マツダの「アテンザ クーペ」が2016年秋頃に発売が予定されています。マツダにはクーペモデルが存在せず2002年8月にRX-7(RX-8はクーペだが4ドアです。)の生産が終了してから約13年目にようやく純然な2ドアクーペモデルが追加される予定。
現行「アテンザ」GJ型は2016年8月11日ビッグマイナーチェンジ、最新情報はこちら。
パワートレインは現行アテンザの2.5リッターSKYACTIV-Gガソリンエンジン(PY-VPR型)直列4気筒DOHC及び巨大なトルク(42.8kg.m/2000回転)を発生する2.2リッターSKYACTIV-Dディーゼルターボエンジン(SH-VPTR型)直列4気筒DOHCの二種類が設定されるとの事。駆動方式はFFの前輪駆動方式でトランスミッションは6速AT。
プラットフォームはセダンのホイールベース2830mmよりも短いワゴン(ホイールベースは2750mmとセダンよりも80mm短い)がベース車両とるものの、セカンドシートの足元はゆったりした余裕のある車内スペースを確保しているとの事。
エクテリアはマツダ車種は「魂動」デザインがブランド化されているので大きなデザイン変更は無いものと思われます。アテンザに限っての話では無く、最近マツダ車は人気なのでよく見かけるのですがどの車種もフロントフェイスが類似しているのでマツダファンではないとロードスター以外はどれも同じに見えてしまう。「魂動」デザインはスポーティーでかっこいいのですがコスト削減の為の部品共有化で差別化が難しいのは致し方が無いものの、せめてフォグライトユニットくらいは差別化して欲しい。
3タイプの差別化はサイド側とリアのデザインのみとなるものの、クーペには大型のリアスポイラーを取り付けて販売するのも面白くて良いのでは無いかと思います。
控えめだけど空力的にもダウンフォースを得られて見た目もかっこよくなるリアスポイラーを取り付けたイメージ写真です。無い方が良いと言う方も多いですが、差別化するには一番いいパーツです。
こちらはリアスポイラーの無いリアのエクステリアです。やはりスポーツクーペなら見た目が一番大切なので若干派手すぎるエクステリアの方が個人的には好きです。余り派手さは必要のないと言う方なら元々クーペは選ばない可能性が高い。
運転席周りのインテリアはセダンとワゴン共通なのでクーペも基本的に同じレイアウトとなりマツダコネクト液晶をダッシュボード真ん中に置いたレイアトで便利なヘッドアップディスプレイも搭載。
セカンドシートは若干足元狭くルーフがリアにかけて流れるように低くなるデザインですので必然的にセカンドシート側の頭上は低くなります。
2016 アテンザ ビッグマイナーチェンジ
現行アテンザ(GJ型)は2012年にフルモデルチェンジされその2年後に2014年一部改良が実施され今回が最後のビッグマイナーチェンジ。
主な改良内容は、パーワートレーンの見直し。
荷重移動アシストの「Gベクタリング・コントロール」の搭載。
エクステリアはヘッドライトとフロントバンパー&グリル周りのデザイン変更。
インテリアは安全装備の充実とシート素材を変更。
アテンザワゴン 2WD 6速AT SKYACTIV-Gエンジン搭載モデル 価格一覧
- 20S 2764800円より
- 20S PRO ACTIVE 2867400円より
- 25S L-PACKAGE 3364200円より (インテリア ホワイトレザー/ブラックレザー共通)
インテリア改良内容
握り心地と操作性を向上させたセンター2本スポークデザインのステアリング。
視認性が向上したアクティブ・ドライビング・モニター。
上質性をアップしたピアノブラック素材のピラー&ルーフ。
ルームランプにオーバーヘッドコンソールLEDダウンライト。
遮音性の高いウィンドウへの変更と4シーター全てにパワーウィンドウスイッチを装着し快適性をアップ。
インパネには視認性&デザイン性をアップしたメーター+マルチインフォメーションTFT液晶が加わる。
アテンザ クーペ 予想諸元表
- 全長x全幅x全高 4800×1840×1400(mm)
- ホイールベース 2750mm
- エンジン型式 H-VPTR型
- SKYACTIV-D 2.2リッター直列4気筒DOHCディーゼルターボエンジン
- 排気量 2188cc
- 最大出力 129kW(175ps)/4500回転
- 最大トルク 420Nm(42.8kg.m)/2000回転
- 駆動方式 FF / 4WD
- トランスミッション 6速AT
- 使用燃料 軽油
- JC08モード燃費 19.0km/L