日産のマーチベースで作られたおしゃれな4人乗りコンバーチブルクーペの「マイクラC+C」は2015年現在でもヨーロッパでは人気が高い。日本でも2007年7月から2010年8月まで1500台が販売されており中古市場でも程度の良い物が入手可能。ヨーロッパで人気が高いと言うことはこれから日本でも人気の出てくるエクステリアを持つ事を意味する可能性が高いのかもしれません。人気オンラインゲームMinecraftがらみでの人気では無いですので念の為。
エクステリアはレトロな雰囲気は無く2015年現在でも十二分に通用するエクステリアを持ち、リアのエクステリアが独特の雰囲気を持ちます。リアはオープンにする時にルーフを収納する必要があるので比較的のっぺりとした感じで、今まで日本車にはないデザイン性をもちます。
ルーフを収納してフルオープンにした時は何とも言えないワクワク感が伝わってきて今直ぐにでも4人でドライブに出かけたくなりますよね。
ルーフの収納は全自動です。ワンタッチでルーフを装着したりフルオープンにする事が出来ます。
日本国内で販売された「マイクラ C+C」の仕様は直列4気筒1.6リッターDOHCエンジン一種類のみで、駆動方式もFFのみ、トランスミッションは5MTまたは4速ATが用意されていました。燃費も1.6リッターエンジンにしては良い方で10.15モード14.6km/L(5MT)、13.2km/L(4速AT)となかなかの低燃費。ただ使用燃料が無鉛プレミアムガソリンのハイオク仕様ですので若干燃料コストが高くなってしまいます。
ルーフアンテナをシャーク型に取り替えたいところなのですがルーフが可動するのでちょっとそれは出来ない。しかしルーフを閉じた状態でも見栄えする車です。トランクスポイラーもほしい所。
ルーフがリアトランクに収納する様に設計されているのでリフトバックスタイルにする事が出来ず、コンバーチブル独特のスッキリとしたテールスタイルを持ちます。
4人乗りだけどセカンドシートは若干狭い。ルーフをオープンにすれば足元の窮屈な部分は忘れる事が出来そう。
セカンドシートです。足元がやはり狭い。
ラゲッジスペースです。ルーフが真上に収納されます。その下にトランクスペースがあるのですが積載容量はとても小さい。
運転席です。フロアシフトでとてもシンプルな内装で運転がとてもしやすそう。
インパネは三眼レイアウトで左側6500回転レッドゾーンのタコメーターに220km/hまで来られたスピードメーターと真ん中に燃料メーターと走行距離メーターがレイアウトされます。
日産 マイクラ C+C 主要諸元表
- 全長x全幅x全高 3820×1670×1445(mm)
- ホイールベース 2430mm
- 地上最低高 150mm
- 定員 4名
- ハンドル 右
- 最小半径 4.7m
- 重量 1200kg 5MTは1170kg
- 直列4気筒DOHCエンジン
- 総排気量 1597cc
- 最高出力 81kW(110ps)/6000回転
- 最大トルク 153Nm(15.6kg.m)/4400回転
- 駆動方式 FF
- トランスミッション 4速AT / 5速MT
- 10.15モード燃費 13.2km/L(4速AT) / 14.6km/L(5MT)
- サスペンションフロント ストラット式
- サスペンションリア トーションビーム式
- ブレーキ フロント/リア ベンチレーテッドディスク/ドラム
- タイヤサイズ 175/60R15