キャデラック「SRX クロスオーバー」プレミアムグレードに自動ブレーキ搭載

ゼネラル・モーターズのキャデラックブランドで重厚なSUVである「SRX クロスオーバー」が一部改良され2015年11月9日より発売。

日本代理店扱いとなるのですがステアリング位置はアメリカの右側通行に併せた左ハンドルモデルしか販売されません。今回の改良点はラグジュアリーグレードとプレミアムグレードに安全装備を充実装備。またプレミアムグレードには自動ブレーキシステムである「エマージェンシーブレーキシステム（フロントオートマチックブレーキ／オートマチックコリジョンプレパレーション）」が標準装備。

共通安全運転アシスト機能は次のとおりです。

セーフティアラートドライバーシート。各種安全監視装置が危険を検知するとドライバーシートを振動させる機能です。この機能は以下の安全アシストサービスと全てに連動します。

フォワードコリジョンアラート。フォワードは転送と言う意味、コリジョンは競合や衝突を意味します。時速40km以上で走行中にレーダーとカメラが前方の障害物を検知すると警告をしてくれます。検知可能距離は三段階に調節できる。

レーンディパーチャーウォーニング。脇見運転防止機能です。時速56km以上で動作、カメラにより車線を監視しておりウインカー無く車線をはみでると警告を発します。

サイドブラインドゾーンアラート。後方を走行する車両を監視し、車から死角の位置に入るとドアミラーにアラートを表示し安全に車線変更できるサービスです。

リアクロストラフィックアラート。後方に死角が沢山出来るSUVには嬉しい機能です。リバース時に車を後退するときに人や障害物、左右30m範囲内で走行してくる車を検知すると警告を出してドライバーに知らせてくれます。

盗難防止システム。車体傾斜センサーを装備したセキュリティを標準装備。車体の動き、ガラスを叩いたり割れた衝撃、車内での動きなどを検知すると電源内蔵型ホーンアラームが作動します。バッテリーを切られても警告音が鳴るので安心。

パワートレーンは一種類のみで、3.0リッターV型6気筒DOHCガソリンエンジンを搭載し最高出力は269ps/6950回転、最大トルクは30.8kg.m/5100回転、駆動方式はAWD、トランスミッションは6速ATのみの設定です。燃費は車重2060kmもあるのと高回転型エンジンを搭載するのでJC08モード7.7km/L。