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アテンザGJ軽油で維持費を節約する事が出来るスタイリッシュなセダンとワゴン

消費税が8%となり加えて車の燃料であるガソリン及び軽油にはさらに地球温暖化対策税というものすごい増税が施行されてしまいさらには2015年度に消費税10%となる事を思うと恐ろしくて気軽にドライブへ行ける状況じゃなくなるのではと戦々恐々としているのですが、その昔レギュラーガソリンが150円もしていた頃軽油がなんと88円と言う時代もありました。今は不公平感を無くすために軽油引取税が増税された関係だと思うのですが今ではレギュラーガソリンよりも10円程安い価格です。それでもやはり軽油で走るディーゼル車は中長距離を走る事を考えると燃料コスト維持費的にはとても助かると思います。また軽油で走るディーゼル車は基本的に低速トルクが強くて余り高い回転数を必要とせずに巡航速度へ持っていけるので”燃費が良い”と言うのも特徴的であったりします。

4ドアセダン

アテンザGJ4ソアセダン

ワゴン

アテンザGJワゴン

なのでハイブリッドやアイドリングストップ機能を重視するよりも実質軽油で走る車を選んだほうが本来は中長期維持費が一番安いと個人的には思います。理由はハイブリッドだとバッテリー(補助モーター用のニッケル水素電池等、バッテリーだけでは無く発電装置のダイナモも交換となればさらなるコスト負担になります。)の交換時期が来たらとんでもない金額を必要としたりしますし、アイドリングトップ機能はバッテリーを早く痛めてしまって頻繁に交換を行う必要があったりしますので、それらを考えるとせっかく燃費がよくてもバッテリー類の交換でコスト的に見ると実際金額だけを見ると低燃費でも無い事と推測する次第です。

少し前置きが長くなりましたが、正直日本国内でディーゼルエンジンを採用するスタイリッシュな車は非常に少ない。外車ならベンツやBMWからスタイリッシュなディーゼル車両が販売されているものの日本だと殆ど無いのですがそんな中お勧めしたいのがマツダから販売されているアテンザです。

マツダはボンゴと言うディーゼルで走るワンボックス商用車を長く販売しているのでディーゼルエンジンに関しましてもかなり信頼度があります。

2015年1月7日マイナーチェンジ

2014年11月23日追記情報

アテンザとCX-5を大幅マイナーチェンジにて2015年1月7日に発売予定しています。

http://www.mazda.com/jp/publicity/release/2014/201411/141120b.html

主な改良点は運転支援システムi-ACTIVSENSEをアップグレードさせ次の安全面を強化されます。

アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)、ハイビームを一体型にしたヘッドライトで対向車を検知して自動でロービームに切り替わります。なので夜間の暗い峠道等を常にハイビームで走る事を可能としました。

リア・ビークル・モニタリングシステム(RVM)、ドライバーの死角に接近してくる車の検知範囲を広げより安全な運転を支援。

マツダ初のレーンキープ・アシスト・システム(LAS)を実装、車線を把握しながら意図しない車線逸脱挙動が発生した場合、ステアリングを振動させたり警報音を鳴らしドライバーに警告します。居眠り運転防止の様なサービスです。

その他、ドライバーの状態をモニタリングするDAAや誤発進抑制システムの強化と中高速域での衝突低減ブレーキサポートシステムと設定した距離と速度を自動で保って走行できるレーダークルーズコントロールを装備。充実した運転アシスト機能となります。

また走行性能にも改良が加えられフロントアームのブッシュ形状を最適化しよりスムーズでフラットな走行挙動にチューニング。車内の静粛性をより高めシート素材に高振動吸収ウレタン素材を導入したので荒れた路面では従来比10%高速走行時25%もの騒音を低減しています。

新グレードSKYACTIV-D 2.2の4WDは四輪駆動でありながら低燃費を実現且つ悪路の安定走行性能を持たせています。

外観もかなりの細かいマイナーチェンジが施される模様です。以下マツダ公式ニュースページの引用です。

「マツダ アテンザ」大幅改良の概要は以下のとおり
魂動デザインを磨き上げ、より精悍に深化したエクステリアデザイン
水平基調を強めたフィンデザインと、より立体的な造形のシグネチャーウィングにより、精悍さとエレガントさを増したフロントフェイス

2015アテンザ
LED発光シグネチャーを採用したリアコンビネーションランプによる、引き締まったリアビュー。
フロントにLEDシグネチャーウィングを採用することで、夜間でのブランド表現を強化(L Packageに標準装備)。
従来よりもダークな色調を採用し、金属感と深みのある輝きを強調する高輝度塗装の19インチアルミホイール(L Packageに標準装備)。

2015アテンザテール写真
新開発のソニックシルバーメタリック、「アクセラ」から採用しているチタニウムフラッシュマイカを追加し、全8色をラインナップしたエクステリアカラー。
洗練を極め、研ぎ澄ませた質感と先進の機能を持ったインテリアデザイン
インストルメントパネルやセンターコンソールの造形を大胆に変更し、インテリアを一新。パーツのつながりや統一感を徹底的に研ぎ澄まし、フラッグシップモデルに相応しい質感を大幅に向上。
– 独自のヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)*7コンセプト「Heads-up Cockpit」に基づき、ドライバーオリエンテッドなコクピット空間と、横方向にすっきりと広がるインストルメントパネル造形による開放的な助手席空間を両立。
– 黒の本革内装と黒のファブリック内装を継承したうえで、白の本革内装はピュアホワイトに変更。さらに本革内装には新たなカラーコーディネーションを採用。

2015アテンザ運転席
– 電動パーキングブレーキ(EPB)の全車標準装備に伴い、すっきり感と上質さを磨き上げたセンターコンソール。
– 高さを抑えたダッシュボード上に独立して配置した7インチセンターディスプレイ。
– 車速や先進安全装備の情報など、リアルタイムに変化する情報を表示する「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」を全車標準装備。
– スマートフォン等と連携して、インターネット接続やコミュニケーションの機能をクルマでの移動中にも手軽に、安全に利用できるカーコネクティビティシステム「MAZDA CONNECT(マツダ コネクト)」を採用。ドライビング姿勢を崩すことなく操作ができるコマンダーコントロールと合わせて全車標準装備。
– マツダ初採用の後席シートヒーターにより、快適性を向上(L Packageに標準装備)。
– スイッチ操作により自動で展開・格納できる電動リアサンシェード(セダンL Packageに標準装備)。

2015アテンザ助手席

 

アテンザのグレード

アテンザはガソリンエンジンのグレードとディーゼル車のグレード2種類あります。その中からセダンとステーションワゴンと分かれていきます。

まずガソリンエンジン車両のグレードは次の通りです。(セダン/ワゴン共通です、価格は2014年6月時点の価格です。ご購入時ディーラーにて確認お願い致します。)

  • 20S 価格259.2万円
  • 25SL Package 価格317.6万円

エンジンは20SがPE-VPR型、排気量1997cc、155馬力/6000回転、20.0kg.mトルク/4000回転、水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴エンジンを採用し燃費は17.4lm/L(JC08モード)。25SL Packageはエンジン型式PY-VPR型、排気量2488cc、188馬力/6000回転、25.5kg.mトルク/4000回転、水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴エンジンを採用16.0lm/L(JC08モード)。トランスミッションはセダン/ワゴン共通6EC-ATとなります。

ガソリンエンジンはそれぞれ無鉛レギュラーガソリン対応です。ガソリン車の主な燃費向上対策は以下の通りです。

ミラーサイクルエンジン、減速エネルギー回生機構、アイドリングストップ機構、筒内直接噴射(DI)、
可変バルブタイミング、充電制御、ロックアップ機構付トルクコンバーター、電動パワーステアリング

軽油で走るディーゼルエンジン車両のグレードは次の通りです。

  • XD 価格300.24万円より(AT/MTで価格が若干異なります。)
  • XD L Package 価格358.2万円(AT/MT共通の値段です。)

エンジンは全てのグレードで共通のSH-VPRT型、排気量2188cc、175馬力/4500回転、42.8kg.mトルク/2000回転、水冷直列4気筒DOHC16バルブディーゼルターボエンジンを採用。トランスミッションはセダン/ワゴン共通6EC-AT又は6MT(6速マニュアルシフト)を選ぶことが出来ます。ディーゼル側の燃費ですがATモデルが20.0km/L、MTモデルが22.4km/L(JC08モード)となります。MTモデルのほうが6ギア比が高いので燃費が実質良くなる形になると思われます。ディーゼルエンジン車の主な燃費向上対策は以下の通りです。

減速エネルギー回生機構、アイドリングストップ機構、筒内直接噴射、電子制御燃料噴射、2ステージターボチャージャー、
コモンレール高圧噴射、4バルブ、センターノズル化、ロックアップ機構付トルクコンバーター(AT車)、電動パワーステアリング

サイズや足回りのスペック

  • 車両サイズは全車共通(サイズ全長×全幅X全高)4285×1760×1230mm
  • ホイールベース2830mm(セダン)/2750mm(ワゴン)
  • 地上最低高 160mm
  • 重量は1430kgから1530kg
  • 定員は5名
  • フロントサスペンション ストラット式
  • リヤサスペンション マルチリンク式
  • フロントブレーキ ベンチレーテッドディスクブレーキ
  • リアブレーキ ディスク

タイヤサイズがグレード別で異なります。

  • L PackageとXD 6MT 225/45R19 92W 19インチ7.5Jアルミホイール
  • 20SとXD 225/55R19 97V 17インチ7.5Jアルミホイール

L Packageの高輝度19インチアルミホイール

高輝度19インチアルミホイール

XD 6MTの19インチアルミホイール

通常の19インチアルミホイール

それ以外のグレードに装着される17インチアルミホイール

通常グレードの17インチアルミホイール

外観とカラー

ソウルレッドプレミアムメタリック(有料オプションカラーリングです。)

ソウルレッドプレミアムメタリック

ブルーリフレックマイカ

ブルーリフレックマイカ

 

ジェットブラックマイカ

ジェットブラックマイカ

 

メテオグレーマイカ

メテオグレーマイカ

 

スノーフレイクホワイトパールマイカ(有料オプションカラーリングです。)

 

スノーフレイクホワイトパールマイカ

 

ディープクリスタルブルーマイカ

ディープクリスタルブルーマイカ

 

アルミニウムメタリック

アルミニウムメタリック

ヘッドライト

グレードによって人気のイカリングライトの様に丸く光るヘッドライトが装備されます。名称はディスチャージヘッドランプといいます。また夜間のドライブをサポートするハイ・ビーム・コントロールシステム(HBC)も実装します。20SとXDのATモデルのみ装備されません、オプション装備対応。

ディスチャージヘッドランプ

 

 

フォグランプは全グレード標準です。

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内装

内装はセダンとワゴン同じです。グレードによってシートの素材が異なります。上がXDと20Sパッケージの内装で下がL Packageの内装です。シートはホールド感の高いシートを装備。

アテンザGJ内装

 

運転席はモダンでシンプルなデザイン。ハンドルが少し小さめなのが印象的でスポーティーです。AT車両にはパドルシフトが装備されロックアップトルクコンバーターでMT車の様に空きなギアで自在にドライブを楽しむ事が出来ます。

アテンザ運転席

 

インパネはドライブが好きな方に好まれるアナログ形式で(表示装置は電気式です)真ん中にスピードメーターで左側にタコメーターを装備。

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収納

トランクは全車後席シートを倒してトランクの収納容量を大きく確保出来ます。なかでもワゴンタイプならかなりの荷物を載せる事が出来ます。ワゴンモデルのトランクの写真です。

アテンザワゴンのトランク

 

こちらはセダンタイプのトランクの写真です。

アテンザセダンのトランク

サウンドシステム

L Packageに標準装備のBOSSサウンドシステムAudioPILOTTM2+Centerpoint2+11スピーカーが搭載されます。気に入った音楽をかけながらドライブを存分に楽しめるサウンド・システムはありがたいですよね。実際問題あとからサウンド関係に手を入れようとすると軽四輪一台購入出来るほどの金額を要するのでしかもBOSSとなるとさらに高いと思われるのでこのサウンドユニットはちょっと羨ましく思います。

AudioPILOTTM2+Centerpoint2+11スピーカー

ドライブアシスト

XD L Package、25S L Packageのみ標準(他グレードオプション装備可能)i-ACTIVSENSEがドライバーの安全をサポートします。主な機能としましては次の通りです。

RVM、走行速度15km以上の状態で後方にミリ波レーダーを照射し後方範囲50M以内に接近する車両等があればバックミラーに備えたインジケーターを点灯しドライバーに通知し車両に気が付かず車線変更しようとウインカーを点灯するとアラート音で通知するシステムです。

AFS、夜間ワインディングを走行する場合や交差点を右左折する時にヘッドライトが進行方向を照射出来るように動くサービスを搭載します。動画を見てもらったほうが早いと思います。アテンザADS動作する状態の動画。

https://youtu.be/jK9NZozhNDA

MRCC、30kmから100kmで巡航走行時に前の車を自動的に追従走行を行います。なので長距離ツーリングもアクセルコントロールに気を使うこと無くらくらくロングツーリングを楽しむことが出来ます。

SCBS、この装備は全車標準装備です。MTは一部機能除く。アクセル誤操作による急発進防止、4kmから30km走行時にフロントガラス内に設置している近距離用赤外線センサーが障害物を検出するとブレーキを自動制御し減速させるシステムを搭載します。

アテンザGJの感想

スカイアクティブと言うマツダ独自の拘りを持って作りこまれた車で、走る止まる曲がる楽しさをもっとうに楽しいドライブを可能とする車だとはと思います。ただ一言ディーゼルターボエンジンは私の乗るインプレッサの様にガツンと走りません。またディーゼルは回転数上げずにトルクを持ち味に走る車なので初心者ドライバーにも熟練ドライバーさんにも町中走行をらくらくこなしてくれる内容だと言えます。もちろん燃料コストもレギュラーガソリンよりも10円安いのでスタンドへ給油しに行っても5000円あればほぼ満タンに出来るのではないでしょうか。お財布にも優しいのが特徴です。

最後に価格なのですがXDのディーゼルターボで300万円程しますので、ぱっと見印象的には高いと思いますがマツダなら30万円値引きはあたりまえだと聞きますのでもし新車購入する場合はじっくり長い交渉の末最大値引きを引き出して買うことが出来ると思います。

アテンザGJワゴン写真2

「アテンザGJ軽油で維持費を節約する事が出来るスタイリッシュなセダンとワゴン」への2件のフィードバック

  1. ディーゼルエンジンは、低速トルクにすぐれるため、その性質を利用して重量物積載や牽引用など、どちらかというと業務・商用車で採用される事がほとんどです。私も仕事上ディーゼル車を運転しますが、力強さはガソリンエンジンの比ではなく、エンストもしにくいので運転は比較的楽です。その特質を乗用車にも活用すれば、運転しやすさが期待できます。低速トルクというより起動トルクを期待するのならば、電気自動車(モーター)がもっとも優れているのですが、蓄電技術がいまだ発展途上の現在では、代替手段としてディーゼルエンジンの開発も期待したいところです。ガソリンエンジンは高回転で特性を発揮しますが、それとはまた異なる魅力を持つディーゼル車種が発表される事を願って止みません。

    1. こんにちは、コメントありがとうございます(^^)
      私も昔ボンゴで重たい弁当を沢山積んで配達に回ってました。ディーゼルは回らないですが低回転の粘りは半端無いですものね。同じボンゴでもガソリンタイプのものもあったのですが重たいものを乗せるとかなり半クラで引っ張らないと発進出来なかったのでその差は歴然でした。仰るとおり低速トルクと言うよりもあの粘りはすごいですよね。ディーゼルの乗用車なら本当に運転しやすそうですものね、後はレギュラーよりもちょっと安い燃料コストもいい感じですし。仰るとおり今のハイブリッドやアイドリングストップは蓄電能力が発展途上ですのでより確実に長く低コストを考えるならディーゼルもありかなと思います。ヨーロッパではまだまだディーゼルの開発が行われているのでさらなる良いディーゼル車も今後期待出来ると個人的には思います。(^^)

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