オーストラリア・スバルがWRX Club Spec Limited Editionを発表 (2020年8月13日追記)
オーストラリア版WRX・S4最終バージョン「WRX Club Spec Limited Edition」が発表されました。
クラブ・スペック・リミテッド・エディションはオーストラリア・スバルにて150台限定販売されるそうなのですが、なんとフロントブレーキにはブレンボ4ポット対向ブレーキキャリパーが装備されている。
日本国内でも新型レヴォーグが登場(2020年10月頃)する時期にはファイナルエディションが登場すると思うので、今S4を買うかどうか迷っているならもう少し様子見した方がいいかもしれない。
写真「https://www.subaru.com.au/special-offers/wrx-club-spec」より
WRX・クラブ・スペック・リミテッド・エディション装備内容
WRX・STI ファイナルエディションに装備されているリセール率のいい魅力的なパーツは余り見当たらないが、4ポットブ対向のブレンボブレーキキャリパーの魅力は高い。
・RECAROスポーツバケットシート–運転席と助手席
・ウルトラスウェード STIステアリングホイール
・18インチSTI合金ホイール
・8 HarmanKardon スピーカー、サブウーファー、アンプ
・専用の番号が付けられた内部の「クラブスペック」バッジマットブラックのリアバッジと限定クラブスペックバッジ。
WRX S4 STI Sport 2018年秋新発売
WRX S4にSTI Sport 特別仕様車が2018年9月3日発表されます。発売(納車)は9月10日より。
スバル WRX S4 公式ページ発表。
https://www.subaru.jp/wrx/s4/
購入予定の方が見積書をツイッターに公開、車両本体価格は409万3200円。車両本体値引きは私がWRXを買ったときと同じ10万8000円と少ないです。
特別装備内容としては2016年8月に期間限定販売されたツーリングSPORT「WRX S4 tS」とほぼ同じ内容。オイルクラーとカーボンGTウィングの設定は無し。
外観デザインは東京オートサロン2017に展示したS4 STI Sportとほぼ同じ
気になる外観デザインは東京オートサロン2017で展示したものとほぼ同じだと言う。
S4 tSの様な派手なGTウィングは装着しない(オプション交換は対応可能だがトランク穴あけ加工が必要)。
ブレーキはフローティング式のままだが、8.5J オフセット55 245/40R18タイヤサイズとなる。
STIドライカーボンGTウィング(ドライカーボンリヤスポイラー)はS4-STI標準装備のトランクスポイラーとセットで装着可能。
販売価格は33万円、新車購入時セットで注文すれば確か取付費用は不要だったと思います。
外観はフロントグリルとフェンダーガーニッシュそれにリヤゲートにSTIエンブレムが付く。他のS4 STIと差別化したにならカーボンGTウィングがおすすめです。
WRX S4 STI Sport 特別装備内容
東京オートサロン2017で公開されたWRX S4 STI Sportと同じ。
足回りにビルシュタインダンプマチック2、ドリルドディスクローターブレーキユニット、18インチ8.5J 55オフセットアルミホイール、245/40R18スポーツタイヤを装着
外装にはフロント&サイド&アンダースカートにドライカーボンリヤリップスポイラーを装着、フロントグリルにリヤトランクにSTIエンブレムを装着。
内装にはRECAROフロントシート(ブラック/ボルドー、レッドステッチ+STIロゴ入り)、専用本革ステアリング、STIシフトノブ。
チューニング系は高剛性クランプスティフナー(左右)付電動パワーステアリング。
WRX S4 tS / STI Sport 比較
期間限定販売されたWRX S tSは4ポッド対向ブレーキユニットの他、CVTオイルクーラー&ラジエーターファン強化タイプにカーボンGTウィングや剛性強化パーツが標準装備され発売価格は4,968,000円~と販売価格が高いのに対して
WRX S4 STI Sport はWRX S4 D型かE型ベースでエアロスポイラーとダンプマチック2に加えレカロセミバケットシート標準の内容になりそうなので車両販売予想価格は400万円未満に収まる可能性も。
WRX S4 tS | WRX S4 STI Sport | |||
レカロセミバケットシート | 標準 | |||
ダンプマチック2 | 標準 | |||
フロント・サイド・リヤスポイラー | 標準 | |||
STIパフォーマンスマフラー | 標準 | |||
フロント4ポッドブレーキ | 標準 | フローティング式 | ||
ディスクローター | ドリルド | スリッド入り | ||
フォグランプ | 有り | 無し | ||
ヘッドライト | 固定式 | ステアリング連動式 | ||
ハイビーム | セパレート(ハロゲン) | ロー/ハイ 1灯式 LED | ||
リヤウィング | GTウィング(オプション) | トランクスポイラー | ||
CVTオイルクーラー | 標準 | 無し | ||
ラジエター | 強化タイプ | 標準 |
WRX S4 tS 仕様車 2016年8月29日発表
スバルの人気車種4ドアセダンWRXのオートマチックモデルVAG型に待望のSTIチューニングモデル「WRX S4 tS」コンセプトモデルが2016年8月29日発表されました。
正式な発表は2016年10月4日。エンジンルームの熱対策としてオイルクーラー装備とラジエタファンの強化が施される。
http://www.sti.jp/product/wrxs4ts/index.html
WRX S4 tS 発売価格
発売価格は4,968,000円、ニュルブルクリックパッケージは5,292,000円(ドライカーボンGTウィング標準)。
SUPER GT第6戦・鈴鹿GT1000kmレース当日に展示。詳細な仕様は公開されていないもののSTIパーツショップ(VA#)で販売されているエアロとVAB型のタイプSと同じアルミホイール
WRX S4 tS 主な特別装備
フェンダーガーニッシュとフロントグリルに赤いアクセントラインそれにアンダー&サイドスカートそれにアルミホイール(133,920円/本 サイズは19インチ 8.5J +53 PCD114.3mm)を見ると一見S207の様にも見えるが、ブレーキキャリパーは4ポッド対向。
アイサイトの兼ね合いでブレーキはフロントのみブレンボ製でリヤ側はベースグレードと同じブレーキユニットとなる。上の写真でタイヤ隙間から黄色いダンパーが見える、恐らくビルシュタインのDampMatic®IIダンパー&コイルスプリング。
リヤ側は対向では無く浮動型ブレーキキャリパー。サスペンションに赤いコイルスプリングが見える。
エンジンルームはフレキシブルタワーバー以外はベースグレードと同じ。
ドライカーボン製リヤウィングはS207と似ているものの、ロゴが異なる。
こちらがS207のドライカーボン製リヤウィング。
マフラーは248,400円もする太鼓2のデュアルタイプのフィニッシャー。
アイサイトを搭載する為FA20型エンジンはチューニング無しだが排気系のチューニングのみで低速でのトルクアップが期待できる。
リヤバンパーにも赤いアクセントライン。
リヤサイドアンダースポイラーが取り付けられているのでリヤアンダースポイラーも取り付けたい所。
これがリヤアンダースポイラーです。
S207と同じNBRオーナメント。
サイドエアバック付きRECAROのセミバケットシートが2つ装備。これだけで712,000円。
シルバーセンターライン入りのウルトラスエード巻マフル地ファンクションスイッチ付きステアリングホイール。
インパネはほぼVAB型と同じだが、アイサイトに関連する警告灯が追加されている。レッドゾーンはFA20型エンジンの為6500回転からレッドゾーン。VAB型は8000回転からレッドゾーン。
WRX S4 tS / STI Sport 諸元表
- 全長x全幅x全高 4595×1795×1455mm
- ホイールベース 2650mm
- 2.0リッター水平対向4気筒DOHCターボエンジン (FA20型)
- 最大出力 300ps/5600回転
- 最大トルク 40.8kg.m/2000-4800回転
- 駆動方式 4WD
- トランスミッション スポーツリニアトロニック
WRX S4 E型 2018年6月発売 主な改良内容はアイサイトのみ
WRX S4 E型の一部改良モデルが発売されました。
外観や内装の変更は無く、アイサイトのプリクラッシュセーフティシステムの改良のみ。
WRX S4 アイサイトの改良内容はレヴォーグE型のアイサイトと同じ内容です。
WRX S4 D型 販売価格
販売価格はWRX S4 D型と同じ。
駆動方式は4WD、トランスミッションはCVTのみ。
GT-Sにはビルシュタインダンパーが装着されます。
・WRX S4 2.0GT EyeSight 3,369,600円
・WRX S4 2.0GT-S EyeSight 3,736,800円
WRX S4 D型 主な改良内容
注目の改良内容はアイサイトに「ツーリングアシスト」と言う機能が追加され、車線をキープする速度領域が従来では60km/L以上からしか設定できなかった物が0km/L以上設定できるようになり、「先行車追従操舵機能が追加された全車速域追従機能付クルーズコントロール」により、高速道路では半自動運転を行う事ができる。
外観デザインは大きな変更は無いが、アクセサリLEDライナーの位置とウィンカーはヘッドライト内蔵へ変更されている。
内装はインパネ周りのパネル類とドアグリップのデザイン変更と、ステアリングスイッチ標準装備。
エアコンスイッチパネルは大幅なデザイン変更、すごいシンプルに。
マルチファンクションモニターは5.9インチへ大型化とフルカラー液晶モニターへ変更。
WRX S4 STi パーツ
S4のエアロは基本的にプラットフォームはVABもVAGも共通のものが採用されているのでSTi純正パーツは多く流用できる。
STiオンラインパーツショップではVA型で分類されている。
http://www.sti.jp/parts/catalogue/va_wrx/index.html
例えばタイプS標準装備の大型リヤスポイラー。最近ではS4に取り付けている方が多い。
吸排気は全然違うので流用は出来ません。根本的にエンジンが異なり新開発のFA20型水平対向4気筒直噴エンジンをS4は搭載します。STiはGC8シリーズから受け継ぐ熟成したSUBARU伝統の水平対向エンジンEJ20型エンジンを搭載。左がSTi/VAB、右がS4/VAGのエンジンルーム。
エンジンルームを開くとインタークーラーが小さいので、ストラットタワーバーが栄えると思います。
アンダースカートとスカートリップ。これを全部取り付けたらひと目見ただけではどちらかわからない。
サードパーティエアロ装着したWRX S4
2015年開催された東京オートサロンで展示されたデモカー、写真はスバル専門チューニングメーカープローバ仕様のVAG。エアロはDAMD製品で構成されている。
上位グレードのVAG特別限定販売モデルS207にしか与えられない6ポッドキャリパーを装備しスリッド入りディスクローターも取り付けると更に見た目がよくなる。
チャージスピードのボトムライン、ホイールとステッカー除く。
http://www.chargespeed.com/vab-bottom-1.htm
イングスエアロ仕様。フロントスプリッタがいい感じ。
http://www.ings-net.com/products/n-spec/wrx-vab/index.html
S4となるとやはりエアロは少ないのですが、純正リヤスポイラー取り付けられるのでボディ形状は同じなのでVARISのVAB用のフルエアロも取付可能だと思われます。
ボディーサイズは全長4595×全幅1795×全高1475mmと共通。
VARISのエアロにするか?思い切ってニュルブルクリンク仕様のレプリカに仕上げてしまうと言うのもありだと思います。
http://varis.co.jp/varis/products/subaru/vab/index.html
ニュルブルクリンク仕様。エクステリアだけこれのレプリカにしてしまう。
ラリー仕様はGVB以降ニュルブルクリンクのイメージが強いので似合わないです。例えばマッドフラップを付けた写真をみるとわかると思います。ラリー仕様が似合うのはGDBまで。
2016年 WRX S4 C型 改良内容
スバルのレヴォーグセダンモデル「WRX STI / S4」C型が2016年4月11日発表5月11日発売されます。同時期にレヴォーグC型が発売されるのですが、レヴォーグ(STiグレードも発売される)とは異なり大幅な改良は無くルーフの内張りの変更とリヤウィンドウワイパーの形状変更(風切音低減)とダッシュボードセンターにあるエア吹き出しのダイヤル変更等、全体的にB型と殆ど同じ。
B型では上位モデルのSTi(VAB)と同じ245/40R18ハイグリップタイヤのオプション設定が追加されたり、全方位安全運転アシスト機能「アドバンスドセイフティーパッケージ」のオプションが追加されたりと目新しいものがありましたが、今回は注目するオプションも無さそうです。
最近余りユーザーがびっくりするようなモデルが登場しないので久しぶりにスペックCやリミテッドの特別仕様車の発売も希望したい。新しい情報確認出来次第追記させて頂きたいと思います。