Jaguar Land Roverから今までラグジュアリー系のSUVとしてはありそうでなかったオープンカータイプ「RANGE ROVER EVOQUE CONVERTIBLE」(レンジ ローバー イヴォーグ コンバーチブル)が2016年に発売が予定されているとの事。リンク先の公式ページにはプロトタイプが公道走行テストされている様子の動画が公開されていますが2015年後半に詳細を公式発表される予定で予想販売価格は55.000ドル(日本円で約680万円前後)。
2012年のジュネーブモーターショーにコンセプトモデルが発表され2013年の夏には既に生産出来ると言う情報は存在していたとされます。何故これ程の時間が経過してから満を持しての発売となったのかは確認できていません。何れにしてもラフロードを走ると言うよりはレンジローバーはオフロード向けなので完全にルーフトップをフラットとするのは危険なのでその辺の問題点を取り除くのに時間が必要だったのでしょうか。
プラットフォームは「イヴォーグ」で2ドアクーペ。パワートレインは定かでは無いのですが予想では2.0リッターターボガソリンエンジンに駆動方式は4WDのトルクペダリング付きでトランスミッションは9速オートマチック。新開発されたディーゼルターボエンジン「Ingenium Engine」はヨーロッパ向けには搭載される可能性が強いですが日本だとディーゼル車の排気ガス規制基準を満たす必要があるのでディーゼル車の販売は難しいのが現実です。
日本でもし販売されるとなると、既存のガソリンエンジン「204PT型」直列4気筒DOHCターボが搭載され、最高出力は240ps、最大トルクは34.7kg.mのスペックとなる可能性が高い。
ジャガーランドローバー新開発エンジン「Ingenium Engine」です。EU6と言うヨーロッパ排気ガス規制をクリアする2.0リッターディーゼルターボエンジン。新型ディーゼルターボは既にディカバリースポーツ搭載される事が決まっていて、150psと180psと2つの異なるスペックを持ち180psグレードでは0-100km/hの加速時間は8.9秒で最高時速188km/hを出すことが出来るとの事。
コンバーチブルはかっこいいのですが、ルーフがない分シャシーやボディー剛性の補強が必要となるのですがSUVとなると更にルーフトップのある車種と比較すると重量が重たくなってしまいます。その点軽量化を図られた新型「Ingenium Engine」エンジンの採用は必須と思われます。
ラフロードを走れるオープンカーってすごい魅力的です、ルーフをオープンにした状態で林道や河原それに海岸走ると気持ちがよさそうですよね。
イヴォーグ コンバーチブル 公式動画
プロトタイプはカモフラージュされていますが、公道テスト走行されている様子が既にスパイショットされています。