今は付けていないのですが昔に取り付けていたブローオフバルブの取り付けに付いて時々聞かれることがあるのでブログに掲載したいと思います。
その前にブローオフバルブは何か効果があるのか?私はド素人なのでよくわからないので車に詳しいNさんに聞いてみたところ、聞いてみてもよくわからなかったのですがやはりタービンの保護に役立つそうです。ただ大気開放タイプを取り付けた私の感想としてはブローオフ作動した時の音「プッシューン!」と言う音の満足度だけしかよくわからなかったのと、ロー/セカンドで高回転に持って行ってからのシフトアップしてからアクセルを踏み込んだ時のパワー不足感が大幅に出てしまって結局一年も立たない内にノーマルのバルブに戻した次第です。ディーラーさんに聞いたら大気開放だと抜けすぎるのでリターンにすれば良いよとアドバイスもらったのですがリターンにするならリターンキットを別途購入しなければならない等出費が多くなってしまうのでノーマルのバルブに戻した次第です。
それから注意点ですが、リターン方式なら車検は通りますが大気開放タイプだと車検は通らないのでご注意下さい。
ブローオフバルブの詳細
購入したブローオフバルブはBLITZのブリッツ ブローオフバルブ SUPER SOUND BLOW OFF VALVE VD Release Type(リリースタイプ、通称大気開放)です。ファンネルを外してリターンキット(ファンネルからリターンさせる汎用タイプなので楽天やアマゾンで探せば見つかります。)を取り付けて車検対応とさせる事も出来ます。
取り付けに必要な道具
取り付けに必要な道具は別途用意する必要があります。ガスケットも交換したほうが良いと思うのですが(ブローオフバルブには付属しません、ディーラーに注文で手軽に取り寄せてくれると思います。)私はガスケットを未交換でやってしまいました。本当は駄目(排気漏れの原因)なので真似しないようにお願い致します。(^^ゞ
- 12mmのメガネ又はラチェットレンチ
- 14mmのメガネか+ドライバー(インタークーラーステー外しに必要)
- 5mm六角レンチ
- 鉄を削れるヤスリ。私はキタコの商品を使いました。(キタコヤスリKTC)
- 小さめのペンチ
必要な工具は一切付属しませんので自身でご用意頂く必要があります。また取り付けに関しましては一応インタークーラーはずさないで作業しました。インタークーラーを外したほうがリターンパイプの抜き取り作業がとてもしやすいと言う情報をGGB乗りの方とGDB乗りのMさんから教えて頂きました。インタークーラー外す時はさらに工具が必要ですのでご了承願います。
取り付け 純正バルブ外す
取り付け作業の説明です。まず純正バルブ(リサキュレーションバルブと言うらしいです。)を外します。外す作業自体は然程難しくなかったですがリターンパイプから純正のバルブを引っこ抜くのに超苦労しました。約1時間程かかったのではと思います。YOUTUBEに動画をアップしたら思いっきりネタにされました。(^^ゞ
まずインタークーラと接続部分のボルトを外します。12mmのメガネかラチェット又はT字レンチで少し緩めると手で回して簡単に外すことが出来ます。
バルブの弁の開閉をコントロールするここのパイプ(インテークと同じ圧力を掛けるパイプだそうです。純正リサーキュレーションバルブの加工より)は手で引っ張ると簡単に取り外しできます。
インタークーラを固定しているパイプが邪魔なのでメガネよりもラチェットかT字レンチの方が良さそうなのですが少し緩めば手で回して外すことが出来ます。
ボルトとパイプを取り外したら今度はめちゃくちゃ固かったリターン側のホースからバルブを引っこ抜きます。
これはGVBの写真ですが基本的にEJ20エンジン同じのはずです。こんな感じでバルブと接続されています。ホースを固定しているバンド(金具って書いてある所です。)は鉤爪の様な感じで固定されているのでペンチか何かで爪を挟んで外して緩める事が出来ます。
金具の見本です。このような感じで爪を引っ掛けるように固定されています。 ただこれをまた取り付けるのかと思うと面倒だったのでホームセンターコーナンでネジ式のものを代替しました。園芸用品コーナーの植木に水撒きする商品の棚にあると思います。50円から100円くらいだったと思うのですが買う前にホース系を量ってから買いに行ったほうが良いと思います。
GDAの資料ありました、ちょっと見え辛いのですが爪が見えると思います。これをペンチで挟んで緩める事が出来ます。
ホース固定の金具を外したら後は根性でリターンパイプからバルブを引っこ抜きます。見ての通りインタークーラー無ければかなり楽な作業です。
補足、インタークーラを固定している黒いステーを外す必要があるのですが14mmのメガネ又はラチェットレンチ又は+ドライバーで外して置く必要がありました。外してボルトの部分を2mm前後ヤスリで削りブローオフバルブと干渉しないようにします。
ようやくバルブがパイプから外れた場面です。後はリターン側にBLITZブローオフバルブ付属のメクラと言う蓋をして塞いでしまいます。
取り付け
まず大気開放なので外したリターン側のホースにメクラ蓋と言うもので蓋をしてホースを固定してしまいます。差し込みにくい場合はCRC556潤滑油をちょっとつけるとさくっとハマります。
次にブローオフバルブをアドオン取り付けで完了なのですが上の黒いステーが干渉してしまうのでステーの固定ボルト部分を上に少しずらせるように2mm程削らないといけません。とりあえずテンションが上がるのでブローオフバルブを先に取り付けちゃいました。ファンネルは手で回して外れるので外します。そうしないとボルトを固定出来ない為。
ブローオフバルブを付属の六角ボルトで固定していきます。
ブローオフバルブの六角ボルトの締め付けトルクは適当です。バイクのエキパイ締め付けの要領でねじ切らない程度で大丈夫だと思います。
外したファンネルを取り付けます。上の写真の右側に見えるパイプを固定している金具とぎりぎり干渉しますので無理やりねじ込みます。ねじ込めたら干渉はなくなります。後バルブ開閉圧力を調節してくれる細いパイプも繋いでおいて下さい。
次にインタークーラーを固定しているブローオフバルブの直ぐ上のステーを外してヤスリでボルト部分を上にずらせるように2mm前後削ります。ステーが干渉しない様になればステーをインタークーラーへ取り付けてブローオフバルブと干渉しない事を確認したら作業完了です。
ブローオフバルブ大気開放タイプの取付完了です。後からリターンに変更も可能です。その場合リターンキットとメクラ蓋を取り外しファンネル部分からリターンホースを繋ぐ作業が必要になります。
ブローオフバルブ大気開放サウンド
音的にはターボ車乗っている満足感は非常に高いですが飽きてきます。どちらかと言えばインプレッサオフ会で集まる皆さんのインプレッサのエアクリーナーのシューとかヒューンとか何とも言えないあの独特の吸気音を楽しめるようにエアークリーナーを変えたほうが個人的にはより楽しめると思います。