- 1 スバル WRX レヴォーグ(1.6Lアイスト除く) 共通 バッテリー交換方法
- 2 バッテリー交換時の注意事項
- 3 バッテリー交換したら再設定しなければならない箇所
- 4 バッテリーサイズ WRX・インプレッサ STI・レヴォーグ共通
- 5 自動車のバッテリー交換に必要な工具
- 6 バッテリーを自分で交換する際の注意事項
- 7 バッテリーの取り外し方
- 8 プラス側の赤いカバーが固くてはずれない時
- 9 自動車のバッテリー取り付け
- 10 スバル車のパワーウィンドウ初期設定方法
- 11 小型化 40B19Lに交換する方法
- 12 小型バッテリーへ交換するメリット&デメリット
- 13 不要バッテリー処分方法 (2020年11月21日追記)
スバル WRX レヴォーグ(1.6Lアイスト除く) 共通 バッテリー交換方法
電極を外す順番(外す時はマイナスを先に外す/取り付けはプラスを先に取り付ける)とパワーウィンドウの初期設定さえできれば簡単にバッテリーを交換できるので「最近バッテリー弱いな~」と思ったら早めに交換してくださいね。
WRX・レヴォーグ対応おすすめパナソニック・カオス・カーバッテリー。
バッテリー交換時の注意事項
エンジンを始動したままバッテリー交換しては駄目です(故障の原因になります)。必ずエンジンを停止した状態で作業してください。
ECUやナビそれにパワーウィンドウの情報をキープしながら交換作業できる「バッテリー メモリーキーパー」があれば、バッテリー交換後初期設定しなくてすみます。
バッテリー交換したら再設定しなければならない箇所
バッテリーを自分で交換しようとお考えの方は以下の事を目を通して、再設定する為に説明書などをご用意頂く事をおすすめします。
- 車載時計
- 地デジテレビやラジオの設定が初期化されている
- メーカーによってはパワーウィンドウが正しく動かなくなる(再設定で治る)
- ECUが初期化される(燃調が最初からの学習となるので燃費に少し悪くなる可能性も)
ECUが初期化は問題ありません、学習機能を持つECUは買ったばかりの状態に戻るので、エンジンアクセルレスポンス等が変わる可能性もあります。
バッテリーサイズ WRX・インプレッサ STI・レヴォーグ共通
パナソニック製品の「caos(カオス)」と言うブランドのカーバッテリーで、品番はN100D23L/C5。
インプレッサGVB(GRB)・WRX(VAB・VAG)・レヴォーグ2.0L標準のバッテリーサイズは55D23Lまたは100D23L。(レヴォーグ1.6LはQ-85(12V-52Ah))
caosのカーバッテリーN100D23L/C5の価格は楽天で購入したのですが、送料込みで11960円でした。廃バッテリーも商品レビューを書くと無料引き取りしてくれるとあったのですが、レビューを書いてもまだ廃バッテリーの案内はされていない状況です。
自動車のバッテリー交換に必要な工具
カーバッテリーに必要な工具ですが、基本的にプライヤと言う工具があれば交換できますが、ラチェットレンチ等があれば作業は素早く行う事が出来ます。カーバッテリー交換の所要時間の目安としては私は初めて自分で交換したのですがだいたい20分で完了できたので一回自分で交換する作業をしていれば10分程で交換できるものと思われます。
これがプライヤです。自動車の簡易工具セットに付属していることが多いです。なければホームセンターで購入すると良いと思います。オートバックスやイエローハットでも売ってますが基本的に値段は高いです。
インプレッサの場合、10mmのめがねもしくはスパナレンチがあると便利です。
写真下がラチェットレンチです。ナットを回すソケット部分は別売りの場合が多いのですが、概ね8mmから19mmのソケットと延長アダプターとセットで販売されています。個別に買うと高いです。
バッテリーを自分で交換する際の注意事項
配線は必ず黒いマイナス側を先に外してください、赤いプラス側は後で外します。
バッテリーを取り付けの場合はプラスが側を先に繋いで、後からマイナスを取り付けます。
何故マイナスを先に外したりする必要があるのかと言うと、バッテリーに可燃ガスである水素ガスが充満している事があり、マイナスを繋いだままプラス側の電源を外すとスパークが発生して水素ガスに引火して爆発事故が発生する恐れがある為です。
もちろん作業中に喫煙も厳禁ですし、夜間ライター(火)の灯りで作業しよう等は言語道断ですので念の為。
それから、車両に分厚いタオルや布を敷いて作業したほうが望ましいです。バッテリーはとても重たいしかくばっているのでちょっとでも車体に当たると大きなキズや凹みになると思われるので。
バッテリーの取り外し方
外す箇所は、バッテリー固定ステーがあるのでナットを二箇所外します。ここはラチェットレンチ使えないのでスパナで摘んでひねって緩めて、ナットが緩くなったら手で外してしまいます。
ただGVBにはマイナス線を固定するジョイントがバッテリー固定ステーに取り付けられているので、これを先に10mmのレンチ等で回して外してしまいます。
配線を止めているジョイントがマイナス線と同期してたので、先にマイナス線を外してジョイント部分を外す事にしました。
初めて交換に挑戦したので、ここで時間を取ってしまった次第です。
マイナス側を外したら、プラス側を外します。赤いカバーは手で外れます。プラス側のナットはほんの少し緩めるだけで良いです、全部緩めてしまうと反対側の固定ナットプレートの様なパーツが落下してしまう恐れがある為。
先に配線を外しました。次に固定ステーを外してしまいます。
プライヤで地道に緩めて後は手で回して外してしまいます。
固定ステーが外れたら、カーバッテリーを取り出します。私はバッテリートレーごと取り出しました。トレーはくぼみがあって車体に同じくぼみがあるのでそこに併せて載せるだけの様です。
バッテリーを取り外した状態です。本当は車体に傷が付かないように大きめのタオルを敷いたほうがベストです。バッテリーはとても重たいのでちょっとでも車体に当たると凹んだり傷が付いたりする恐れがあります。
プラス側の赤いカバーが固くてはずれない時
バッテリーのプラス側に赤いカバーが被せられていると思いますが、一番最初外す時に固くてはずれないことがあります。
そのんな時はカバーに指を突っ込んで外側に引っ張ると外れます。
プラス側の赤いカバーの裏側。返しの爪が固くてなかなかはずれない事がある。
自動車のバッテリー取り付け
caosのバッテリーを取り付けます。赤い印の黒色と赤色のカバーは絶縁カバーです。車に取り付けてから配線をつなぐ時に手で回して取り外してしまいます。
純正カーバッテリーに付いている、恐らく断熱材だと思うのですがガバーを手で取り外して、新しいカーバッテリーに取り付けてしまいます。
私はバッテリートレイを取ってしまったので、先にトレイを車に乗せてから、バッテリーを車に乗せました。
バッテリーを載せる時にブラスとマイナスの位置間違えないように。
後は固定ステーを取り付けてから、プラスを繋いでマイナスを繋ぐだけです。
取り付けは必ず先にプラス側を取り付けます。
次にマイナス側を取り付けます。インプレッサに限ってだと思うのですが、マイナス線を固定していたジョイントも元に戻します。
取り付けが完了したら、車のエンジンの始動テストを行います。ECUが初期化されているので少しイグニッションのメイン電源がアクティブになるまで10秒程度遅延がありました。
10秒程すると電源がアクティブになり、無事エンジンを始動出来る事を確認。
後は、エンジンは始動したままパワーウィンドウの初期設定を行います。スバル車は恐らく同じ手順で初期設定が出来ると思います。
スバル車のパワーウィンドウ初期設定方法
運転席の窓側のスイッチの操作をするだけです。
まず閉じている窓を半分程窓をしたに下げます
次に窓を上に全部閉めます
それからすぐに一秒間窓のレバーを上に上げたままにして離します。
補足、VAB・VMG・VM4はこの操作を4つの窓すべて直接操作して初期設定を完了しなければならないです。
そうするとパワーウィンドウが元通り動くようになります。
その他バッテリー交換後、必要であれば時計の時刻合わせとカーステレオやラジオそれにTVチューナーの再設定を行ってください。
説明は以上です。
小型化 40B19Lに交換する方法
スバルにスペックCと言う(ホモロゲ取得)軽量化が施されたグレードがありアルミのトランクリッドや薄いガラスが採用される他、重たいバッテリーも40B19と言う小型のバッテリーを搭載し軽量化がされているのだが
実はスペックCと同じ40B19バッテリーを搭載する事が可能なので必要な部品をご紹介致します。
バッテリー小型化のメリットは軽いので燃費が少し良くなる他バッテリー本体も安いので維持費コスト削減に繋がる他、何より交換する時に腰痛にならないのでおすすめです。
40B19バッテリーを搭載するのに必要なものはモノタロウで入手できます(スバルでも注文できるが確認作業に時間がかかると思います)。
・バッテリー端子アダプター(バッテリーカットターミナル用B端子からD端子に変換アダプター2個セット)
・82122AG011 40B19用バッテリートレイ 270円
・82182AG010 40B19用バッテリーホルダー 480円
・82123SA010 40B19用バッテリーカバー 1,190円
小型バッテリーへ交換するメリット&デメリット
40B19バッテリーへ交換するメリットとしては写真の様にスペースができるのでオイルキャッチタンクの増設がしやすくなります。
その他ではバッテリー本体価格が安く、軽いので交換も手軽に行えます。
デメリットとしては冬場バッテリーがあがりやすくなる他、寿命が短い。
不要バッテリー処分方法 (2020年11月21日追記)
不要になったバッテリーはオートバックスやイエローハットでバッテリーを買った場合、申し出ると不要バッテリーを引き取ってくれる事があるので、新品バッテリーを買うときに店員さんにご相談ください。
ガソリンスタンドでも引き取ってくれる事があるので、行きつけのガソリンスタンド(セルフ不可)があれば相談してみるといいかもしれない。
私は通販でバッテリーを買ったので、不要バッテリーは楽天のバッテリー回収サービスで処分しました。
回収してくれるバッテリーサイズは限定されますがB23サイズなら大体のショップだと回収可能です。
注文するときにバッテリーサイズ指定して購入すると、後日「送り状」が届くので不要バッテリーをビニール袋に入れて箱(購入したバッテリーの空ケース)に入れて送り状を貼り付けて指定の運送屋に集荷依頼するだけ。
液垂れしないようにゴミ袋に包んで
十字に梱包テープを貼り付けて
送り状を貼り付けて運送屋さんに集荷してもらったら完了。