ワイパースタンドってなに?
ワイパーブレードを車のウィンドウから少し浮かしておくパーツで、炎天下の高熱からと真冬の凍結からワイパーゴムの劣化を防ぐ(ワイパーゴムが長持ちする、3-5年は持つらしいです)事ができる他、降雪からワイパーブレードとガラス面を保護することができるそうです。
写真の赤い印のパーツがワイパースタンドです。
取り付けている感じは特に無いですし、走行中に不具合が発生することもありません。
ワイパースタンド注意点 取り付けられない車種もあります
ワイパースタンドは汎用品しかありません。また車種によっては取り付けられない場合が多いですので、購入前に必ずワイパーアームの取り付け位置とワイパーブレードが干渉しないかを確認してください。
補足、ワイパーアームがねじれたデザインのものがあります(トヨタ・アクア等)そうした車種は取り付けられません&基本的に右ハンドル用なので左ハンドル車には取り付けられない。
ワイパーアームのワイパースタンド取り付け位置。根本の樹脂の様なところから平らなスチールに変わる部分にワイパースタンドを取り付ける事ができるのですが、この平らなスチール部分がワイパーブレードと干渉しない所から伸びているなら取り付け可能だと思います。
WRXの場合、運転席は余裕がありますが助手席側はギリギリです思いっきり根本付近に取り付けないとワイパーを動かした時にスタンド部分が倒れない事があったりします。
こう言う感じでアームのスチール部分とブレードに余裕があれば取付可能です(写真はWRX・VABの運転席側です)。
ワイパースタンドの取付方法&必要な道具
ワイパースタンドを取り付けるには「プラスドライバー」が必要です。
取り付ける製品はこのタイプです。製品名は「ハイパーソニック」。
取り付けする前に、ボンネットにタオルなどを敷いて養生しておいてください。
まずワイパーアームを挟むように取り付ける為の「コ」の字の金具をワイパースタンド本体から取り外します。
元の写真。
「コ」の金具はプラスネジで固定されているのでドライバーで外すだけ。
取り付けの流れ(動画)。難しくはありませんがスタンドが倒れる時にワイパーブレードと干渉しないように根本ギリギリに付ける必要があります。
高さ調整はこのネジを緩めて行うことができます。ブレードの浮きが足りていないと思ったら調節します。
その他、もしも根本ギリギリでもワイパーブレードと干渉して取り付けられないようでしたら、何かの方法で写真のL字の_の部分を延長加工すれば取り付けられる可能性もあります。
ワイパースタンドの使い方
ワイパースタンドはワイパーを動かすと自動的に倒れますが、必要のないときは手動でスタンドを立てておく必要があります。放置しておくとスタンドの意味(ワイパーゴムの保護)がなくなってしまいます。