自動車のライトチューンで一番手軽にできるエアクリーナー・エレメント交換方法とECU学習の説明。
スバルの説明書にはWRX(S4含む)もレヴォーグも50,000kmを目安にエアクリーナー・エレメントを交換すると記載しているが、自動車の出力と燃費に大きく関わるパーツ(エアクリーナー・エレメント)なので目視確認して汚れているなら交換してしまいましょう。
エアクリーナー(フィルター)チェック&交換方法
WRXとレヴォーグの場合エアクリナーボックスを開くのに必要な工具は10mmのレンチだけ。
エアクリーナー・エレメント(フィルター)を交換する場合、別途ご用意下さい。スーパーオートバックスであれば社外品の在庫置いていると思います。近くにスーパーオートバックスが無ければ楽天又はAmazonでご用意頂くのもOK。
エアフロセンサーソケットを抜く
まずエアフロセンサーのソケットを抜きます。矢印方向に両手でソケットを持ち親指で丸い所を押させて抜くことができる。線を引っ張ってはいけません。
エアインテークを外す
この黒い空気を通すダクトを外します。外し方(元に戻す取り付け)作業はとても簡単です、下の動画を参照。
1円か10円玉を使うと簡単に取り外しできます。
エアクリーナーボックスを固定しているナットを外す
10mmレンチでエアクリーナーボックスを固定している3つのナットを外し固定金具も外します。
金具を外す。これでエアクリーナーボックスを開くことができる。
エアクリーナーボックスを開く方法
エアクリーナーボックスのシルバーのクリップの様なものを上に跳ね上げるだけ。
固定しているクリップ2箇所外したらエアクリーナーボックスを少し硬いですが開くことができる。
エアクリーナーエレメント(フィルター)取り出し
エアクリーナーエレメントは少し開いた隙間から少しだけ強引気味に引っ張ると取り出すことができる。
エアクリーナーエレメントが汚れていないかをチェック
走行距離わずか7000kmの純正エアクリーナーエレメント(フィルター)です。
ギザギザの奥の方には大量のゴミと昆虫が付着しておりフィルター部分ススで黒っぽく汚れている。
ターボ車はエアを大量に吸わせる必要があるのでこの状態だと交換した方が個人的には良いと思います。
エアクリーナーエレメント(フィルター)交換
エアクリーナーエレメント(フィルター)の交換は、純正エアクリーナーエレメントを抜き取りそのまま交換用エアクリーナーエレメント(フィルター)を差し込むだけ。
少し強引気味に差し込むだけ。
エアクリーナーエレメント(フィルター)が収まったら蓋をして元に戻す。
エアクリーナーボックスに隙間ができないように閉じて下さい。隙間ができているとエアクリーナーエレメントが少し見えてしまう。隙間が無い状態だとエアクリーナーエレメントは全く見えない。
最後にエアフロセンサーソケットとエアクリーナーボックスの固定とインテークダクトを元に戻して交換作業完了。
ECUリセット&学習
可能であればECUをリセットして燃調の学習をさせた方が個人的には良いと思います。特に社外品のエアクリーナーエレメント(フィルター)はエアの流入が多くなるので学習しなおしさせた方が望ましい。
ECUリセットはバッテリーのマイナス側を外して約10分放置するだけです。
注意点、ECUリセットするとナビの設定及び自動車本体の時計を再設定頂く必要がある。ETCは大丈夫です。
ECU学習
ECUをリセットしたら、SI-DRIVEは「S」モードにしてエンジン始動10分アイドリングしてエンジンを切る。これを2セット行い(HKS推奨)自動車を走らせる事で学習させて行くことが可能です。
助手席側足元に自動車のコンピュータ(ECU)が設置されている。
お勧めエアクリーナー
エアクリーナーエレメント(フィルター)はゴミを濾過する機能と空気を沢山吸い込む事を重視する必要があるので、エレメントを透かして向こう側が見えるようなエアクリーナーエレメントはチョイスしない方が良いです。
お勧めはエレメント(フィルター)のギザギザの数が多くエアを吸う面積が大きい製品。
アペックス パワーインテークフィルター
25000kmまでメンテナンスフリー。ギザギザも多くアペックスフィルターの集塵力は仲間からも好評で価格も安く入手しやすい。
ブリッツ SUS POWER AIR Filter
低価格で入手しやすくギザギザも多く悪いと言う噂も聞いたことが無い。
ゼロスポーツ N1エアークリーナー
スバル車に特化したパーツを取り扱う「ゼロスポーツ」の純正置き換えタイプのエアクリーナー。アペックスやブリッツの製品と比較すると若干高いが信頼性高いので良いと思います。
交換目安時期は1万km。
PROVA プローバ エアフィルター PHASE 2
プローバもスバル車に最適化されたパーツを取り扱うので信頼性は高く、価格は8000円超えと少し高いがクリーニング(洗浄方法はメーカー確認)する事で何度も使うことができるのでコストパフォーマンスは高いと言える。
STI エアクリーナーエレメント
スバルSTIブランドのエアクリーナーエレメント。値段が高く入手もディーラーを通すか通販しか入手できない。