2016年に発表されたトヨタの車重1トンを切るライトウェイトFRスポーツ「S-FR」の新型モデルが東京モーターショー2017(2017年10月28日-11月5日開催)により市販車に近い内容で展示。
S-FRは当初発売は微妙かつ開発終了の噂もありましたが、3年後の2020年に遅くとも発売されるとの事。しかしながら3年後にリリースする際は2016年に発表されたS-FRデザインとは異なる可能性が高い。
2017年発表のS-FRは全長3990mmx全幅1695mmx全高1320mm、ホイールベース2480mm。
搭載されるエンジンはC-HRと同じ1.2リッターガソリンターボエンジン 最高出力116ps/5200-5600回転 最大トルク18.9kg.m/1500-4000回転。トランスミッションは6MT。
2015年に発表されたS-FRレーシングコンセプト
こちらが市販モデルのS-FRです。モデル名は仮名だと思われますのと市販モデルはエクステリアに修正が加わる可能性もあります。
S-FRレーシングコンセプトの車両サイズは全長4100mm、全幅1735mm、全高1270mm、ホイールベース2480mmとなり、市販ベース車両予想サイズ(全長x全幅x全高 3990×1695×1320mm)と比較するとエアロパーツの関係で一回り大きくなっています。パワートレーンは1.5リッター直列4気筒DOHCエンジン2NR-FKE型、最高出力130ps、最大トルク15.1kg.m、駆動方式FRの6MTトランスミッションをベースにチューニングが施される。強化クラッチに軽量フライホイールでどんなエンジンレスポンスをしているのか走っている所を見てみたいですよね。
エクステリアチューニングパーツはエアアウトレットを備えたエンジンフードにカーボン製のルーフにフロントとサイドとリアスポイラー、フロントカナードと大型リヤウィングにデュフューザーを装着。リヤから見えるセンター出しマフラーフィニッシャーはさり気なく二本だし。もしかして過給器付属なのでしょうか。
さり気なくフェンダーミラーも小さく空気抵抗を極力小さくしている印象を受けます。その他、オーバーフェンダーを採用するのでワイドトレッドとなるのと車高は一般的な地上最低高90mmよりも低く設定されています。
同じでは無いにしろエアロもS-FR発売と同時にリリースされると思われるのですが何処が売出するのでしょうか、やはりTRDから発売。もしくはGRMN仕様として限定100台数販売の流れとなるのでしょうか。
ライバルはズバリマツダのロードスターなのですが、S-FR自体の車両価格は150万円を目標に設定されているので、最初からチューニングをやりたいと考えているドライバーはロードスターは高価ですのでこちらを買うでしょうね。
市販車が発売される以前に模範となるデモカーを出してくるとはトヨタの戦略も窺い知れると言うもでしょうか。ベースモデルを安く提供して、エアロパーツと足回りを強化させる事が前提でこれだけで概ね50万円は軽く使うでしょう。後はターボ又はスーパーチャージャーを入れさせてクラッチの強化と合わせて100万円は使わせると言う流れになるものと思われます。
何れにしてもこんなにかっこいいデモカー見た日には欲しいと思うのが心情では無いかと思われます。市販される日が楽しみです。
S-FR関連リンク
http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/9792013/
http://gazooracing.com/detail/10295668