デビュー3年目のホンダグレイスは2017年7月6日マイナーチェンジ。フロントとリヤバンパーエアロデザインの変更とヘッドライトはアキュラホンダデザインと同じジュエルアイデザインを採用。
自動安全運転アシスト機能はホンダセンシングを設定。
フロントバンパーのデザイン変更とヘッドライトがNSXの様な目をしたジュエルアイLEDヘッドライトが採用される。
アッパーグリルが大きくソリッドウイングフェースは柔らかな顔つきに落ち着いた感じで、よくグルフなどに出かける30代以降の男性ドライバーターゲットの様な印象。
ホンダ公式サイト2017新型グレイス先行公開。
http://www.honda.co.jp/GRACE/new/
2014年12月1日 ガソリンモデル追加
2014年12月1日発売されたホンダ「GRACE Sport Hybrid i-DCD搭載モデル」にガソリンエンジン搭載グレード「GRACE LX」が追加設定されました。燃費は流石にモーターによるアシストが無いのでHYBRIDモデル/FFの燃費34.4km/Lに比べてガソリンモデルは21.8km/Lと燃費が悪くなってしまいます。出力は1.5リッターNAエンジンもなかなかパワフルで最高出力は132馬力も発生させます。車重もそこそこ軽い1110kg(FF)ですので、重たいバッテリーを積むHYBRIDモデルよりはフットワークは軽いと思います。
ガソリンモデルにもFFと4WD駆動方式が設定されるのですが、HYBRIDグレードの様な自動機械式ATの様(自動MT)なトランスミッションでは無くてCVTとなってしまいます。販売価格はFFモデルが175万円より、4WDモデルが196万6千円(消費税8%込の価格)より。
2017年7月発売 グレイス 主要諸元表
- 車両サイズ(全長×全幅) 4440mm x 1695mm
- 車両サイズ全高 1495mm/FF 1500mm/4WD
- ホイールベース 2600mm
- 使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
- 燃料タンク容量 40L
HYBRIDエンジンスペック
- エンジン形式 LEB
- 直列4気筒DOHCエンジン
- 排気量 1496cc
- 内径x行程(mm) 73.0x89.4
- 圧縮比 13.5
- 最高出力 81kW(110ps)/6000回転
- 最大トルク 134Nm(13.7kg.m)/5000回転
- モーター最高出力 22kW(29.5ps)/1313-2000回転
- モーター最大出力 160nM(16.3kg.m)/0-1313回転
- システム出力 137ps
- 燃料供給装置 電子制御燃料噴射式
- トランスミッション 7速オートマチック
- FF燃費JC08モード 34.4km/L
- 4WD燃費JC08モード 29.4km/L
ガソリンLXグレードのエンジンスペック
- エンジン形式 L15B
- 直列4気筒DOHCエンジン
- 排気量 1496cc
- 内径x行程(mm) 73.0x89.4
- 圧縮比 11.5
- 最高出力 97kW(132ps)/6600回転
- 最大トルク 155Nm(15.8kg.m)/4600回転
- 燃料供給装置 電子制御燃料噴射式
- トランスミッション CVT
- FF燃費JC08モード 21.8km/L
- 4WD燃費JC08モード 19.4km/L
スポーツハイブリッドi-DCDって何?
ホンダ公式Sport Hybrid i-DCDを参照すると、アクセルの操作具合でエコなモーターだけの動力となりもしくはエンジン+モーター二つの動力を使ったエキサイティングなエンジンフィーリングを実現しているそうです。
アクセルの踏みこみが浅いというか優しく踏む街乗りだとモーターのみの動力となり
アクセルをぐっと踏み込んで加速が欲しいと車に伝えると、エンジン+モータ二つの動力源で車をぐいっと前に進めてくれます。
発電の仕組みは、1つのモータを使い発電+動力二つの仕事をこなす仕組みで秘密はトランスミッションにあります。ゆっくり走るときはモーターで、巡航速度に入るとエンジン駆動に切り替わり+モーターを回して発電させる。アクセルをぐいっと踏むと両方駆動力に切り替わり、減速時にモーターを減速力を使って発電に回す仕組み。
2017年7月発売 グレイス グレード
ハイブリッドDX。一番オーソドックスなグレード。主要装備は以下の通りです。
- VSA
- ヒルアシスト機能
- スマートキーシステム
- フルオートエアコン
- リアエアコンアウトレット
- コンフォートビューパッケージ(4WD)
- ハーフシェイドフロントウィンド
ハイブリッドLX
- LEDヘッドライト
- クルーズコントロール
- プラズマクラスター搭載フルオートエアコン
- 運転席助手席シートヒーター(4WD)
- 本皮巻ステアリング
- IRカットフロント・リアウィンドウ
- UVカットフロントウィンドウ
ハイブリッドEX
- あんしんパッケージ(シティブレーキアクティブシステム、前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム)
- 8スピーカー
- コンビシート
- 運転席助手席シートヒーター(FF)
- リアアクセサリーソケット
- マニュアルモードシフトチェンジ用パドルシフト
- FFモデルは16インチアルミホイール
- 4WDモデルは15インチアルミホイール
グレイスの特徴
運転席の視界が広く外観を見るとフロントウィンドウの上の方にスモークライン(ハーフシェイドフロントウィンド)が入っています。全グレードに適用されるかは未確認なのですがDXグレードは標準となるので恐らく全グレード標準になるのではないでしょうか。このハーフシェイドフロントウィンドがとてもスポーツイメージを強くしているのとフロントウィンドウがとても大きいのでかな前傾流線的なフォルムになるものと思われます。運転席の写真を見るとD型ではないものの小さなステアリングと一眼レイアウトのインパネはスピードメーターで左右にはバッテリーやモーターの状況を表示するものと思われるモニタが配置。シフトノブは今人気のジョイスティックタイプを採用します。
キャビンは大人5名がらくらく乗車出来るスペースを持ち、運転席助手席シーツはホールド性のあるシート形状をしていてスポーツをアピールしています。
外観はアコード譲りの切れ長ヘッドライトユニットでフロントは結構なオーバーフェンダーデザイン。15インチホイールだと少しタイヤハウスの隙間が気になるものの全般的に個人的には好きな形をしています。テールエンドに嫌味の無いスポイラーも欲しいところです。この辺は無限からリリースされそうですよね。