日産自動車は燃費不正問題の影響を受け三菱自動車からOEM供給を受けていた「デイズ」シリーズを2016年7月1日より再販開始。
再販モデルの改良は無く(2015年10月一部改良内容の状態)燃費データを修正のみ。
2016年6月21日に公表された国土交通省によるBW21型の燃費測定結果のデータ。
JC08モード燃費修正内容 BW21#型
- アイドリングストップ機能を持たない「J 」グレード2WD駆動方式 不正値26.0km/L→修正値23.9km/L
- ハイウェイスター含む「S」「X」「G」の2WD駆動方式 不正値30.4km/L→修正値26.1km/L
- 4WD駆動方式 不正値26.6km/L→修正値22.4km/L
- ハイウェイスター「Gターボ」の2WD駆動方式 不正値26.2km/L→修正値23.9km/L
- 2WD駆動方式 不正値25.0km/L→修正値22.1km/L
2015年10月22日マイナーチェンジ情報
日産の軽自動車「デイズ」が2015年10月22日にマイナーチェンジされました。先代のデイズと比較するとフロントフェイスがスポーティーなエクステリアとなり、ハイロービーム自動アシストを搭載します。燃費もほんの少しですが良くなっております。
Jグレードのみアイドリングストップ機能を持たず、他のグレードは全てアイドリングストップ機能が搭載され、特にターボ車では大幅な燃費アップに繋がっています。
写真左が2015年マイナーチェンジを受けたデイズ、右がハイウェイスターです。
エクステリアの変更点ですが、左が新型で右が先代のフロントエクステリアです。先代はグリル部分は黒のメッシュの様なカバーを採用していましたが、新型はメッキ調のフィンタイプのグリルカバーとなり、フロントバンパーの左右に大きなエアーインテークが設けられています。
写真左が2015新型ハイウェイスターで右が先代モデルです。大きな変更は内容に見えるのですが、ヘッドライトユニット(ハイウェイスターはヘッドランプはHIDとなります。)下に今流行りのLEDアクセントランプが取り付けられています。アイラインの様にスモールやヘッドライトを点灯するとかっこよくヘッドライト下が光るわけですね。LEDアクセントライトは恐らく6000kでやや青白っぽい光でインパクトは高いと思われます。その他フロントエアロバンパーの凹凸にメリハリが付いてフォグライトの周りのガーニッシュがかっこよくなっています。
インテリアは大きな変更は無く材質に上級感が加えられているそうです。
インパネシフトとエアコンスイッチ類も先代と同じ。
ハイウェイスターXグレードのキャビン。シックな色使いで若い人の印象が良さそうです。
Gターボグレードのキャビンは清潔感と高級感があります。
Sグレードのキャビンはホワイトカラーが多用さ入れていてとても清潔感あふれる空間です。
安全装備も充実で、自動ブレーキアシストと誤発進抑制機能であるエマージェンシーブレーキは全グレード標準装備。冒頭記載しましたハイビームとロービームをセンサーで前方車両を検知して切り替えるハイビームアシストも装備。これによって夜間特に暗い峠道も走りやすくなります。
車庫入れや縦列駐車アシストであるアラウンドビューモニターは「J」と「S」グレード以外全車標準です。またエンジンプッシュスタートと盗難防止のイモビライザーも付属します。
エンジンスペックですが駆動方式によって少し異なります。
アイドリングストップ機能の内「J」グレードとその他4WD駆動システムのエンジンは0.66リッター3気筒DOHCエンジン、最高出力36kW(49ps)/6500回転、最大出力は59Nm(6.0kg.m)/5000回転です。
2WDの「S」「X」とハイウェイスターの「X」と「G」グレードは0.66リッター3気筒DOHCエンジン、最高出力36kW(49ps)/6500回転、最大出力は56Nm(5.7kg.m)/5500回転です。
ターボGグレードは0.66リッター3気筒DOHCターボエンジン、最高出力47kW(64ps)/6000回転、最大出力は98Nm(10.0kg.m)/3000回転です。
デイズ 主要諸元表
- 全長x全幅x全高 3395x1475x1620(mm)
- ホイールベース 2430mm
- 定員 4名
- 駆動方式 FF / 4WD
- トランスミッション CVT
- タイヤサイズフロント 155/65R14 Gグレードのみ165/55R15です