ダイハツ

ダイハツを代表する軽トラハイゼット、MT運転の練習に最適です

ミラターボが出る前までダイハツと言えば「ハイゼット(トラック)」としか頭に浮かばないほど代名詞的な車でした。しかし免許を取ってMTの運転がまともに出来るようになるまでとてもお世話になった思い出深い車でもあります。備考カーゴタイプもあります。

ハイゼットS201P

何故軽トラの紹介なのか?

インプレッサの動画をアップしていてよくご質問頂くのがMT操作の練習方法に付いてのご質問を多く頂きます。続いて車庫入れ幅寄せ縦列駐車後は合流の入り方などのご質問をよく頂きます。多くの方は免許を取る前や免許を取ったけどスポーツ・カーを買う前に運転できるかどうかの自信がない等のユーザー様が大多数です。

その中でアドバイスするのが軽トラで運転の練習をすると良いですよとよくお返事を書かせて頂きます。軽トラを新車で買えとはいいません、中古のボロボロので構わないですしレンタカーと言う方法もあります。

ハイゼット運転席

何故MT運転に軽トラが良いのでしょうか?

何故スポーツ・カーを乗る前に軽トラでの練習を進めるのかと言いますと次の理由があります。

  1. 車重が軽いのでエンストを引き起こしにくい
  2. 商用なのでエンジンに粘りがあるのでギア比合わずとも結構走る
  3. 視界が良いので車幅感覚を掴みやすい
  4. 車庫入れもらくらく後方の車幅感覚を目視確認しやすい
  5. 車幅感覚が掴みやすいので車線変更感覚も掴みやすい
  6. 同理由で合流の感覚も掴みやすくなる
  7. ぶつけても気にならない

とにかく軽トラは運転がしやすいのです。まず感覚を掴むことを磨いてから自分の欲しいクルマを買うことで新しい車に素早くなれる事が出来ると言う訳です。

少し前置きが長くなったのですがハイゼットのスペックを改めて見てまいりたいと思います。

ハイゼットS201Pのスペック

主要諸元表を見ると現代のハイゼットは3ATモデルもあるのですね。MTモデルは5速となります。駆動方式は2WD(FR)、4WD(四輪駆動)二つの駆動モデルがあります。

  • 車両サイズは全車共通(サイズ全長×全幅)3395×1475mm
  • 全高1780mm ジャンボが1905mm ハイルーフが1880mm
  • ホイールベース 2830mm(セダン)/2750mm(ワゴン)
  • 地上最低高 160mm
  • 重量は700kgから800kg(グレード別で異なる)
  • 定員は2名
  • エンジンKF型
  • 排気量 658cc
  • 内径×行程 63.0x70.4mm
  • 圧縮比 10.8
  • 最大出力5MTエンジン 50馬力/5700回転
  • 最大出力3ATエンジン 53馬力/7000回転
  • 最大トルクは共通 6.5kg.m/4000回転
  • 燃料供給装置 EFI(電子制御式燃料噴射装置)
  • 無鉛レギュラーガソリン仕様
  • タンク容量 38L
  • 燃費JC08モード 16.8km/L(MT) 15.6km/L(3AT)
  • フロントサスペンション ストラット式
  • リヤサスペンション 車軸式リーフスプリング
  • フロントブレーキ ディスク
  • リアブレーキ リーディング・トレーリング
  • タイヤサイズ 145R12-6PRLT(12インチスチールホイール)

さすがにこれでワインディングを走りに行ったり彼女とドライブと言う訳には行かないのですが、MTの練習には最高に適しています。シフトアップやシフトダウン、ヒールアンドトゥのコツもつかむことが出来ます。ある程度ぎくしゃくした運転でも頑丈なのでミッションを痛めたりエンジンが壊れる心配もありません。

ハイゼット写真

また小回りもきくので狭い都会での車庫入れ縦列駐車もらくらくこなすことが出来ます。軽トラで吸収した運転技術のノウハウは普通車にも十二分に活かすことが出来ます。もちろんパワステなので切り返しもらくらく。(スペシャルグレードのみ重ステです。)

ハイゼット小回り

実用性

これまで運転に付いて触れたのですが、現在のハイゼットは実用性にも優れていてちょっと見る角度を変えればかっこ良かったりします。

一昔前まではホワイトカラーリングしか無かったのですがVSグレードではWRブルーの様な碧カラーリングともう一台次の写真のカラーリング

ハイゼット碧カブルーラー

漆黒、つや消しブラックカラー(ブラックマイカ)のハイゼットを選ぶことも可能です。

ハイゼット漆黒ブラックカラー

 

荷物を積まない時でも安定走行出きるちょっとミッドシップ的なエンジン配置位置設計となります。

ハイゼットエンジン配置図

碧カラーリング(ブルーマイカ)をテール側から見るとちょっと目を引くフォルムをしています。

ハイゼット碧カラーテールの写真

 

二台はパネルをおろして平ボテ二台に切り替え可能。二台の長さは2020mm、幅は1410mmをフルに活用出来ます。

ハイゼット平ボテ荷台

 

荷物の積載量目安です。20Lポリタンクなら40個。コンパネなら大きなものだと48個も積載出来ます。

ハイゼットの荷物積載容量

内装

商用車なので内装はそれなりの感じになります。シンプルな内装でハンドルは上からしっかり両手で掴んで運転する事が出来ます。最近よく逆手でハンドル切るドライバーが多いのですがハイゼットなら逆手にならずに運転技術を染みこませる事が出来ると思います。運転席左側周りに見えるのは標準装備のエアコンとラジオです。(スペシャルグレードのみ除きます。)

ハイゼット内装

 

室内はちょっと大柄な方は辛いイメージがあると思いますが、私は180cmの身長があるものの特に中長距離問題なく運転することが出来ましたので室内の大きさは問題無いです。

ハイゼット内装上から見た写真

 

カラー

特別限定VS仕様で選べるブラックマイカメタリック

ブラックマイカメタリック

こちらもVS仕様で選ぶことが出来るブルーマイカ

ブルーマイカ

VS仕様限定三層塗装ホワイト(日焼け色あせに強い)

三層塗装ホワイト

通常版ブライトシルバーメタリック

ブライトシルバーメタリック

定番のホワイト

ホワイト

 

グレード

グレードに付きましては2WD/4WDそれぞれ選択できます。4WDが必要な場面は山間部を走る場合整備されていない悪路を運転する時に役立ちます。スペシャルだけは快適装備無しとなります。

  • スペシャル(エアコンラジオ無し、パワステ無し)
  • エアコン・パワステスペシャル
  • 農用スペシャル(5MT/4WDのみ、荷台に作業ライト実装)
  • トラックハイルーフ(キャビンの天井が高いタイプ)
  • ジャンボ(キャビンを広くとっているタイプ)
  • エクストラ(CD再生対応オーディオ搭載車両)

カスタムパーツはあるの?

はい、町中でも市販マフラーに交換していたり車高をローダウンさせたりしているカスタムカーを見かけます。特に違和感無いですしマフラーを市販タイプのものに交換している軽トラをみるとかっこよく見えます。カスタムパーツはGTCPさんの方でも沢山取り扱いある要素です。

市販マフラーはエンドパイプが大口径なのが特徴です。

ハイゼット市販マフラーの写真

 

 

PIVOTからハイゼットS201P用CYBER GAUGE(OBDタイプ)のタコメーターや油温油圧水温計が販売されています。探すとハイゼット用のドレスアップパーツも沢山ある様子です。いろいうアップグレードして楽しむ事も出来るのが嬉しいですよね。

CYBER GAUGE メーター類

 

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