ホンダ

ホンダ・ビート(E-PP1) 2シーターミッドシップエンジン遊べるMT軽四スポーツ

新車では購入できないのですが660ccエンジンをミッドシップ搭載したホンダのビートを紹介したいと思います。2シーターコンバーチブルなので実用性は低いものの駆動方式MRで5速マニュアルトランスミッションのMTでドリフトして遊んでみたい方にピッタリなスポーツです。販売時期は1991年-1995年で約20年落ちとなるものの、手軽に楽しめるマニュアル車としてはとても魅力的な一台だと言えます。2014年で新車でこれに似た車となるとDAIHATSUのコペン位しか無いです。

ホンダ・ビート写真1

ホンダ・ビート写真2

ビートスペック

  • 車両サイズ(全長×全幅×全高) 3295×1395×1175mm
  • ホイールベース 2280mm
  • トレッド幅フロント/リア 1210mm
  • 車両重量 760kg
  • 最小半径 4.6m
  • 定員 2名
  • ハンドル 右
  • 駆動方式 MR
  • トランスミッション 5速MT
  • エンジン形式 E07A
  • 直列3気筒SOHC 12バルブエンジン
  • 内径 x 行程(mm) 66.0 x 64.0
  • 総排気量 656cc
  • 圧縮比 10.0
  • 最高出力 64馬力/8100回転
  • 最大トルク 6.1kg.m/7000回転
  • 燃料供給装置 電子燃料噴射式
  • 無鉛レギュラーガソリン仕様
  • タンク容量 24L
  • 10・15モード燃費 17.2km/L
  • サスペンションフロント/リア ストラット式
  • ブレーキフロント/リア ディスク
  • タイヤサイズフロント 155/65R13 73H 4.5Jx13インチ
  • タイヤサイズリア 165/60R14 74H 5Jx14インチ

この車ですがSOHC12バルブエンジンなのに最大出力が8100回転にちょっとびっくりです。12バルブ3気筒エンジンの排気音はぶっとい音が出るのでビートのマフラー変えたら最高のエンジンサウンドを楽しめそうですよね。

エンジンルームは運転席の直ぐ後ろに搭載されます。リアのショックマウントの位置も座席のすぐ後ろにあるので路面の状況をダイレクトに感じる事が出来そうですよね。

ホンダ・ビートE07Aエンジン

 

ただ難点を言うとやはり実用性がとても低いと言う部分でしょうか。フロントのボンネットを開くとスペアタイヤが装着されているだけで荷物を入れる場所として確保されていない。

ホンダ・ビートボンネット

後ろのトランクルームです。バッテリーがここに装着されているので荷物を入れるにしてはとても狭い。比較的大きな荷物は助手席に積めば良いと割り切れば問題はないと思います。

ビートのトランク

 

2名しか乗れないし荷物を乗せるスペースも少ないけれどもその点を除けば、燃費も良いしタイヤも13インチのタイプで交換も安いし年間の自動車税も安いしワインディングを走る目的で買うならとても最適な車だと思います。

ホンダ・ビート写真3

 

ビートの外観

全てオープンカーのコンバーチブルタイプしか販売されていませんので、車のトップは幌をかぶせます。なので基本的にオープンにして走る必要があると思うのですが冬場は少し辛そうですよね。

ホンダ・ビート写真5

フロントグリルデザインはハロゲンヘッドライトを採用するのでヘッドライトレンズが少し今風では無いので違和感はあるもののサイドのエアダクト回りのフォルムは結構かっこいいと思います。

 

ホンダ・ビート写真4

 

テール周りはリアスポイラーが欲しいところですよね。純正スタイルのままだとスポーツカーとして余りインパクトのないフォルムです。ちょっと高いですがGTウィング付ければ引き締まって見えると思います。

 

ビートテール写真

真後ろから見た写真です。やっぱり何処かちょっと寂しいです。純正マフラーのテールパイプが細いのでこれも社外品のマフラーに交換すれば迫力が増すと思います。

 

ビートテール写真2

 

マフラーを交換した写真。フジツボパワーゲッターです。一本出し大口径タイプ。

ビートパワーゲッター装着

HKSのリーガルマフラーです。二本出し。

 

ビートリーガルマフラー装着

 

少し派手すぎるも、GTウィングを装着するとさらに引き締まってかっこ良くなります。

ビートのGTウィング

内装

ビートのキャビンです。軽四ながら2シーターなので運転席助手席は広々です。

ビートのキャビン

シートの形状は少しホールド性は期待出来ない感じ。スポーツ走行専門とするならバケットシート入れた方が良さそうです。

ビートの運転席シート

運転席です。ハンドルはちょっと大きめ36πよりも大きい感じ。メーターは三眼レイアウトでタコメーターとスピードメーターパネルが白と赤のデザインでとてもスポーティーです。

ビート運転席

インパネをアップした写真です。8500回転レッドゾーンのタコメータがど真ん中レイアウト。右側スピードメーターは軽四輪規制値の時速140kmまでしか切られていないです。ビートならリミッターカットが安く中古で手に入ると思います。アップガレージなど探して見ると良いと思います。

 

ビートインパネ

ホンダビートの感想

このクラスで車重760kgは軽いとは言えないのですが、コンバーチブルタイプなのでフレーム部分強化する必要がある為どうしても車重が重たくなってしまいます。ただその分剛性もしっかりとしていると言う証ですのでボディー剛性的には乗ったことはありませんが満足行くものを持っているものと思います。後は中古を買う時ブレーキ部分だけ注意したほうが良いかもです。最悪ディスクローター(オートバックスの資料です)交換しないと納得行くブレーキ性能を得られないかもしれませんのでブレーキだけ中古買うときは入念にチェックした方が良いと思います。エンジンはSOHCなので頑丈だと思います。走行距離10万キロのエンジンでも(タイミングベルトは交換しないと行けないので走行距離多い車はベルト交換済かもチェックです)でもまだまだバリバリ走ると思います。

ホンダ・ビート写真6

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