スイフトは女性にも結構人気のあるスズキの軽量5ドアハッジバックモデルです。形式ZC72Sモデルはエコを重視した1.2Lエンジン主流となりグレードXG-DJEにはアイドリングストップ機能が実装されさらに低燃費を実現しています。グレードの方は次の通りです。
グレード別異なるポイントその1
幾つかグレードがあるのですが大きなポイントは二点、機種名の末尾にDJEが付加するモデルがRS除く全ての機種に用意されています。これはエンジンストップ機能が付く事を意味し運転席のインパネが大きく異なり、燃費にも大きく差がでます。
タコメータとスピードメーター一体型でデジタル液晶にエコ走行状態(リッター何キロ走行できているかを確認できます。)とエネチャージ状況を表示してくれます。
こちらがDJE記号無し、エンジンストップ機能なしの運転席とインターフェースパネルです。タコメーターとスピードメーター分離タイプ。
グレード別異なる点その2
その他フォグランプ部分にありますおしゃれポイントLEDイルミネーションランプが標準装備なのかそうでないのか、またオプションなのかが選ぶグレードポイントになると思われます。左がフォグランプなし(ヘッドライトの下です)、右がフォグランプ+LEDイルミネーションランプ装着イメージです。日暮れ時やお天気が悪い時の走行時ポジションを点灯したときの安全度とおしゃれ度が格段に違います。
LEDイルミネーション無し、オプション、標準装着別グレードは次の通りです。
- XGとXLは無し、オプション無し
- XS標準
- STYLE、購入時のみオプション装着可能
- RS特別標準装備
安全性を確保できおしゃれなLEDイルミネーション標準のフロントグリルの写真
LEDイルミネーションランプ無しのグリル周りの写真。
ZC72Sの概要
ヘッドライトが大型でややつり目の様な感じになりグリル部分が流行りのヨーロッパ車の様な感じに仕上がっています。(RS/STYLE含む)
写真はメーカーオプションのヘッドライトディスチャージヘッドランプ(HID)装着の状態です。
通常のハロゲンランプヘッドライト装着車の写真
内装は定員5名が十二分に乗車出来るスペースを確保、運転席助手席は体が運転時左右にブレないようにセミバケットでは無いのですが体をホールドするパッドが付属するタイプのシートが全車標準装着となっております。
ラゲッジスペース
トランクは後席の背もたれを倒してフルフラットにする事が出来るのでかなりの大きな荷物も収納する事が出来ます。フルフラットにして助手席を倒すことで長いゴルフバック2つ積みこむことが出来たりちょっと長いものでも車のトランクに収める事が出来ます。
安全運転アシスト機能
足回りやブレーキ周りに関しましてはスポーツ走行を目的とはせずロングツーリングやちょっとしたドライブそれに送迎やお買い物を目的とした車種ですので詳細は明記されておりませんが、もしも万が一例えばカーブの侵入速度を見誤ってコーナーに侵入してもドライバーをアシストするESP機能が全車搭載されます。通常の車でしたら速度オーバーで入ってしまったコーナーを無理にハンドルを切って曲がろうとすると後輪が流れてオーバーステアとなってしまいスピンしてしまう、カーブの外側に流されてしまう事をコンピュータが感知して安全に車体を姿勢制御してくれるサービスです。この装置があれば免許取りたての方でも安心してカーブの多い道でも楽しくドライブできると思います。
スイフトZC72Sのエンジンスペック
- エンジン型式K12B
- デュアルジェット エンジン
- 水冷4サイクル直列4気筒DOHC16バルブVVT
- 排気量1.2L(1242cc)
- 圧縮比CVTモデルは12.0、5MTモデルは11.0
- 最大馬力91馬力/6000回転
- 最大トルク12.kg.m/5MT4800回転、CVT4400回転
- 無鉛レギュラーガソリン
捕捉、RSのVFGE-F3【-FH3】型/CVTモデルのみ若干異なり5MTエンジン仕様と同じです。
車両サイズ及び燃費等
ZC72Sグレード | XG | XL | XS-DJE |
サイズ全長×全幅×全高 | 3850×1695×1535mm | ← | FFモデル3850×1695×1500mm |
FFモデル全高1510mm | 4WDモデル3850×1695×1535mm | ||
備考2、DJEFFモデル全高1500mm | - | ||
ホイールベース | 2430mm | ← | ← |
フロントトレッド幅 | 1490mm | 1480mm | ← |
リアドレッド幅 | 1495mm | 1485mm | ← |
車両重量 | FF/5MT、960kg | ← | FFモデルが1000kg。4WDモデルが1090kg |
FF/CVT、980kg | |||
4WD、1080kg | |||
DJE/FF、1000kg | |||
DJE/4WD、1090kg | |||
JC80モード燃費 | FF/5MT、19.4km/L | ← | FFモデル、26.4km/L。4WDモデル、22.6km/L |
FF/CVT、20.6km/L | |||
4WD、21.0km/L | |||
DJE/FF、26.4km/L | |||
DJE/4WD、22.6km/L | |||
フロントブレーキ | ベンチレーテッドディスクブレーキ | ← | ← |
リアブレーキ | FFモデルはリーディング・トレーリング | ← | ディスク |
4WDモデルはディスク | |||
フロントサスペンション | マクファーソンストラット式コイルスプリング | ← | ← |
リアサスペンション | トーションビーム式コイルスプリング | ↑ | ← |
タイヤサイズ | 175/65R15 84H | 185/55R16 83V | ← |
ホイール | 15インチスチール、ホイールキャップ付き | 16インチアルミホイール | ← |
STYLEの特徴
特別仕様車スイフトSTYLEの特徴としては、フロントメッキグリルに16インチアルミ削りだしホイール装着とSTYLEエンブレムをリアのトランクのドアに装着。
後は内装に専用シートレザー調と本皮ステアリングに専用ドアリム表皮とヘアインメタル調オーナメントを施した内装となります。
その他運転を楽しくするオーディオコントローラーにパドルシフト、スポーティーなシフトノブに運転席アームレストと運転席にサイドポケットを装着。
最後に女性に嬉しい紫外線カットガラスを採用します。これで運転していても日焼けの心配しなくても大丈夫ですよね。ただ上三つのオプションが余り可愛らしくなくどちらかと言えばシックな男性向けドレスアップ内容となってますのでややアンバランスな感じもします。
RSの特徴
RSはサイドステップにフロントとリアにスポイラーそれにリアスポイラー等のかっこいいエアロを標準装着した特別仕様車になります。SPECIAL EXTERIOR / SPECIAL INTERIOR
内装もスポーティさをパワーアップ、7速マニュアルモード付きパドルシフトをハンドル下に実装。本皮ステアリングに高速巡航をアシストしてくれるクルーズコントロール機能にRS専用ファブリックシート表皮を採用します。
RSのドライビング特性に併せた減衰力を固めの専用チューニングされたダンパーを採用、ロールを抑えてよりスポーティーにワインディングを楽しくドライブ出来るように仕上げています。
どのスイフトがおすすめなの?
まず個人的にアイドルストップは必要ないと思います。理由は各モデルでアイドリングストップ導入モデルのDJEクラスは+12万円程高価。しかも都会ならアイドリングストップの燃費効果は顕著になるかもしれないのですが地方では殆ど必要ないものと思います。
次にグレードですがSTYLEのオプションは魅力的では無いワンポイントのLEDイルミネーションライトもオプションです。それらを考慮すると残るはXSとなるのですがXSはアイドリングストップモデルしかなく2WDモデルで1654560円もします。
それを思うとやはりお買い得なのはRSでモルでは無いでしょうか。LEDイルミネーションライトも16インチアルミホイールもアンダースポイラーにかっこいいリアスポイラーが標準装備で一番安いグレード2WD/5MT、CVTモデル共通で1481760円。絶対RSがお買い得です。RS価格