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マツダの新型デミオ 1.5リッターエンジンに6MT搭載15MBモデル発売

マツダから2015年10月22日より、1.5リッターSKYACTIV-Gガソリンエンジンのパワーユニットを持つ6MTモデル「デミオ 15MB」が発売されます。

ベースグレードはデミオ13Cで1.3リッターから全域でフラットにトルクフルなパワーを出すことが出来る様チューニングが施された1.5リッター4気筒DOHCエンジンが搭載され、スペックは最高出力116ps/6000回転、最大トルク15.3kg.m/4000回転、JC08モード燃費19.2km/L。駆動方式はFFで6MTトランスミッションのみの設定となります。その他、ブレーキディスクローターが大経のものが装備され、標準モデルはオーディオレスとなる(A/Cは装備)。

デミオ 15MB

 

エンジン型式はP5-VPS型、排気量1496ccの直噴NAエンジンです。モータースポーツを走ることを前提に吸排気バルブの開閉タイミングを最適制御するデュアルS-VT(シーケンシャル・バルブタイミング)、エンジンオイルの流量を状況に応じて2段階に切り替え、エネルギーロスを低減するオイル潤滑システム、そしてスムーズな排気の流れと燃焼効率を支える4-2-1エキゾーストマニホールド排気システムを採用。

 

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15MBはジムカーナやダートトライアル走行へ手軽に参加できる様設定されたグレードですが、ナンバーを取得出来るので一般道路の走行もOK。と言うか1.3リッターエンジンで非力だと購入に躊躇している方にはパワフルな1.5リッターエンジンのデミオの発売は朗報だと言えると思います。販売価格はオーディオレスグレードで1,501,200円、オーディオとアルミホイール(185/60R16 16×5.5J)装着オプションパッケージは1,566,000円。それぞれ消費税込みの値段です。

 

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競技向けモデルですが、インテリアは至って普通。4点シートベルトを通す形状のシートが装着されているわけでもないので、もしジムカーナやダートトライアルを走る場合は、別途ブリッドかスパルコかレカロのフルバケットを装着しなければならない。

 

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デミオの6MTは基本的に1.5リッターディーゼルターボモデルのXDグレードしか無く、1.3リッターガソリンエンジンモデルの13Sは5MTとなるのでこの15MBの6MTはスポーツ走行してみたいドライバーにジャストミートするスペックを持ちます。こうしてみてもインテリアも普通に乗用車のデザインですし、マツダコネクトを利用する7インチセンターディスプレイは省かれるものの、セグメント液晶オーディオデスプレイ(AM/FMラジオ標準)は標準装備です。

 

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嬉しい装備としては、ヒルローチンアシスト機能が付いているので坂道発進が苦手な方もサイドブレーキ引かずに坂道発進する事が出来ます。ヘッドライトはハロゲン式、リヤコンビネーションライトユニットとウインカーランプはLEDです。

競技仕様、牽引フックは別売りです。自分で手を加える必要のあるパーツは、フルバケットシートと車高調、後は出来るなら冷却性能の高いアルミラジエター等に交換。車重は1000kgしか無くFF駆動方式なのでジムカーナに持って来いのスペックを持ちます。ライバルのスイフトスポーツ1.6リッターガソリンエンジンモデルは車重1040kgと少し重たい。

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デミオ 15MB 主要諸元表

  • 全長x全幅x全高 4060×1695×1500(mm)
  • ホイールベース 2570mm
  • トレッド幅 フロントリア 1495/1480(mm)
  • 車両重量 1000kg
  • 定員 5名
  • エンジン形式 P5-VPS型
  • 直列4気筒DOHC直噴エンジン
  • 総排気量 1496cc
  • 最高出力 85kW(116ps)/6000回転
  • 最大トルク 148Nm(15.1kg.m)/4000回転
  • 駆動方式 FF
  • トランスミッション 6速MT
  • タイヤサイズ 185/65R15 軽量アルミホイール

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