテッドは軽量アルミホイールが標準となります。
室内(キャビン)
CVT運転席はコラムシフトなので運転席と助手席はウォークスルー出来ます。なので安全に左右のドアから乗り降りも可能。
キャビンは軽四輪でも大人4人らくらく乗車出来る広いスペースを確保。後部座席もしっかりとしたシートです。運転席と助手席のシートは少しホールド感低いですがお買い物などや送り迎えなど乗り降りを頻繁に行うにはピッタリのシート形状です。
トランクルームはそのままだと余り荷物は積めないですが多彩なシートアレンジで大きな荷物も載せられますし車中泊も出来るフルフラットシートとする事も可能です。