PEUGEOTからRCZベース車両にチューニングを施した1.6L最速スポーツRCZ Rを限定150台販売。直噴1.6Lツインスクロールターボエンジン270馬力を発揮し環境にも配慮低CO2排出で排気量145g/kmのクリーンエンジンを搭載します。搭載されるエンジンは1.6 THP 270 BVM6型となります。
見た目は2シーターの様な感じのいかついフォルムですが定員4名乗車可能。ハンドルは左のみでミッションはマニュアル6MTのみ、駆動方式はFFです。
RCZ Rのキャビンです。シートはもちろんセミバケット
ショートストロークチックなシフトとでかいシフトノブが印象的です。
赤く塗られたブレーキキャリパーにはPEUGEOTのロゴが入ります。
RCZ Rのスペック
- 車両サイズ(全長×全幅×全高) 4290×1845×1350mm
- ホイールベース 2610mm
- フロントトレッド幅 1580mm
- リアトレッド幅 1595mm
- 地上最低高 110mm
- 車両重量 1340kg
- 定員 4名
- 駆動方式 FF
- トランスミッション 6MT
- 乾式単板ダイヤフラム式クラッチ
- エンジン型式 BVM6型
- ターボチャージャー付き水冷4気筒DHOC
- 排気量 1598cc
- 内径x行程 77.0x85.8mm
- 圧縮比 9.2
- 燃料供給方式 電子制御コモンレール式筒内直接噴射
- 最大出力 270馬力/6000回転
- 最大トルク 33.6kg.m/1900-5500回転
- 最高速度 250km
- 0から100km所要時間 5.9秒
- 無鉛プレミアムガソリンハイオク仕様
- タンク容量55L
- フロントブレーキ ベンチレーテッドディスク
- リヤブレーキ ディスク
- フロントサスペンション ストラット式
- リアサスペンション トーションビーム式
- タイヤサイズ 235/40 R19
RCZ Rの気になる点
PEUGEOTは乗ったことがないのでカタログスペックから気になる点を書いてみます。まず地上最低高が110mmって86/BRZよりも20mm低いのがまずとても気になりました。年齢と共に余りにも車高が低いと乗り降りするだけでもちょっと大変だなと。
乗ってしまえばセミバケットが体をホールドしてくれるので運転自体は楽だと思います。
セミバケットシートはフルグレインナッパレザーとブラックアルカンターラを組み合わせたを素材を使用しヘッドレストの下にRのロゴが入ります。
ハンドルは膝が当たらないようにD型ハンドルが採用されます。
ブレーキシステムは時速130kmから0kmまで停止に所要する距離は61mと言う耐久性に優れたPEUGEOスポーツ専用設計ブレーキシステムが採用されます。
マフラーは二本出しでPEUGEOTこだわりのエンジンサウンドをかもしだす設計となっていると言うことです。
エンジンサウンドを聞けるRCZ Rの公式動画
https://youtu.be/1DGTCTLYHhc
もし万が一車のコントロールを失った場合のドライバー補助システムESP機能を搭載。特にオーバーステア気味になってしまった場合はコンピュータが自動的にフェルカットやブレーキを制御して車の姿勢制御を行い車の安定を保ってくれるサービスです。GVBにもVDCと言うサービスがあるのですが基本的に車が暴れだしたらエンジンブレーキがかかるような感じです。
カラー
モカロンレッド
オパールホワイト
ペルラネラブラック
RCZ Rの感想
サスペンションとブレーキ周りの情報がもっと欲しかったです。PEUGEOTフランスのRCZ Rのページを見ても無くて。気になるリアスポイラーは自動的にダウンフォースを得る事が出来ない仕様なのかRETRACTABLE REAR SPOILER気になりました。恐らく固定の大型リアスポイラーが付属するので動かない?のでしょうか。
後はエンジンのフィーリングはどうなのでしょう。とても気になります。インパネを見てみると6000回転レッドゾーンとなってます。270馬力/6000回転最大出力なのに7000回転でレブが働くのでしょうか。何れにしても天井にカーボン素材を使っているのに1.6Lで1340kgはちょっと重たいと思います。車高が低い分ロールは抑えられるのですがコーナー速度が上げられないと想像するのですがそこはFFの強みを活かして強引にテールをついてこさせるようにねじり伏せて走るのでしょうか。何れにしてもPEUGEOTの車は全部かっこいいので大好きですが左ハンドルしか作ってくれないのはちょっと辛いです。右手でシフト操作って直ぐになれるのでしょうか。